5月号/第27巻第5号通巻319号
任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」本体の詳細が発表されました。6月5日発売です。
一部対応ソフトのみですが、1本のソフトで複数台プレイができる「おすそわけ通信」機能がつきました。他の本体に通信用ソフトを送信して、ローカル対戦ができます。
こちらは旧型のNintendo Switchで受け取ることもできるそうです。こういうところに旧型機を活用できるのは嬉しいですね。
「日本語」と「多言語対応」の2種類の本体があり、一般販売されるものは「日本語」版になります。
「日本語」版は価格が安くなるかわりに、本体の言語設定が「日本語」のみになり、ニンテンドーアカウントも「日本」のアカウントのみ対応と制限されます。海外版ソフトが動くかどうかは今のところ言及されていないようです。
円安や物価高などもあり、少しでも価格を抑えるための対策と思われます。「多言語対応」版が欲しい場合は、任天堂公式のマイニンテンドーストアで購入できます。
また、使用できるSDカードが「microSD Express」のみになります。カードに「EX」のロゴがある新規格のみに対応します。「EX」ロゴの無い、従来のmicroSDカードは使えないそうです。
「microSD Express」カードは従来のSDカードより割高です。本体内蔵メモリが増えていますし、しばらくはカード無しで使って、価格が下がるのを待つという作戦もいいかもしれません。
キャラ選択によりストーリーが変わる、縦スクロールシューティング。
未来の地球の各地を舞台に、謎の組織との戦いを描きます。
いわゆる機体選択がキャラクター選択になっていて、選んだキャラクターで機体性能が決まります。8人以上のキャラクターから2人を選び、その組み合わせによりストーリーが変わります。
1992年から続くシリーズの完全新作で、初心者でも気軽に遊べるシューティングというコンセプトは引き継いでいるそうです。入口は広くても、中身はしっかり本格的な内容というのが伝統のようです。
<Effect視点>
家庭用版、PC版、アーケード版でほぼ同時に展開する新作シューティングとのことで。今となっては珍しいですね。
アーケード以外では2人協力プレイができます。それぞれ選んだキャラクターによりストーリーが進むそうです。
近未来の地球の各地を舞台に、ロボットと人間の交流を描く短編オムニバス作品。
1話完結の短編が集まった、オムニバス形式の作品です。舞台もキャラクターもテーマも大きく異なった5つのストーリーで構成されています。
一方で、未来、人、AI、といった共通したテーマがありそうです。また、基本的に人とロボットの交流により好転するハートフルな物語が多いようです。
既に放送された分では、3話の「Episode 217」が特に印象深いです。
この回のテーマは「アートとAI」。人間から学習したAIを使い、人間をアシストしたアートは、人間のアートと呼べるのか、という議題に切り込みます。
現在でも「AIに対する抵抗感」もあり、解釈の分かれる議題です。未来にはもっと身近な話題になりそうですが、それでも答えは出ないと思います。そんな議論によってアーティストが苦悩するところまで触れられている点も良かったです。
なお、「ヤン坊・マー坊」でおなじみのヤンマー社が主導して作られたアニメです。MIRUのデザインなどもヤンマー社が担当しているそうです。
ういう経緯からも、「人とロボット・AIが仲良くなる未来」を描くことになるのではと思います。
今回は全5話のようです。ただ、Episode番号は大きく飛び飛びんで設定されていますし、いつか間を埋めるように続編、追加エピソードが来ルことに期待します。
ゲストを迎え、独自の考え方や生き方を知り、「自分らしく生きる」ヒントを学ぶトーク番組。
タレントやベンチャー経営者、アスリートやアーティストなど、最前線を生きる現役のゲストを迎えます。
「財布の中身」や「愛読書」などからゲストを分析。さらに思考法や生き方を掘り下げて、今を生きるヒントにつなげていきます。
とにかくゲストが多種多様で個性的、どこか尖ったまま成功してきた人たちです。成功者とはいえ、働き盛りの若いゲストであり、若い視聴者でも共感しやすい人選だと思います。
掘り下げも上手で、基本的に1話完結で濃厚にまとめられています。興味の無い世界の人でも、何らかの発見があって面白いですね。
広告業界のクリエイター、島村ビギさんの回では、全く接点のなさそうな元任天堂「横井軍平」さんの本が愛読書という驚きがありました。
また、声優の前野さんの回では、下積み時代の話も語られました。いくつか出演作を見ていたのですが、新しい発見がありました。
なお、地上波などの放送はなく、ネット配信限定番組です。「ネットもテレ東」や「TVer」などの配信で視聴できます。TVerでの無料配信期間が長めに設定されているようで、今からでも全ての過去回が視聴できるようです。