記憶に残った勇士たち

●TKJさんの投稿

勇士名:ポール
職業:上級戦士

快調な前進を続けるロワ軍にとって、最初のつまづきは「人材不足」であった。 戦力が落ちたロワ軍は、グラッドに代わる「中核となる勇士」を熱望していた。

そんな時に彗星の如く登場したのが「勇士ポール(戦士・男)」であった。 当時の私には『高嶺の花』であった「期待度6」。きっと彼は強くなる!

「上級戦士」となったポールは、鬼人のような強さでどんなボスも1撃でKO。 彼の進む所に敵はいなかった。が、人には寿命というのがある。 ポールの年齢が30台半ばを過ぎたあたりから「後継者」を模索しはじめた。

白羽の矢が立ったのは「戦士シェゾ(期待度5・男)」だったが、 拳闘士にしたのが間違いだったらしく、かなりレベルを上げても戦力にはならなかった。 ポールはすでに40歳を過ぎている。私に「焦り」が出てきた。 辛うじてこの「危機」を救ってくれたのが「剣士コニー(女)」である。 コニーが充分強くなった時には、ポールのレベルは62で、年齢は50歳。 すでに「引退の警告」も出ていた。

しかし、ここまでロワ軍の中核を担ってくれたポールをマスターに下げることは出来ず、 最後まで「勇士」として手元に残した。 そしてロワ軍に多大な功績を残してくれた「勇士ポール」は、52歳を以って引退した。 ポールにとっても、コニーという「後継者」ができたので、 きっと安心して引退したことでしょう。 この時、私にはこみあげてくるものがあった。長い間ありがとう!


▼編者あとがき

ラスタンの初回プレイらしく、人事の難しさのドラマです。 人材不足と世代交代という最初の難関にぶつかり、そしてそれを克服する。 そんな流れをつかむキッカケとなった勇士、という感じでしょうか。
ちなみに、拳闘士が弱いってことはナイはず(笑)。 打撃重視で防御が薄い=甲殻系は苦手ってことで、 章によって不利になる場合もあります。 とはいえ、力押しでも勝てるのがラスタンの魅力(^^;。


(03/02/10更新) このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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