4月配信ダウンロードソフト
5月の気になるゲーム
気になるアニメ
今月の一曲

編集前記

新型感染症がこれほど長引くとは思っていませんでした。途中の回で放送中断となってしまうアニメもあるようです。
暗いニュースは多いですが、楽しむべきところは楽しんでいきたいです。

4月配信ダウンロードソフト

NintendoSwitchNS>DSi

▼4月23日、「バトル オブ エレメンタル BURST」

三人称視点の1vs1の3D対戦アクション。精霊使いとなり、ビームやレーザーを撃って相手を倒せば勝利です。CPU戦、ローカル対戦、インターネット対戦に対応しています。

相手を正面に捕捉することが重要で、うまく捕捉できると攻撃に追尾がついて有利です。逆に、こまめに動きまわることで相手の捕捉を切るような立ち回りも重要です。
DSiウェア版の初代「バトル オブ エレメンタル」の公式サイトに、上達のための練習方法がまとまっているので、そちらも参考になります。

<Effect視点>
9年前のDSiウェア版から細々と続くシリーズの3作目です。ボタン数の増加や、画面サイズの拡大、バーストシステムの追加などが入っていますが、基本的には3DS版と大きな違いは無いようです。
登場キャラクターは精霊使い(≒魔法少女)なのですが、「バーチャロン」シリーズに影響を受けすぎたシステムのため、3D対戦ロボットシューティングと言ったほうが伝わるようです。

5月の気になるゲーム

PlayStation4PS4>SFC

NintendoSwitchNS>SFC

▼28日、「海腹川背BaZooKa!」

固定視点のラバーリングアクション。ルアーと釣り糸を使って、天井にぶらさがったり、壁に引っ掛けて登ったり、様々なアクションをこなしてゴールを目指すシリーズです。
最新作ではeスポーツ時代を意識した多人数要素が増強されています。最大4人での協力プレイ、対戦プレイができ、オンライン対戦にも対応しているそうです。

<Effect視点>
初代はスーパーファミコンですし、長いシリーズですね。東京ゲームショウで発表された際は、対戦格闘ゲームとして紹介されていたのですが、それはモードの1つに過ぎなかったようです。従来の1人用の面クリア型アクションも健在で、オンラインランキングもあります。

気になるアニメ

▼放送中、「波よ聞いてくれ」

話の上手いカレー屋店員が才能を見出され、深夜のFMラジオでしゃべりまくることになるお仕事ストーリー。

主人公は下世話で楽屋オチ好きな26歳女性、スープカレー屋店員。たままた失恋話をぶつけていたのがラジオ局の型破りなディレクター。偶然の出会いからラジオ業界に引きずり込まれていきます。
なんといってもセリフのセンスが抜群です。生々しくエグい、綺麗事ではないセリフの濁流がキャラクターを生き生きとさせています。基本はコメディながら、しっかりした人間ドラマが背景にあります。
おそらくシンデレラストーリーの一種ではあるのですが、これは灰をかぶったままのシンデレラとでも言えばいいのでしょうか。

「ラジオ」を名乗る当サイト(AM派ですが)としても、気になって仕方ない作品です。作中でも、ラジオの手作り感や、ゆるい雰囲気に言及していて、共感できます。

▼放送中、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」

恋愛系乙女ゲームの悪役に転生した女子高生が、ゲーム内の破滅イベントを回避すべく奮闘する、野生派お嬢様コメディ。

舞台は西洋の貴族社会、主人公もお嬢様、周りには王子様だらけ。主人公は前世の記憶から、自分が「乙女ゲームの悪役」だと気付きます。そのゲーム内では、どのルートであろうと最後に成敗されてしまう。可能ならば破滅回避、最低でも自力で生きていけるようにと努力を始めます。
ゲーム版での事前知識を活かして、破滅フラグを取り除きます。それは他のキャラクターの悩みや問題点を先回りして解消すること。本人にとっては破滅回避のためですが、結局のところそのキャラクターたちを魅了することに。
更には自衛のための土魔法強化策として農作業を開始。努力の方向がところどころズレているのが、なんとも愛らしいです。

タイトルに「乙女ゲーム」とあり、原作も「一迅社文庫アイリス」なので、本来は女性ターゲットの作品のようです。が、純粋にコメディとして面白いですし、ほっこりする居心地の良さに包まれています。食わず嫌いで見逃してはもったいない良作と思います。
現在3話まで視聴しましたが、3話までが幼少期編で、4話から成長後の話となります。このまま心地よい雰囲気を続けてくれることに期待します。

今月の一曲

「LeMU 〜遙かなるレムリア大陸〜」KAORI

2002年発売のゲームソフト「Ever17 -the out of infinity-」のオープニングテーマ曲。
このゲームは「ネタバレ厳禁」なので、決してタイトルを検索してはいけません。アドベンチャーゲームが好きなら損はないので何も見ずにプレイしてください。廉価版があるPS2とPSP、ダウンロード版のあるWindowsあたりが入手しやすいですかね。
ゲーム内容は、2017年5月の連休に海中テーマパークに来ていた少年少女が、事故により閉じ込められてしまう話です。「すぐに救助が来る」と楽観して遊んでいるなど、冗長な部分は多いのですが、そこは我慢して少しずつ謎を拾っていただけたらと思います。ゴールデンウィークの外出自粛のお供にも最適と思います。

ここまで書いて、やっと曲紹介ができます。移植版では別の曲もあるのですが、こちらが初代オープニング曲です。
閉じ込められている緊迫感、舞台である海中感、透明感、静かながらも期待を呼び起こすような曲で、まさにゲームにぴったりの主題歌です。プレイ前とクリア後で曲の印象が変わるのも面白いです。
なお、当初のゲーム会社が消滅してしまい、曲の権利も複雑なようで、楽曲ダウンロード配信やカラオケ配信が見当たりません。何度か発売されたCDか、ゲーム本編で聴くしかないようです。


(2020/04/30更新)このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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