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星組バウホール公演
『イコンの誘惑』
ALICE’S TEA PARTY(4)
宝塚ホテル「宝寿の間」
1998/8/30(San)


さて、最後はみんなからのプレゼントと、まりこさんのご挨拶です。

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☆まりこさんへのプレゼント

司会「私達からなにかプレゼントをと思うんですが、今何が一番ご希望でしょうか?」
麻路「寝る時間…(^^;)。ごはんをゆっくり食べる時間…(^^;)…かな〜?」
司会「私達、お時間というプレゼントはできないんですけども…。」
と、大きな飛行機型のボード。まりこさんのシルエット付きで、リボンがかけられています。

司会「自由なお時間ができましたら、どこかでのんびりして頂こうと思いまして(^^)。どちらに行かれますか?」
麻路「パリ。」
司会「ミハイルさんは舞台でニューヨーク行きのチケット取られちゃったんで(^^;)、私達がプレゼントしたいと思います。」
麻路「ありがとうございます。」
司会「帰っていらっしゃるように、ちゃんと往復でお渡しいたしますので(^^)。」

☆最後のあいさつ

司会「お別れの時間が近づいてまいりまして、お言葉を頂きたいと思うんですけども、ちょっとお待ち頂けますか?」

たくさんの色とりどりのリボンが登場。最前列の椅子の人に1人1リールづつ渡され、それを順々に後ろにまわします。一番端は花束のように結ばれていて、それがまりこさんに渡されます。…会場のみんなとまりこさんがひとつに結ばれました(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)。

麻路「では、みなさま…すごいですね(^^;)、そのオペラグラス。」
どうやら会場中がこの瞬間をしっかり見ようとオペラをあげていたらしい(^^;)。

麻路「本当にお茶会も長いこと数を重ねて来ましたけども、関西では今日が最後ということになりました。すごくさびしい気持ちもあるんですけども、こないだのファイナルの時も思ったんですけど、本当にこの状況のこの時期に卒業できるってほうの気持ちの喜びの方がすごくありまして、すごく憧れだったので、こういういい状況の、すごく、いってみたら惜しまれてという感じの…退団をしてみたいなという、それが私の男役のポリシーだったので、すごく今しあわせな気持でいっぱいです。今回もね、バウホールのお茶会というので、もっとバウホールの事とかもお話したかったんだけど、なかなかまだご覧になってない方の前でね、やっぱりわかる人だけうけちゃう話も好きじゃないので、そういうのは。また東京でもお茶会の時でもということにして、今回は昔の懐かし話ばっかりですごしてきたんですけども、本当に皆様には長い間お世話になりまして、応援して頂きましてありがとうございます。今、今回、お茶会以外でもなんですけどね、ここの立ってる関西のアリス(さき会の名前です)のメンバー、いつも徹夜状態でお茶会の準備なりいろいろ、大変な思いをしてやってる子達ばっかりで、ぜひともその労をねぎらってあげてほしいと思います。ね? よくがんばりました(場内、大きな拍手)。本当に一生懸命やってくれて。でもすごく私も幸せな状態でこういうふうに卒業できて、これもみなさんの本当にみなさんのおかげだと思っております。皆さんのおしあわせを祈りつつ、私もしあわせになろうと思っておりますので。では残りの3ヶ月間は、本当にすごいスケジュールでたぶん毎日すごして行くと思うので、へたばりそうになった時には客席で(少し涙声になって)見守って頂けたら嬉しいなと思っております。残りの公演もね、よろしくお願いいたします。あんまりシンミリならないように、ね。本当にありがとうございました。」

私達はリボンを握りしめながら、涙、涙。泣ききながらも、しっかりとまりこさんの言葉をかみしめておりました。

そして、まりこさんは「弦楽セレナーデ」がBGMとして流れる中、会場をゆっくりと、ひとりひとりの顔を確かめるような足取りで、退場されました。

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 その後、みんなで自分が持っていた部分のリボンを切って持って帰ったのですが(私のはモスグリーンでした)、今ながめながら、ああ、ひとつひとつ終わって、その日が近づいてくるんだなあ…とさみしい気持でいっぱいです。まりこさんがしあわせでも、やっぱり私達は悲しい…(O.;)。
けど、泣いてちゃいけない。がんばらなくちゃ。

   
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なみりん@☆: 「麻路さき☆お茶会報告 爆笑☆お客様編」
Nifty-serveより転載