12月号/第22巻第12号通巻266号
毎年11月に日経トレンディ誌&日経クロストレンド誌が「ヒット商品ベスト30」を発表しています。 エンタメ分野だけでなく飲食や日用品、電子ガジェットなども混ざるランキングですが、 今年は久しぶりにゲームソフトが上位にランクインしていました。 3位 「あつまれ どうぶつの森」 、13位 「リングフィット アドベンチャー」 です。 大変革の年でしたが、最後に明るいニュースで嬉しいです。
ゲームボーイ版「Sa・Ga」シリーズのRPG、3作品を復刻したオムニバス。
日本語版だけでなく英語版も収録しています。
モンスターの肉を食べて別のモンスターに変身するシステムや、
中世ファンタジーと近未来の混ざり合う世界設定などが、ゲームボーイ版の特徴ですね。
基本的にダウンロードソフトなのですが、メーカー直販限定の特別版パッケージも用意されています。 こちらもゲームカードではなくダウンロードコードが封入される形です。
<Effect視点>
初代「魔界塔士Sa・Ga」発売から31年となる記念日に発売されます。
ゲームボーイのモノクロ表示のまま収録され、縦持ちでゲームボーイ本体を再現した操作方法も用意されています。
なお、一部モンスターなどの名前は変更済みのようです。
交差点の信号を切り替える交通整理アクション。 交差点には自動車が次々と来るので、状況を見極めて信号を切り替えていきます。 1人用モードのほかに、ローカルで4人まで同時に協力できるモードもあります。
<Effect視点>
協力型の忙しいアクションゲームのようです。
十字の交差点だけでなく、ロータリー交差点や踏切などを切り替えるレベル(ステージ)もあるようですね。
魔法使いの資格である「魔女」の少女が、世界各地で起きたエピソードを綴る旅行記もの。 いわゆるファンタジーな中世ヨーロッパ風の世界を一人旅します。
物語は主人公の視点で描かれますが、必ずしも本人が関わる話だけではなく、
あくまで旅人として深入りしないストーリーもあります。
平和な話だけでなく、物騒な話や、救いのない話などもあり、各回の印象の格差は大きいです。
終盤には、青少年の視聴に注意を促す回もあります。
主人公の性格がなかなかに印象的で、好奇心は強いのに干渉を避け、 自信家で他人をからかう傾向もあるという、主人公らしからぬ設定です。 そこが生々しく、活き活きと描かれています。
DJ活動が活発な高校に転校してきた主人公が、仲間を集めてDJチームを結成して大会を目指す青春もの。
クラブDJをテーマにしたメディアミックスの、主人公チーム結成ストーリーといった位置付けです。
クラブDJですが各チームに生ボーカル担当がいて、アイドル要素もMIXした設定のようです。
主人公がDJ初心者で、主人公といっしょに視聴者も学んでいくスタイルです。 チームメンバーも主人公が次々に魅了していくので、少しずつ理解していけます。
基本的に明るいキャラに明るいストーリーで、安心して見れるのがいいところですね。 ギャグシーンでの間の取り方も独特です。 物語が進むにつれ、面白さが上がっていくので楽しいです。
全国の温泉地に二次元キャラクターを設定して、 CDドラマや音楽なども交えた地域活性プロジェクト 「温泉むすめ」 から、作中最強ユニット「AKATSUKI」の持ち歌の1曲です。 まだアニメ化されてなく、過去のアプリでも曲は流れてないはずですが、隣接コンテンツとして紹介します。
強いメロディに重いオケ、さらにパワー系ボーカルが加わり、まさにラスボス感あふれる曲ですね。 全体的な緊迫感から、Bメロにぎりぎり残るアイドル要素もあり、欲張りです。 温泉むすめの曲は和の要素が入ることが多いですが、この曲では和というよりオリエンタルに近いでしょうか。
当初は配信専用アルバムで発表され、のちにコンプリートCDに収録されたのですが、 配信アルバム版とコンプリート版でバージョン(パート分け)が違うという情報を知って戦慄してます。