4月号/第27巻第4号通巻318号
更新が遅れてすみません。
いよいよ4/2のニンテンドーダイレクトで「NINTENDO SWITCH 2」の詳細が発表されるそうです。
細かい情報は、ほとんど出ていませんし、どんな驚きがあるのか気になります。
正体不明の敵から学園を守り抜く、アドベンチャー戦略シミュレーション。
選択肢で分岐するアドベンチャーパートと、学園を防衛するシミュレーションパートを繰り返して、100日間の防衛戦を繰り広げます。
防衛する理由も不明、敵の正体も不明、そんな謎だらけの中で、人類を救うために戦います。>
<Effect視点>
「ダンガンロンパ」「infinity」など多種多様な作品のスタッフが集まったTookyo Gamesの新作です。今作は特に「ダンガンロンパ」の色が強く出ているように思います。
東京から転校してきた男子と、老若男女の沖縄県民たちとの交流を描く、ローカルハートフルラブコメ。
東京から転校してきた男子、おばあちゃん子で方言強めの女子、その方言を通訳してあげる女子、という奇妙な三角関係で物語は進みます。
沖縄特有の文化や、沖縄あるあるの情報密度が高く、毎回いくつもの発見と驚きがあります。「ゴーヤーをゴーヤと短く発音してはいけない」「沖縄の子供は<ふん>という口癖を言う」あたりは衝撃でした。
脇役が沖縄出身者で固められていて、OP曲は沖縄のバンド、ED曲は沖縄ヒット曲のカバー集という、体制も万全です。沖縄では民放テレビが3局別々に放送するという力の入れよう。
沖縄の文化と歴史を学びつつ、しっかりコメディ要素も楽しめる、ご当地アニメとして隙の無い良作でした。キャラクターも魅力的で、いつのよまでも続編を作ってほしいです。
個人が開いた博物館を訪ね、味わい、想いに触れる、体験型トーク番組。
思い入れの強さから個人で博物館を開いてしまう人がいます。そんな各地の個人博物館を訪問する番組です。
基本的に博物館館長による解説を聞きながら、MCの伊集院さんがレポートする、1対1のトークで進みます。
時にはまったく知らない題材のこともありますが、真摯に耳を傾けて、ゆっくりじっくり理解を深めていく姿勢が素晴らしいです。
そんなワンテーマで博物館が成り立つだろうかという疑問に始まり、想像以上に深いテーマだったという驚きを受けて、展示物から創設者の人柄まで見えてくるという発見。そんな知的好奇心を刺激してくれる番組です。
しかも実在する博物館なので、交通と日程の都合がつけば視聴者でも実体験できます。
3週間で6回の集中放送で、既に放送済みですが、もうしばらく見逃し配信が残っています。
私設博物館のある限り、続編を放送してほしいと思う、そんな良質な番組です。