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星組大劇場公演
『エリザベート』
ALICE’S TEA PARTY(1)
宝塚ホテル「宝寿の間」
1996/11/30(Sat)



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    ☆・・・・・☆  麻路さきお茶会 (Alice Tea Party) ☆・・・・・☆
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    ☆・・・・・☆   1996年11月30日(土)   ☆・・・・・☆
    ☆・・・・・☆    宝塚ホテル:宝寿の間にて    ☆・・・・・☆
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 星組『エリザベート』公演の中日ナガビも過ぎた11月末日に、マリコさん(麻路さきサン:以下☆マ☆と記します)のお茶会が、歩くスペースもないくらい 詰め詰め満員御礼\(*^o^*)/の中、開催されました。

 今回のお茶会は、☆マ☆が特にたくさんお話をして下さったのと、と〜っても大勢のお客様がいらして下さったこともありまして、ゲームなどは一切ございませんでしたが、非常に充実したお茶会だったと思います。
(私にとっては8回目のお茶会でしたが、ベスト1ワンに輝いています。(*^^*))

 私なりにお話を要約・省略した部分もありますし、そのままお話になった口調ではない部分もありますので、そのあたりはお含みおき下さいませ。m(_ _)m

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 <お召し物ですが・・・どうにも記憶が戻らなくて、確か黒・紺系のスーツに ロングコートだったような…(^^;) ここはパスです。>

■ご挨拶■
☆マ☆「みなさま、お忙しいところ、本日はお茶会に参加して下さいまして、ありがとうございます。凄い人数でビックリしました…
〔会場後方でオペラグラスがズラリと上がっているのを見て・・・
    あの〜客席みたいですね、双眼鏡で…(^^;)、
〔オペラグラスに向かって手を振り振りされたので、場内歓声拍手!
    後ろのかた、すみません。時間は短いですが、ゆっくり楽しんで行って下さい。それで、一昨日ナカビを迎えまして、あと残り半分になりました。毎日、楽しく公演していますので、千穐楽までよろしくお願いします。」
〔☆マ☆はシャンパン、私達はオレンジジュースで乾杯!!

■お 話■
司 会「大劇場公演『エリザベート』のお話からお伺いしたいと思います。」
☆マ☆「うん…エリザベート…」〔感慨ひとしおの表情(*^^*)
司 会「凄いですよねぇ。」
☆マ☆「なんかねぇ、公演をやることに関してはいつもと同じなのですが、続演ということでの前評判とか、私は月組時代の『ガイズ・アンド・ドールズ』というミュージカルに出て、あとバウ『パル・ジョーイ』に出たぐらいで、ミュージカルにうちの組は当たったことがなかったので、初めてのこういう取り組みで、いつもと雰囲気が違う状態で幕を開けたんですけど、でもなんとか始まりまして星組らしい『エリザベート』にしよう!って感じで、私の役は死神なんでね、たぶんみなさまどなたもお会いになられたことはないと思うので勝手に自分なりの役作りと言いますか、「こうでなくてはいけない!」というパターンが無かったので、小池先生と相談しながら役を作って行って、まぁ舞台に出ている時は、”その気”になってやるタイプなので、終演後とか楽屋に戻ってきて「あぁ生きてるんだなぁ」ってふと思うんですけど舞台では「死んでる、死んでる、人間じゃないんだ!」って感じで…(笑) 凄く楽しくやっています。はい。(*^^*)」
司 会「みなさんの質問で一番多かったのは、鬘とマニキュアのことです。鬘はいくつお持ちなんでしょうか?」
☆マ☆「鬘はねぇ、2つしかないですよ。長いのと結んでいるの。もう1個あったんです、ショートカットのが。今回は小池先生からのご意見で、お化粧の顔色のこともあったんですが、フィナーレナンバーで普段の髪の毛で出るのではなく、最後の最後までトートで通して欲しい!という先生のご意見だったので…宝塚だからフィナーレは別モノっていうように大体普通は考えるんですけど、違うことをしてみたかったみたいで、先生の方も、私もそれだったら思いっきりメイクもできるし、もしこれがフィナーレナンバーだけ、男役に戻るならマニキュアも塗れないし、お化粧ももうちょっと男っぽくとか、光物も付けれない、とかいろいろ制限が出てくるので、「もう通しましょう!徹底しよう!」ということで、それで一応ショートカットの鬘も作ってたんですね。舞台稽古で被って、アッサリ却下されました。(笑)ちょっと似合わなくって、ロングでやることになったんですけど〜。出てきた瞬間に「ヤバイ!(^^;)」ってどうもみなさん思われたみたいで、振付の羽山先生が「あの〜、芝居の…被ってる、結んだ方でやって!」ということになったので、2つを使い回ししています。(^^;)」
〔ここで早速お客様です
◆お客様◆…この公演で卒業されます神田智さん
☆マ☆「マサキちゃんですぅ。忙しい時なのにぃ、ありがとぉ!今回で急に退団することになって…寂しい。」
神 田「どうも〜、新人公演の間は本当にお世話になりました。」
☆マ☆「あぁ、よく新人公演で私の役をしてたんだよねぇ。」
神 田「そう。たぶん、今まででも…これからもだし、マリコさんの役を一番多くやらせて…」
☆マ☆「研一の時からしてたんだよねぇ。」
神 田「はい、愛の棺から」
☆マ☆「そう、『ベルサイユのばら』っていう作品からしてたんだよね。」
神 田「はい、あの時から、どうもお世話になりましたぁ。あの、これ、気持ちなんですけど…」
〔っと神田くん恒例のCDのプレゼントです。
☆マ☆「ありがとぉ!これ持ってない。いつもCDをくれて…」
神 田「あぁ良かったぁ。ぜひ聴いて下さい。お忙しいところすみません。」
☆マ☆「ありがとぉ!!最後まで応援してあげて下さい。」<拍手〜!>
〔神田くんは2月にノルさん(稔幸)のディナーショーに出演されるそうです。(*^^*)

■お 話■
司 会「マニキュアは何本お持ちですか?自分で塗ってらっしゃるんですか?。」
☆マ☆「もちろんっ!(*^^*)で、付け爪もある。割っちゃったんですよ、この指だけ(右手の人差し指と親指)、ディナーショーが終わってから伸ばしてたんですけど、この指ってよく使うじゃないですか…あの〜缶…うちは猫が二匹いるので、猫缶をカチャって開ける時にパリってね。(^^;)ピアノを弾いていたので伸ばしたことが全然ないんです。最初の頃は慣れなくて物を持ったりするのに不便だし、塗るのもはみ出したりと、なかなかうまく行かなくて、最高だったのが、"ベースコート・トップコート"って知ってますよね、女性の方なら…知らなかったんですよぉ!(^^;)そんなの、色ついたの塗ればいい!
と思ってて、みんなに教えてもらって、この頃差し入れに入れて下さる方も多くて、3〜40本ぐらいあります。色はこういう(お茶会ではダークグリーンシルバー系でした。)使う系統が5〜6色、メーカ違いで・・・順番に使っています。お稽古中は毎日塗り変えていましたけどね、今はまぁ、剥げてきたら…(^^;)って感じでしょうかねぇ。ふふふ。(*^^*)」

司 会「トートはエリザベートやルドルフには死の口づけを与えましたが、ゾフィにはどうされたのでしょう?」
☆マ☆「あぁ、タキちゃん(出雲)にも聞かれたんですけど、場面上はカットされていますが、きちんと裏でやってますので大丈夫です。(*^^*)」
〔場内、しばし不思議な笑いが起こる…
☆マ☆「あ、今想像したでしょう!(^^;)」(爆笑)

司 会「皇后のお部屋で、ついたての後ろから妖しく出てこられるのに、お帰りの時は礼儀正しくドアから出ていかれるのはどうしてでしょうか?」(爆笑)
☆マ☆「よくそれもねぇ、ふっと思ったんですけど…どこからでも出入りできるんです、一応、死神という立場上ね。でも「出てって!」と言われたので、自ら出て行く!という。「出てって!」と言われた時は必ず自ら出て行くんですよ、Dr.ゼーブルガーの時も「また言われてしまったぁ(;_;)」ってね。だから、わざとらしく、ヒュっと消えるのではなくて「出てってやろう!」って感じでねぇ、そういうつもりなんですけどねぇ、ぐふふふ(笑)、そういう気持ちで演じてるってことだけおわかり頂ければ。。(*^^*)」

司 会「なぜ恋敵のフランツを黄泉の世界に連れて来られたのですか?もめるだけだと思いますが…。」
☆マ☆「一応、まっとうに一生懸命生きた人は全部連れて行くっていう使命の元に、だと思いますので、ルドルフが殺した猫も連れて行ってるし、ただ上にあがっても「エリザベートは贔屓してる!」(爆笑)
    ”お仕事と愛は別!”そういう風に思って頂けたらいいんじゃないかなぁってね。(*^^*)
    だいたい、本当かどうかわかりませんが、生まれ変わりってありますよね、前にバウでやったんですけど、まぁ、上に行ったらすぐに新しい生命体にヒュっと行くと考えると、エリザベートは行かせないでとっておく!けど、他の人は一応迎えに行って後はまた赤ちゃんとしてどこかに行ってるのだと思うんですよ。
    エリザベートは永遠に自分のモノ!って感じでしょうかねぇ。(*^^*)」

司 会「フィナーレのベージュのお衣装の上着はどこから出てきているのですか?」
☆マ☆「わからないの?みんな?(@@)」
司 会「私達、わからないんです。」
〔ちなみに、私は確認しております。でも内緒だよん。(^^;)
☆マ☆「いやぁ、それは凄い!下手の下級生女役さんがどっかの振りの時にサっと袖から貰ってくれて、みんなが集まってポーズを決めるときには、彼女は抱えているんですよ。本当は見えちゃいけないんで見なくていいんですけどぉ。「見えちゃうよねぇ、これじゃぁ。」って言ってたんですけど。それで入れ代わりの時にサササって着せてくれて・・・それ明日彼女に言っておきますよ、彼女喜ぶと思います。(*^^*)本当は着るところを見せようか?って言ってたんですけど、簡単に着れるものでもないんで、スっと着てパっと立てたら電気つけたままでもいいんですけど…。」
司 会「私達、きっとさきちゃんに見とれてしまっていて周りが見えないんだと…」
☆マ☆「(笑)まぁ、ゆとりができた時にちょ〜っと下手を見てもらったら、あ〜!っていう彼女がいるかもしれない。誰とは言わないけど…。そこばっかり見るでしょ、みんな?」(笑)

司 会「もし、さきちゃんのトート様が枕元に現れて、黄泉の国に誘われたら?
    1。エリザベートのように「出て行って!」ときっぱり断る
    2。あまりにも素敵なのでついついついて行ってしまう
    3。明日以降の役作りのため、朝まで語り明し飲み明かす       」
☆マ☆「あははは、3番。1回見てみたいなぁ、って気がします。いつも人間を演じる時は大体、参考の本・ビデオでこんな感じかなぁ、ってできるのですが、今回は空想のみなので、見てみたい、どんな性格をしているのか喋ってみたいです。」

   
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お菊☆: 麻路さきお茶会96.11.30(1)(2)
Nifty-serveより転載