編集前記

今年もよろしくお願いします。

以前に紹介したミニチュアアーケード筐体「イーグレットツー ミニ」について、追加情報がありました。
2022年9月に更新データが公開され、不具合の修正や一部仕様の見直しが実施されました。なお、更新しないで遊びつづけることもできます。
また、2022年12月には追加データ集「アーケードメモリーズ vol.1」が発売されました。新しく10タイトルを追加で遊べるようになります。
本体発売から1年弱が経ちましたが、引き続き展開されていて嬉しいです。

1月の気になるゲーム

NintendoSwitchNS>奇怪

▼19日、「雪ん娘大旋風 〜さゆきとこゆきのひえひえ大騒動〜」

全方位型雪ん娘シューティング。
トップビューの全方位にスクロールできる世界で、「つらら」を撃って大量の敵妖怪を凍らせていくシューティングアクションゲームです。
2人協力プレイもあります。

2018年にダウンロード版が配信されていた作品のパッケージ版となります。

<Effect視点>
元々は2007年にWiiで発売され、品薄ながらもファンの多い作品でした。全方向シューティングで妖怪を倒す、とあるゲームの続編として開発されていたものでは、という奇怪な噂もあります。
Switch版はパワーアップ移植となり、遊びやすく改良されているそうです。

NintendoSwitchNS>不思議

▼27日、「アリス・エスケイプト!」

キャラクター切り替え型のサイドビュー探索アクション。「不思議な国のアリス」をモチーフにしたファンタジー世界を探索するアクションゲームです。

特徴の違う2人のキャラクターを切り替えながら、フィールドを探索します。かわいらしいキャラクターが繰り出すコンボや必殺技で、敵と戦っていきます。会話シーンにより分岐するマルチエンディングのストーリーから、少しずつ謎が解けていくそうです。

<Effect視点>
恐らくダウンロード版の配信と思われますが、明確な情報が見つかりません。発売が金曜なのでパッケージ版にも思えますが、パッケージ版の予約サイトがまだ見つかっていません。現状では判断がつかないのでパッケージ版扱いで紹介しています。

気になるアニメ

2022年10〜12月期

「ぼっち・ざ・ろっく!」

独特の不器用さで「ぼっち」な高校生が、バンド活動で世界を広げていく音楽もの。

自称陰キャで中学時代にエレキギター演奏だけを極めていた主人公。高校進学を期に、ぼっち脱却を決意して、ギターを背負い登校します。その放課後に「ギターが欠員したバンド」に誘われ、バンド活動がスタートします。
ライブ資金を稼ぐために働いているライブハウスが主な舞台です。ライブハウスあるある、バンドあるあるを交えながら、主人公たちの悪戦苦闘が描かれていきます。

主人公の「ぼっち」な言動が、あまりにリアルな演技により表現されていて素晴らしいです。慣れの無さ故の「あっ」から始まるセリフは、対人恐怖を乗せて噛み気味に綴られます。予定外の振りに切羽詰まって「良かれ」ととる行動は、ことごとく意味不明で挙動不審。その不器用な生き様こそが「ロック」である、そんな意思すら感じます。

基本はギャグテイストですが、音楽面に関しては「ガチ」の一言。1クールアニメとしては豊富すぎる楽曲群。さらに、ただのCD音源再生ではない、ガチの演奏シーンが描かれます。初心者故の経験不足や緊張すらも再現してしまうリアリティ。まさに「ライブ感」のある仕上がりで、制作陣の音楽愛があふれています。

2022年10〜12月期

「4人はそれぞれウソをつく」

秘密を隠した4人の中学生活を描いた、非日常的な日常コメディ。

幼い見た目ながら、不時着した宇宙人の大佐。お嬢様風ながら、命を狙われている抜け忍。優等生ながら、他人の考えが読める超能力者。圧倒的な女子力ながら、姉と入れ替わっている男子。
たまたま仲良くなった4人が中学生活を送っていきます。

タイトルはシリアスそうですが、基本的には突き抜けたコメディです。
地球人の常識、一般人の常識に欠けた2人がハチャメチャなことを巻き起こし、超能力者が収拾を図ろうと苦心し、男子が巻き込まれるのが基本のパターン。どうしても収拾がつかない場合には、宇宙人の超能力で無理やりに解決してしまうことも出来る気楽さ。
今では希少となった、頭を使わずに楽しく見れる、ツッコミを超えた先のナンセンスギャグ作品です。

今月の一曲

2022年

「花の塔」さユり

2022年7〜9月期アニメ「リコリス・リコイル」EDテーマ。

アニメも曲も大ヒットしているので今さらではありますが、心に刺さってしまったので紹介します。

超ゴキゲンなバンドサウンドです。アニメ本編は銃撃戦やシリアスシーンも多数あるというのに、毎回最後はノリノリなエレキギターのイントロで締める。シリアスでも暗くしすぎない配慮なのか、印象的な選曲と思います。

どこまでもまっすぐ伸びるロングトーンボーカル、サビのファルセットによるインパクト。底抜けに明るいながらも、どこか切なさを含むところも好みです。
「バディもの」な作品に合わせた「二人」のための歌詞も、本編視聴後に「あのシーンのことだろうか」と想起できるリンク度です。シンガーソングライターらしい独特な譜割りにもクセになります。


(2023/01/04更新)このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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