編集前記

更新が遅れてすみません。

10月末に日経トレンディ誌による「ヒット商品ベスト30」「ヒット予測ベスト30」が発表されました。
2024年のヒット商品では、7位に「スイカゲーム」が入りました。2025年ヒット予測では、8位に「HD-2D版ドラゴンクエストIII」、20位に「ニンテンドーミュージアム」などゲーム関連商品も入っています。スマートデバイスで自治体を支援する位置情報ゲームのジャンル「インフラゲーム」も24位でした。

2024年はリアルへの回帰の年だった影響がありそうですが、2025年は大物が多そうですね。

12月の気になるゲーム

NintendoSwitchNS>コマンド

▼12日、「ミステリーの歩き方」

連続ドラマのように楽しめる、推理アドベンチャー。

主人公が持つ「過去視」の能力を使い、過去と現在の事件を解決していく推理アドベンチャーです。過去視により30年前の出来事を見ることができ、現在パートと過去パートを行き来して情報を集めます。
現在パートは選択肢で分岐するノベルタイプのアドベンチャー、過去パートはドットの世界でコマンド選択式アドベンチャーとなり、テイストも変わります。

ストーリー構成は連続ドラマ形式です。アバンタイトルからオープニング、本編をクリアするとエンディングと次回予告、という1話完結のものを10話収録しているそうです。

<Effect視点>
3武作という予告が気になります。ただ、1話ずつの小さな事件はそれぞれで完結しているようです。2作目以降につなげるためにも、1作目だけで区切りがつく構成を期待しています。

気になるアニメ

放送中

「魔法使いになれなかった女の子の話」

国家資格の魔法師養成学校で、普通科に入学した生徒たちによる学園ファンタジー。

幼少期に出会った魔法使いとの約束を果たすために受験したものの、魔法師養成クラスには選ばれず普通科に入学することになった少女クルミ。一方、代々魔法師を務める名家の令嬢ユズもまた、魔法師養成クラスではなく普通科に入学することに。
魔法師への道を断たれたはずの普通科に、担任としてやってきた国家魔法師。「皆さんには魔法使いになってもらいます」と告げ、授業が始まります。

個性的すぎて普通じゃない普通科の生徒たち。授業や学校行事を通じて交流していく中で結束していきます。それぞれ一芸を持ち、それぞれの夢を描く生徒たちに対し、「魔法使い」という夢を捨てきれずにもがくクルミは自信を失ってしまいます。

国家魔法師だけが使える魔法とは違う、失われた古代魔法の存在。学園に隠された七不思議。そして普通科担任の謎。そんな多くの謎が少しずつ明らかになっていきます。

普通科担任は、古代魔法の授業を行います。原理を知ることで、国家資格を持たなくても魔法が使えるという主張。ファンタジー世界ですが、その原理は真っ当な科学そのものです。

出てくる用語などにも科学、特にコンピュータ関連の要素がちらほら。学校の名前「レットラン」は、よくあるタイプミスのretrunに見えます。魔法師の手帳はスマホ、あるいはポケコンのよう。現代魔法は定型化されてアプリのように使われています。どれも「知っているとニヤリ」程度の要素ですが、個人的にはお気に入りです。

挫折から始まる学園生活、数々の謎と不穏な動き。そんな重くなりがちな話題も、個性と友情、時にはカオスな展開で吹き飛ばして進んでいくストーリー。この先の展開が楽しみです。


(2024/12/01更新)このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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