宝塚大劇場月組公演
『グランド・ベル・フォリー』
特別出演
1996/12/24〜12/28
麻路さき千秋楽・エピソード補足
★「牛柄の上着に牛のぬいぐるみ」・・・そういえば来年は牛年だった★
「サ・セ・ラムール」では、マリコさんとノンちゃんが軽快な歌にのって掛け合いをするのが楽しい場面ですが、この場面での二人の衣装の上着が白地に黒い斑紋で正に牛柄。そして千秋楽の28日15時の公演では二人の肩に一つずつの牛のぬいぐるみ(身長・・・10cmくらい?でした。)がのっていたのです。あれはどうして???
後日、ノンちゃんのお茶会でもファンの方から質問があったみたいです。
其のときのノンちゃんのお話によれば、、、
そもそもあの牛はノンちゃんのいただきもの。
ちょうどマリコさんの千秋楽日にあたるので「衣装につけたらちょうどいい按配で目立たない感じだねぇ。」と話していたらお衣装部さんも「つけてもいいよぉ〜」とおっしゃっていた。で、楽屋入りしたマリコさんにノンちゃんが「ねぇ、今日これつけていいよって言われたんだけど。」と話したら、マリコさんは「つけるぅ〜。」と嬉しそう。大きさが違っていて「これ一応雄牛と雌牛があるんだけど、どっちにする?」と聞いたら「めうしぃ〜☆」とのこと。
そこで、マリコさんが雌牛、ノンちゃんが雄牛をつけてもらったんだそうです。
そのやりとりを見ていた当時の月組組長汝鳥さんは「マリコは絶対雄牛って言うかと思ってた。」とおっしゃったそうですが、、、。
(雄牛と雌牛とあって、どちらかを・・・という設定だと、私ならマリコさんなら雌牛って言いそうな気がしますが、、、きっと汝鳥さんはマリコさんの舞台での男らしさからそう想像されたのでは・・・?)
千秋楽のこの「牛柄の上着の場面」銀橋上で歌詞をどちらかが間違えたのがおかしかったみたいで、ノンちゃんはかなり素で笑っていたみたいでした。銀橋を渡ってからマリコさんがノンちゃんに抱きついたらノンちゃんまたもや素で笑ってらしてすごく暖かい雰囲気でした。最後の二人のご挨拶も素が出ていて、お二人ともかわいかったです。
見に行ってよかったです。(^_^)
★この頃のマリコさんのお稽古は大変だった・・・★
マリコさん(麻路さき)は28日に2回公演をこなした後、来年のバウ「武蔵野の露と消ゆとも」のお稽古に入られ、でてこられたのは22時30分
すぎでした。エリザベートが終わってすぐの主演バウを控え、忙しい時期の特別出演で、マリコさんもお疲れだったと思います。
この日は確か休日で、たくさんのファンが待っていました。
其の中には公演を観に来た東京方面からの方たちもいらして、お稽古待ちの厳しさを体験されたようでした。
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