6月号/第25巻第6号通巻296号
PS5の周辺機器として「Project Q」が発表されました。
見た目は携帯ゲーム機ですが、家にあるPS5本体を遠隔で遊ぶための専用コントローラだそうです。あると便利ですし、PS5のユーザ層を広げそうですね。まだ詳細情報がほとんど公開されていませんが、価格などの発表が楽しみです。
近未来の3D空間を探索して難事件を解決していく、推理アクション。
事件現場で鍵となる情報を探索して、その情報から真相を推理するというアドベンチャー要素を、全編3D空間で行うところが新しいです。
探索パートは3D空間を歩いて怪しい場所を探します。推理パートは「謎迷宮」という思念的な空間で行い、事件の謎ごとに様々なアクションゲームやコマンド選択などで攻略していきます。
他の探偵と仲良くなることで能力が増え、推理パートのアクションを遊びやすくする要素もあるようです。
<Effect視点>
「ダンガンロンパ」シリーズのスタッフの新シリーズです。独特のダークな雰囲気が、近未来の世界に生まれ変わっています。
推理アドベンチャーをもっと広い層に届けたいという想いで、積極的に新要素を投入しています。その分、文字では説明しにくく、動画による紹介に力を入れていくそうです。
2人のゴルファー少女が出会う、青春ゴルフストーリー。
主人公の1人は、賭けゴルフなど裏の世界で日銭を稼ぐ、ヨーロッパの記憶喪失の少女。破天荒で大胆、リスクの高い強行突破のゴルフが持ち味です。
もう1人は、元トッププロでゴルフ用品メーカー経営者の親を持つ、日本の高校生令嬢。的確で精度の高い、それでいて天真爛漫なゴルフが持ち味です。
たまたまゴルフ場で出会い、1ホールの勝負で惹かれあう2人。もっと勝負したいという2人の思いを、動き出した運命が阻んでいきます。
割と地味なスポーツですが、試合中でも大胆に省略して、大事なシーンだけを描くテンポの良さ。さらに、突飛なシチュエーションを織り交ぜて楽しませてくれます。
ギリギリ実現できるかもしれない特殊能力による超絶プレーもあり、一部で「令和のプロゴルファー猿」と呼ばれるのも納得です。闇の組織の地下ゴルフ場で、物理的にランダム生成されるコースといった、設定の面白さも見どころです。
設定や能力は突飛でも、ストーリーは着実に進んでいきます。命がけのシーンなどもあり、本質はシリアスです。それを突飛なプレーで賑やかにする、そのバランスが良いですね。
シリアスでドロドロな設定もありますが、根本的には楽しませたいという意思が見えます。クライマックスまでハッピーエンドを信じています。
なお、現在は第2シーズンを放送中で、第1シーズンは2022年の4〜6月に放送されました。数話ごとに舞台が大きく変わる構成なので、途中から見ても着いていけるとは思います。もちろん第1シーズンから繋げて見たほうが細かいネタを楽しめそうです。