星組帝国劇場公演
『ダル・レークの恋』
ALICE’S TEA PARTY(1)
ホテル・ニューオータニ「鶴の間」
1998/3/22(San) 19:20〜
星組のマリコさん(麻路さき)のお茶会が行われました。
会場はホテルニューオータニだったのですがテーブルがぎっしりでして、マリコさんまでは本当に遠かったです。
でもマリコさんの笑顔とサービス精神たっぷりのおしゃべりでとても楽しいお茶会でした。雰囲気などお伝えできればと思います。
内容は基本的には要約ですので、マリコさんやお客様の話された言葉そのままではありませんことを、ご承知ください。
なお、ファンクラブではマリコさんの事を「さきちゃん」とお呼びしています。
★・。・。・さきちゃん(マリコさん)登場・。・。・☆
ラッチマンとカマラのムフフ(*^_^*)な場面「愛のバレエ」の曲にのってさきちゃんの登場です。お洋服は黒のパンツス-ツ、胸にゴ-ルドの刺繍入りで、格好イイィ〜(*^_^*)音楽がカマラのサリーを脱がしつつするところでは手にした真っピンクのサリーを脱がすかのごとく払うという振付?付きで、場内がわき返りました。サリーを捨てた後はにこやかに会場中に目を配りながらゆっくりと歩かれて、見事、音楽が終わるところとぴったりに中央の雛壇に到着。会場中の大きな拍手に迎えられました。
★・。・。・さきちゃんご挨拶・。・。・☆
麻路「皆様、本日はありがとうございます。おいしい?(言い間違えて照れるさきちゃん(*^_^*))おいしいところじゃない(^^;)(会場笑)お忙しいところをいつもと場所を変えてオータニですか…こうしてこんなにたくさんの皆さんが来て下さるとは思っていなかったので、今入ってきてびっくりしています。(会場が広すぎて遠い方は皆さんオペラで見ているので…多分1200人は越えていたと思います。)ホントに遠い方とかいらっしゃってナカナカ(会場笑)短い時間ですけども、一緒にこの楽しいひとときを過ごしていきましょう。(*^_^*)
帝国劇場公演も皆様のおかげで今97%という入りになっておりまして、(会場おぉぉぉ〜!というどよめき&大拍手)ありがとうございます。(^_^)チケットが高くなったのに来て下さって、感謝しております。千秋楽まであと10日きってるんですけれども、98、99%と、こう〜盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。今日はありがとうございま〜す。☆ かんぱ〜い!(*^_^*)/☆ (会場 「かんぱ〜い!☆」)
さきちゃんの「かんぱ〜い!」の声と同時に雛壇のバックに煌めく大きな鶴の絵が、ブルーからオレンジに背景色を変えたのにびっくり!オォッ(◎o◎)/
さきちゃんにはドンペリのロゼが…会場はオレンジジュースでしたので、
麻路「すいません。皆さん オレンジジュ-ス?(会場笑)ゴメンナサイネ!」
★・。・。・質問コーナー「ダル・レークの恋」・。・。・☆
いつもながら一つ一つの質問に丁寧に答えてくださるさきちゃん。(*^_^*)
今回も話が広がる広がる〜という訳で、ここぞ!という場所をのぞき、ほとんで私の言葉でまとめさせていただいております。m(__)mペコ
司会「今回【ダルレ-クの恋】は38年ぶりの再演、しかも春日野先生の作品ということで、お気持の方はいかがでしたでしょうか?」
… とにかく周りから「似合うから似合うから」ってさんざん言われて、 「似合う」ってどうゆ〜のかな〜?と思ってたらコスチュ-ムプレイなので、あっ、コスチュ-ムによくあたるから、そういう意味なのかな〜と思ったら 決まってから、随分やらしい役だなぁ…。(会場笑)これが似合ってたのかな〜?という気がしていて…。(^^;)
昔の台本は台詞がとても多く、大劇場公演の集合日に相当カットされていたがそれでも本読みだけで2時間半かかっていた。今は上演時間に限りがあるし、1本立てにした分、フィナ-レもプロロ-グも真ん中にも踊りをいれたいっていうことで、どんどんどんどん削っていって今みたいな感じになった。
春日野先生が他の人にやらせたくないと公言されていた役なので、決まった時に、歌劇団の事務所の方でも、酒井先生にも「早く挨拶に行きなさい。」って言われて去年の舞踊会の時にご一緒した時にご挨拶したら「あなたならいいわ。」と言って下さって…。(^_^)(会場拍手)舞踊会に必ず出てたっていうのがかわれたみたいで…。(会場笑)「まじめだからいいわ。やらせてあげる。」って言ってくださった。
初日に春日野先生がご覧になったときに初演とはやはり変わっているのが分かられたようで、それでも「まあ、今っぽくなってるし、あなたらしくっていいんじゃない?」って言われてから急にほっとして、自分流にさせていただいています。幕があいてからもいろいろ自分の中で変えてみたり、特に東京に来てからは、銀橋もないし、いろいろ制限がある劇場になってしまったのもあって、今回帝劇はどんどん変えたい放題変えさせてもらえて…酒井先生が役者の意見を聞いてくださる方なので。
司会「これぞ宝塚!というような素敵な作品になってると思います。今回その作品を歴史ある帝劇での公演とのことで、ご感想とかいかがですか?」
… 帝劇は、多分やり終わってからだと思うけど、帝国劇場っていう劇場の重さはすご〜く感じる。帝国劇場の座長というのはほんとに演劇界では指折りの方しかできない状況で、それが運よく3月、4月は星組と雪組でたまたま今この時期にトップというので、一応表現を違えて言えば帝国劇場の座長を一回勤めた事になるのかな?と思ってそれは嬉しい。今はそれを意識するとがんじがらめになっちゃうので、今はあまり気にしないようにしている。
楽屋の入りも玄関からで、いつもだいたい新人公演の時ぐらいしか劇場の中に入らないしいつも楽屋の入り口から出入りしているとあまり劇場の客席とかはわからない。開演前に通って、こういう雰囲気のところから入って客席に入ってこうお芝居始まるんだと思うとなんか芝居をやる小屋っていう感じが重々しい…壁とか柱とか…と、毎日それを感じながら楽屋入りをして。
東宝さんがほとんどスタッフで入ってるんですけれど、勝手も違うんで楽屋もホンとに何もかも自分達でやらなきゃいけない楽屋なので、スタンバイが異常に早くなっている。いつになく。普段は走り回っている5分前に絶対舞台の上にいるので「役者の鏡!」とか言われちゃて…。それから絶対5分前に下りなきゃいけなくなってきちゃって(会場笑)裏方さんも職人さんっていうんですか、ほんとに演劇が好きな人ばっかりが集まってやってるから、おもしろいです。
司会「帝劇ということで、大劇場とはまた違った場面が増えていますが…。」
… 花の小舟の歌のところはセリが使えないので盆になった。公演の主題歌CDで「花の小舟」を録音したときに、ユリちゃんと二人で「この歌、歌ってないんだよね〜。」と言っていたら作者の入江先生が「花の小舟を絶対主役二人に歌ってほしい。絶対東京ではどこかで歌って。」とおっしゃって。
1曲まるまる歌うと上演時間の問題とかどこに入れようとか、反対に「花の小舟」を誰かが歌ってるところを代わるとその子の役をとることになるのでいろいろ考えた末に酒井先生と落ち着いたのが、現在の状態。
*************お客様1:音羽椋さん **************
麻路「オトコちゃん〜!(*^_^*)あれ?向こうでやってんじゃない?」
オトコちゃんは同じニューオータニでお茶会があるというのに、ご自分のお茶会の前に駆けつけて下さいました。会場はテーブルがぎっしりで、どこを通るかが難しくて…結局向かって右側の壁に沿って走るのでかなり距離があって…。
麻路「遠いからオトコちゃん大丈夫?ダンサ−オトコ。走ります!(会場拍手)今日、オトコちゃんもお茶会なのに〜。向こうで皆さんお待たせしちゃってるでしょうに〜どうもありがとう。大丈夫なの〜届けに来て〜? じゃ〜急いで帰らなきゃいけないので、音羽椋ちゃんです。(拍手)
今回新人公演でラッチマンをやって、今ず〜と手伝ってくれて、いつもそでで待機してくれてるんです。」
音羽「今日はお茶会おめでとうございます。」
麻路「ま〜、そちらこそ!(笑)ありがとう。忙しいのにね。ありがとうね。 がんばってね。」
音羽「はい。それじゃ〜、スイマセン! 失礼しま〜す。」
…とあっと言う間に走り去るオトコちゃん。今度は向かって左側の壁に沿って走ってくれたので、なんと会場を1周することになりました。お茶会会場を1周してくださったお客様は初めてです。(*^_^*)
★・。・。・質問コーナー つづき・。・。・☆
司会「バルコニーの場面では軍服を投げ捨てるという格好いい場面が増えたのですが、あれはさきちゃんが御自身でお考えになったのですか?」
… あの場面では同じ軍服を着て出ていたかったんですが、「愛のバレエ」の場面ではどうしても白いズボンを、前のシーンでは紺の軍服をどうしても着て欲しいというそれぞれの先生のご希望があったので、同じ日なのになぁ〜と思いながらも着替えていた。帝劇ではもう少し統一感を出す為に、白い軍服をもう一着作っていただいた。そうなると次に急にブラウスになるのも変なので、それでああいう風にしてみた。
司会「その後のラブシーンが、だんだん濃厚になっているようですが…(^_^)」
麻路「そうですかねぇ〜?ハハハ(^_^;)」
司会「えぇ〜(^_^)はい、皆さんそうおっしゃってます」
麻路「はぁぁぁ〜〜(^_^;)(^_^;)」
司会「大劇場では効果的に使われていた銀橋がこちらではないということで御苦労された事はありますでしょうか?」
… 全体的にバルコニーの上での時間を長くして、あとは逆算して階段を使おうってことになった。お稽古場では帝劇の舞台は想像するしかなかったので、実際には2日間の舞台稽古でああしよう、こうしようと咄嗟に決めた。本当にあそこは勝手にやらせてもらっていて、演出の酒井先生にも相談したけれども、先生も好きにやって(^^;)ゞって感じだったので、では好きにやりますって言ってユリちゃんと二人で相談して(^-^)それでああいう形に落ち着いた。
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メリコ☆:
麻路さき「ダル・レークの恋」お茶会報告
Nifty-serveより転載