RPGとはなんぞや?
序章 プロローグ
Section 2b
楽しい解説「RPGとはなんぞや?」です。軽い気持ちでお読みくださいませ。
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不安になりながらも覗いたあなたが見たものは…。

情景を想像しながらお読みくださいまし。

マスター ここの洞窟は、少々湿り気が多いようだ。もちろん明かりなどが用意されていないのはわかるとは思うけど、それにも増して暗い色の壁だ。
男性1 まいりましたねぇ。ここは私が明かりを付けましょう。
女性1 トーチ持ちね(笑)。
男性1 よいしょ、と。これで大丈夫でしょう。
マスター 明かりを付けると、洞窟が奥のほうへ続いていくのがぼんやりと見える。歩く足音が洞窟内に反響しているね。
女性2 恐いですね。用心して進みましょう。
マスター 用心しながらゆっくり進んで行くと、洞窟は先のところで右に折れ曲がっているようだね。
男性1 私が先に進みます。剣をもっておくので、誰かトーチ持ちお願い(笑)。
女性1 あ、あたし前に立って戦えないから、戦闘になったらトーチ持って応援してるね(笑)。
女性2 応援も結構大事ですから、気合い入れてくださいね(笑)。
男性1 ということで、剣を構えて曲がります。・・・あ、誰かのぞいてますね?
マスター へ?通路の先にはなにもみえないけど?
女性1 いや、扉から(笑)。
マスター は?
女性2 マスターの後ろの扉ですよ?(笑)
マスター (振り返って)うわぁ!(一同爆笑)
女性2 なにかご用です?
マスター ああそうか、RPGが本当に面白いかどうか見てみたいんだね?歓迎するよ、ゆっくり見てってくださいな。皆さん異論は無いね?
一同 どうぞ〜。
女性1 楽しんでいってね。
マスター それでは再開。一応もう一度状況を。3人は暗い洞窟の中を進んできた。曲がり角を警戒して、トーチを女性1にわたし・・・男性1は剣を構えて先頭きって曲がり角を曲がろうとしていると。
女性2 すぐ先に人がいたら、串刺しになりません?(笑)
男性1 (よける真似)うわっと(笑)。
マスター 角の先には誰もいないね。今のは曲芸かな?(笑)。さて、曲がって数メートル先に、少々重そうなドアがついている。
女性2 力仕事はお願いしますよ?(笑)
男性1 はいはい(笑)。ドアを力一杯引いてみましょう。
マスター む〜、罠があったらどうする気なんだよ?(笑) ドアはびくともしないね。
女性1 力が弱いんじゃないの?(笑)
男性1 うっ、そんなはずは(笑)。全身の力をこめて試してみましょう。「ふ〜〜〜〜んっ!」。
マスター 全然びくともしないよ?(笑)
男性1 私の力に耐えるとは、このドア、なかなかやるな?(笑)
女性2 う〜ん?無理だと思いますが、私も押してみましょう。
マスター 「ぎぎ〜」ドアがゆっくりと開いていく。
女性1 怪力の持ち主(笑)。
マスター (笑いをこらえながら)いや、単に押せば開いたんだけど・・・。
男性1 がぁ〜〜ん!(一同爆笑)

 今読んでもらった内容は、RPGを遊んでいる時の会話です。別にコンピュータの画面等に洞窟が映し出されているわけでもなく、会話をし、想像しながら話を進めていきます。ボードゲームをする時は、机の上にボードをおいて、机を囲んでお喋りしつつゲームをしますよね?それと同じように、RPG(テーブルトークRPG)は、机を囲んでお喋りをすることでゲームを進めていきます。
 そう、RPGは一種のパーティーゲームなのです。
 先程の会話では省略させていただきましたが、ダイス(さいころ)等を使って行動の成功が決まって行きますので、ボードゲームを越えるスリルも楽しめます。

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