編集前記

すみません、月末に間に合いませんでした。

10月配信ダウンロードソフト

NintendoSwitchNS>砂漠

▼10月20日、「Gas Station Simulator ガソリンスタンド・シミュレーター」

ガソリンスタンド経営シミュレーション。
砂漠の真ん中にある廃棄されたガソリンスタンドを買い取り、外観を美化したり、設備を修復したりして、お客さんを呼び込みます。お客さんには給油だけでなく、車両整備や物販など様々なサービスを行います。

<Effect視点>
経営シミュレーションゲームは多数ありますが、なかなか珍しい題材ですね。周りに影響をうけない砂漠の中なので、自分らしいガソリンスタンドを築き上げることができそうです。

気になるアニメ

放送中

「Do It Yourself!! −どぅー・いっと・ゆあせるふ−」 

高校DIY部を舞台に、工具を使いDIYする日常ストーリー。

ドローンが飛び自動運転バスが行き交う、ちょっとだけ未来の高校で、DIYをテーマに高校生の交流を描く日常作品です。

とはいえ、序盤ではDIY要素は控え目です。そのかわり各話1人ずつを掘り下げるキャラ紹介が続きます。慌てずゆっくり丁寧に描かれていて、キャラを好きになりやすい構成です。DIYらしいスローライフということでしょうか。

主人公もなかなか珍しいタイプです。空想癖が強く、日常生活でも毎回保健室送りになるケガ人。トンカチで釘を打つだけでも失敗してしまい、工具の扱いも上達する気配がありません。
主人公でありながらDIYの話題の外で空想を飛ばすだけのこともあります。しかしその空想は奇想天外で面白く、雰囲気を和ませてくれます。

主人公が前に出ない分、他のメインキャラにも光が当たります。DIYに詳しかったり、初挑戦でも適正があったりと、様々なキャラが動く、群像劇としての楽しさもあります。

新潟の三条市が舞台で、現地の工具メーカーともコラボしています。電動ドライバーをはじめとした工具が多数出てきます。が、今のところは薄っすらとほのめかす程度で、押し付けっぽさが無いのも好感が持てます。

まだまだ部員集めのキャラ紹介が続いていますが、大物の「ツリーハウス作り」に入っていくようで、どのように描いていくかに期待しています。

2021年10〜2022年10月期

「ワッチャプリマジ!」 

中学生が歌い踊るスポーツ「プリマジ」での成長を描く、スポ根作品。

華やかなエンターテインメントショウとして飾られた「プリマジ」ですが、競技性の追及や、運営側の内部対立などにより、長年のわだかまりが積もっています。
見ているだけだった「プリマジ」ステージに、突然誘われた主人公が飛び込み、プリマジの先輩たちとともに、少しずつ解決していくという流れです。

登場人物が少な目なので、個人にフォーカスしたストーリーが多く、キャラを多面的に描いて深みを生み出しています。ステージもソロが基本になっていて、その分、個性的な楽曲、個性的なステージが繰り広げられます。

なお、「ワッチャプリマジ!」にて「プリティーシリーズ」のTVアニメの連続放送が一旦終了すると発表されました。他にWebアニメやWebラジオ、ゲーム機といった展開は続いていますが、TVアニメについては最終回を迎えました。

「プリティーリズム」3作で模索して「プリパラ」で花開き、11年半という長期シリーズに育ったアニメシリーズでした。
シリーズ作品ですが、世界設定などはリセットされていて、登場人物なども全員新キャラです。

「プリパラ」以降、スポ根やドロドロした人間関係の要素は薄まっていたのですが、「プリティーリズム」以来のガチのスポ根要素が復活しました。悩み、壁にぶつかり、犠牲となり、といった泥まみれなシナリオが描かれました。
「プリティーリズム」が特に好きだった自分には、当時の頃のような重いシナリオに喜んだものです。
「一旦」終了の言葉を信じ、いつか復活することを願っています。

今月の一曲

2022年

「こんな世界に告ぐ」心愛れもん with きゃろん(CV.鈴木杏奈、吉河順央)

2021年10月〜2022年10月期アニメ「ワッチャプリマジ!」挿入歌。
登場人物の一人、心愛れもんの持ち歌です。

ゴシックな姿で登場し、静かなピアノソロから始まりますが、一気に激しいロックに変わります。ゴシックメタルのように激しくも荘厳なバンドサウンド。スピーディーなギターとドラムに、怪しげなメロディーrラインが活きます。
歌詞は自分らしく道を追い求めることを語気強く宣言し、周囲への不満を思春期らしく不器用に独白するものです。
そしてパートナーきゃろんの力強い「ヴォイ!」のコール。

過去のプリティーシリーズにもロック好きのキャラは何人も登場しますが、なぜかロック曲を歌わないことが多かったです。激しいロックにパワフルなヴォーカルという組み合わせは待望でした。


(2022/11/01更新)このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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