4月号/第23巻第4号通巻270号
「Newポケモンスナップ」 の発表にも驚きましたが、今回は別のソフトの紹介です。 ニンテンドウ64版の 「ポケモンスナップ」 は未来感のあるゲームでした。 ゴンドラのように一定速度で移動したまま撮影するのが、ゲーム要素として面白かったです。
USBキーボードで文字をタイピングして敵を倒していく、子供向けタイピングゲーム。
RPG風の絵本のようなファンタジー世界で、
タイピングが上達するほどストーリーを進めることができます。
どこにキーがあって、どの指で打つといいかを教えてくれるサポートシステムもあるそうです。
ランキングや対戦モードもあります。
当然USBキーボードが必要で、テーブルモードで遊ぶ場合はUSBハブも必要ですが、 この2つをセットにしたスターターセットも発売されます。
<Effect視点>
なんという的確なネーミングでしょうか。
ゲーム機用のタイピングゲームは久しぶりですし、子供ターゲットな作品も珍しいと思いました。
少し気になるのは「ローカル対戦モード」のやり方です。
本体1台にキーボード2台つなぐことができるのか、本体も2台いるのかが不明です。
本体1台でいけるなら、PCでもなかなかできない体験ですね。
日常から突然転移し、武装した「装甲娘」となった少女たちが、謎の生命体と戦う戦闘もの。 「ダンボール戦機」の関連作で、アプリも出ています。
転移した先は、謎の生命体に侵略されて滅亡寸前の世界。
いきなり戦場に投げ出され、命がけの戦いを繰り返す日々。
……のはずなのですが、加わった小隊がどこかゆるい。
本拠地となる装甲車のAIは、すっトボけた口調。
隊員も食い意地が優先される個性的な装甲娘たち。
日本の各地を転戦しますが、本人たちは観光旅行気分。
1話まるまる観光してるだけの回もある始末。
根底にシリアスがあるものの、どんな絶望的な状況でもギャグシーンを入れてくる姿勢に、 まったく展開が予想できません。 ありきたりではない意欲的な作りが刺激的な作品でした。
9人の高校生がヒーローショーで地元を盛り上げていく青春群像劇。 遊園地やデパートで行われる「戦隊ヒーローショー」がテーマです。
全国で「ご当地ヒロイン」ブームが起き、地元公演への観客動員や映像商品などで盛り上がっている日本で、
有名ヒロイン不在県と呼ばれた万葉県が舞台。
妹のために一度限りの手作りショーを開催したことから、物語は大きく動き出します。
主に特撮作品を元ネタとしたパロディが多数盛り込まれ、ギャグ要素も多いですが、
それでいて本筋は熱い友情と青春の群像劇。
失敗、挫折、劣等感などをひとつひとつ乗り越えていく王道ストーリーです。
撮影ではなく舞台で行われるヒーローショーのため、ライブ感も特徴的です。 突然の雨、時間のズレなど、突発的なアクシデントにアドリブで対応していく緊張感がたまりません。
舞台となる万葉県はそのまま千葉県で、陽菜野市は大多喜町・いすみ市周辺がモデルです。 放送後3年経ってようやく現地とのコラボが始まり、3月現在ではヘッドマークを付けたコラボ列車も走っています。 現在のコラボ列車の期間は短いそうですが、コラボ商品などは続いていくそうです。
「アクションヒロイン チアフルーツ」 1話の特殊オープニング曲です。 1話時点で13週連続1位という最強のご当地ヒロイン「カミダイオー」の、テーマソングとして使われています。
放送当時は既に平成の終わりですが、完全に昭和の特撮ソングを意識した曲となっています。 特撮らしい曲調(作曲者で驚きます)、昭和っぽい歌い方、 さらに昭和っぽいフォントで表示されるスタッフ陣、という徹底ぶり。 特撮を良く知らない自分でもワクワクしてしまいます。 舞台となる出雲を盛り込んだ歌詞もご当地感を強めています。
1話オープニングなので動画サイトなどでも視聴できます。 TVサイズはサントラCDに、フルバージョンは円盤特典CDで発売されています。 フルバージョンはカラオケでも配信中です。