11月号/第25巻第11号通巻301号
11月10日に「プレイステーション5」の新型が発売予定です。
本体の小型軽量化がされています。また、デジタル・エディションに後からディスクドライブを追加できるようになったそうです。
コンパクトな推理アドベンチャー。
「文庫本サイズ」をキーワードに、4つのエピソードを収録した推理アドベンチャーです。聞き込みで情報を集め、推理パートで解明していくというオーソドックスなスタイルです。
既にスマートフォン向けアプリで配信されているものをまとめた作品です。殺人事件や神隠しなど、ハードボイルドなミステリのようです。
<Effect視点>
推理アドベンチャーの新作ということで期待しています。
モノクロ、グレイスケールの荒いドット絵で表現されていて、センスを感じます。何より見やすいのが助かります。
記憶ダイブ能力を駆使して事件を解明していく、捜査アドベンチャー。
遥か未来の海上都市で起きた事件を捜査するアドベンチャーです。物に触れることで持ち主の記憶にダイブして、過去を調べたり改変したりできる特殊能力を使って、事件を解明していきます。
VR用に発表されていた作品をNintendoSwitchへ移植したもので、ストーリーの追加もあるそうです。
<Effect視点>
あくまで「捜査アドベンチャー」であり「推理」ではないようです。ゲームの目的は解明であり、情報を集めることということでしょうか。
お人よしすぎて事件を解決できない刑事と、発作的に犯人を追い詰めてしまう探偵の、ミステリ探偵バディもの。
探偵学校で歴史的な高成績を叩き出したものの、ある欠点のために探偵行為を禁じられてしまった天才探偵。その欠点は、事件を解明したあと犯人を過剰に追い詰めてしまい、検挙ができないという発作のようなもの。お人よしすぎる刑事と出会ったことで、天才的な推理と犯人検挙を両立できるようになり、再起を図ります。
主に犯行のトリックを見破るタイプのミステリです。放送時間の尺があるため駆け足気味ですが、今のところ納得感のあるトリックであり、好感がもてます。また、天才探偵の奇行ぶりも突き抜けています。被害者の横で添い寝してトリックの手がかりを探るシーンや、好物の黒蜜原液を直飲みするシーンなど、独特で面白いです。
探偵学校や探偵免許という特殊な設定も出てきます。例の発作のせいで探偵免許はなく、一切の探偵行為を禁じられています。「相棒の刑事が推理した」という体裁で言い逃れていますが、探偵学校にバレると命の危険すらあるようです。今後、探偵学校の幹部との対決などもあるのかもしれません。
特に第1話はキャラクター紹介と世界設定の説明などがあり、ギュウギュウ詰めのはずですが、それでもしっかりと事件の解決まで描いていて、出来がいいです。謎解きやミステリが好きなので、毎回楽しみです。