宝塚大劇場月組公演
『グランド・ベル・フォリー』
特別出演
1996/12/24〜12/28
麻路さき特出千秋楽挨拶
汝鳥組長の紹介をうけて、まずマリコさんのご挨拶がありました。
「麻路さきでございます(拍手)。私は初舞台を月組でふみまして、3年間月組っ子として育ったことがあるのですが、まさかこのような形で月組にもう一回出られるとは思っていませんでした。本当に幸せです。
今回本当に月組の方々があたたかくて、後から入ったにもかかわらず一から教えて下さいました。(月組生を振り返って)本当にお世話かけました(と、ペコリ)。
個人的なことでは同期のノンちゃんがサヨナラ公演ということで、一緒の舞台に立てて、淋しいですけれど、幸せでした。
ノンちゃんと2人で「サ・セ・ラムール」なんですけど(爆笑)(組長が挨拶で「サ・セ・パリ」と間違えてノンちゃんと二人でウケていたので・・・)、銀橋を渡れたことは本当に一生忘れられません。
明日からはバウホールの稽古の方に戻りますけど、またお時間がありましたらバウホールの方も(笑)お越し下さい。
どうもありがとうございました。月組の皆様。(客席と月組生に向かって礼)」
つづけて、ノンちゃんのご挨拶がありました。
「皆様、本日は本当にご観劇ありがとうございました。どうも今日は実を言いますと口の回りが悪いらしくて何度かヒヤヒヤする思いをしましたが、96年の仕事納め、完璧に終わらないところが私らしいのではないか(笑)と自分では思っております。
本当に月組時代は「3バカトリオ」(笑)と言われておりまして、(マリコさんを振り返って)自分たちが勝手に言ってただけなんだけどねぇ(^^)。
麻路さきともう1人は、先生になっています若央りさ先生と3人で色々と悪いことをやっておりましたが、まさかこのような機会にまたマリコと一緒に舞台に立てるとは思いませんでした。
本当に5日間ではありましたが、私自身もすごく楽しかったです。このような思いを最後にするとは思いませんでした。
でも、1月1日から数日と後半2月までまた真琴つばさが「サ・セ・ラムール」で戻って参りますのでそちらの方もお見のがしなきよう、月組本来の形も皆さんに楽しんで頂けたらと思います。
本日は本当に暮れのお忙しいところをありがとうございました。皆様にとっても来年が素晴らしい年でありますように。
そして宝塚にとっても、月組にとっても、(マリコさんを振り返って)星組にとっても(^^)素晴らしい年でありますように。
本日は本当にありがとうございました。(大拍手)」
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