3月の気になるゲーム
気になるアニメ
今月の一曲

編集前記

「ニンテンドーゾーン」と「ニンテンドー3DSステーション」のサービスが2月28日に終了します。ニンテンドーDS・3DSのインターネット通信が店頭でできて、オリジナルコンテンツの視聴もできるサービスが「ニンテンドーゾーン」で、画面つきでゲーム映像なども流していた店頭端末が「ニンテンドー3DSステーション」です。
過去には「すれちがい通信中継所」としても利用され、登録者の少ないソフトですれちがい通信をできる貴重なスポットでした。
「ニンテンドーゾーン」として2009年に開始してから10年あまり。既に多くのサービスは終了し、「ステーション」の撤去も進んでいるようですが、2月をもって完全終了となるようです。

また、3月末まで受け付けるとしていたWii本体の修理ですが、想定以上に依頼が多かったため予定より早く終了したそうです。

3月の気になるゲーム

NintendoSwitchNS>社

▼12日、「ヒューマン・リソース・マシーン デラックス 初めてのぷろぐらみんぐ入門セット」

社員の行動をプログラミングして課題を解決する、プログラミングパズルのパッケージ版。社員を直接操作するのではなく、「動き方」を教えて働いてもらうことになります。
基本となる「ヒューマン・リソース・マシーン」と、続編で上級編の「セブン・ビリオン・ヒューマンズ」をセットにし、ガイドブックも付いています。ガイドブックでは、プログラミング初心者でも基礎知識から学べるようです。

<Effect視点>
「箱の中身を足す」「箱を出口に置く」といった単純なコマンドを並べてプログラムを組みます。プログラミングでいう変数やレジスタ、入出力や条件分岐が「社員」「箱」「出入口のコンベア」などで見えているので、プログラミングの考え方を直感的に理解しやすいように思います。
「スーパーマリオメーカー」でプログラミング(数値演算)してしまう人もいましたが、より視覚的で、より簡略化されたプログラミングという感じでしょうか。

気になるアニメ

▼2015年7〜9月期、「六花の勇者」

剣と魔法のファンタジー世界で、推理小説の犯人当てや密室トリックの要素をあわせ持つ作品。
300年ごとに復活する魔神を封印するため、各地から選ばれる6人の勇者。しかし、集まってみれば勇者は7人。「7人目は誰か」という原作1巻のストーリーを、12話にわたってじっくりと描きます。
先に原作小説を読んでいました。ファンタジー設定を活かした密室トリックなどもあるのですが、あくまでもフェアなトリックで好感が持てます。映像化したことによるわかりやすさに加え、じっくり丁寧に描いたことで、ややこしさも緩和されて良いアニメ化だったと思います。

▼放送中、「虚構推理」

怪異、妖怪などと呼ばれる存在がいる現代日本で、様々な事件を解明する伝奇ミステリー。時には怪異が引き起こす事件を、時には怪異側が困っている事件を扱います。
推理ものということもあり、会話シーンが多いのが特徴です。といっても事件と関係のない元カノと今カノ(?)の自慢しあいのような会話もあります。言い回しが心地よく、もっと聞いていたいと思えるのがいいですね。
主人公は怪異たちに「知恵の神」として崇められる少女。推理力も高く、時には戦闘もこなすヒロインですが、人を食ったような性格で、時折見せる顔芸も魅力的です。

今月の一曲

「火炎放射器とわたし」七瀬かりん(CV.上坂すみれ)

深夜ドラマ「青春!火吹き娘!」オープニング曲、……という設定の「虚構推理」の挿入歌です。
ドラマのはずなのですが、アップテンポで元気系な電波歌詞アニメソングに仕上がっています。アニメオープニングを想定した映像とともに、テレビサイズで放送されました。冷静な本編とのギャップが大きく、インパクトがありました。恐らくアニメで流れるのはこの1回だけのはずですが、なぜ完全燃焼してしまったのか……。
期間限定でYouTubeで視聴できるほか、アニメ円盤2巻の特典としてCDが付くそうです。単品での販売は無さそうですが、配信だけでもやらないかと願っています。
七瀬かりんについては、本人のTwitterアカウントがアニメ放送前から稼働していたり、本編に出てくるまとめサイトが実在していたり、アニメのための仕込みが各所にあるようです。


(2020/02/22更新)このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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