星組日本青年館公演
『イコンの誘惑』
ALICE’S TEA PARTY(3)
ホテルニューオータニ 「鶴の間」
1998/9/1 5(Tue)
【公演以外のお話編】
◇◆◇◆◇◆◇写真集やディナーショーのお話◇◆◇◆◇◆◇
★8月に発売された写真集について
■お気に入りのショットは?■
『ラッコだがね〜(^-^)(大爆笑)全部好きなんですけどね。ホントは、最初は表紙が違ったんですよ。カーテンのかかっている顔の写真を表紙にして、SAKI
ASAJIとかいてあるカバンを持っているのが裏だったんです。でも校正がきたら、なんかインパクトがなくて。それでこの方がおもしろいかもねって、変えたんです。(表紙はバックが白でその中にまゆと目と鼻と口のみ。輪郭はなし。裏は目を閉じている)この表紙と裏表紙はなかなか変わっていて、気にいっているんですけどね。表紙を開けてすぐのところに、永田萌さんがこのために写真にあうように絵を描いてくださったんです(*^^*) (永田さんが)『あの中のシルクハットから出てワインをついでいるうさぎさんは、私なの』っておっしゃったんで、そう思って見てくださいね。立っただけの写真じゃおもしろくないものをこんなに素敵にしていただいたんです。(*^^*)
■撮影場所について■
『最初は外国に行きたいねって言ってたんですけどね。真矢みきちゃんが前の写真集の時にベトナムに行ったんですよね。かっこいいね〜〜って言って、じゃあ私もハワイとかで撮りたいって言ってたんですけど。どんどん時間がなくなってきて…。それでも最初は遠くまで行ったんです!和歌山くらいまで(爆笑)テーマパークがあるんですよね。で、まっいいかって(^^;)ゞでもそれからさらに時間がとれなくなって…あとは神戸のホテルモントレー神戸で(^^;) 夜の公演が終わってから行ったんで、しんどかったですね』
■おへそが出ている写真の話になって■
『あぁ〜、でてしまいましたねぇ。(笑)あれね、最初危ないねって言いながら写してて、そしたら向こうの人が選んだのがあれだったんです。今の時代ねぇ〜。誰でもあるじゃないですかねぇ?(と同意を求めるさきちゃん(*^^*))(笑)おへそないのも変ですものねぇ。(笑)』
★ディナーショーはどのような感じになるんでしょうか?
『新人公演の主役時代の歌とか、あとは懐かしい曲で、抜擢された当時のスターさんが歌っていた曲。トップになってからの曲はほとんどメドレーで入っています。ホテルなので公演と同じようには踊れないんですけど『パパラギ』の時のデュエット。リクエストが多かった『ハロー、ジョージ』のタンゴ。振りは変えてあるんですけど『アクション』の一幕第二話の死刑囚みたいな役の抜粋場面。(わぁ〜☆という歓声)ホントにいろんな場面を、ディナーショーの会場に合わせてコンパクトにまとめてます。男役がいないんで女役さんが男の子やったり、CDでだした曲を歌ったり。16年間の歴史ということで、作っています。』
★ストレスの解消法は何かありますか?
『今、猫も預けてきちゃってすしねぇ〜。時間がないからストレス解消している暇もないんですよね(笑)多分、やる事に追われているから、あまり気にならないんでしょうけどね。「あぁ、いいなぁ〜(*^^*)」って思うのは…、ごはん食べている時かなぁ?(爆笑)楽天的なんで、ストレスがたまってどうにかなっちゃうっていうのがないみたいですね。忙しすぎても食欲がなくならないんですよ(笑)胃腸が超人的な強さ!ってよく言われるんですけどね。ただ、時間がなくて食べられないと、悲しくなっちゃうんです(笑)電池の切れた人形みたいに動かなくなっちゃうんです。』
◇◆◇◆◇◆◇さきちゃんへプレゼント贈呈◇◆◇◆◇◆◇
司会「ではここで、会場のみなさんからさきちゃんにプレゼントがあります。ノ−ト型パソコンのカタログです。後でお好きな物を選んでください」
(透明の袋の中にたっくさんのカタログが入っおり、電気製品好きのさきちゃんはニマニマと眺め始めて)
麻路「ありがとうございます。(*^^*) 詳しくないんで専門の方がいらっしゃったら、教えてください。インターネットって言うものを、ちょっとやってみたくて(笑)みなさん、すごいですよね。詳しいですよね。今の時代、インターネットをできないといけないって言うから」(笑)
司会「マフィアもできないといけないと舞台上で言われてますからね。お勧めのがあったら、さきちゃんにお手紙を描いてください」
◇◆◇◆◇◆◇お花◇◆◇◆◇◆◇
稔幸さん、にしき愛さん、久城彬さん、朝峰ひかりさん、彩輝直さん、音羽椋さん、羽純るいさん、夏風りおさん亜づさ真鈴さん、真飛聖さん。以上の方からお花を頂きました。
◇◆◇◆◇◆◇最後のご挨拶◇◆◇◆◇◆◇
『あっという間のお時間で申し訳ありません。でも今回もこのようにたくさのみなさんに来ていただいて、すごくうれしいです。中日なんで後半戦にがんばらなければなぁって思います。最後の小劇場公演で、自分としては納得のいく、満足してるミハイルという役にあたれて幸せです。次の1000daysはがらっと変わって、コスチュームものです。今が背広でガーッと思いっきりやった分、次の大きな舞台ではえらそうな皇帝としてあらわれると思います。今の背広姿はこれで満喫できるように、チケットを取るのがたいへんかと思いますが、青年館に足をお運びください。お待ちしております。今日はありがとうございました。台風なので、お気をつけてお帰りください』
盛大な拍手につつまれて笑顔のマリコさんはみんなにていねいに手をふりながら、出口の方へと向かいました。ドアのところで、司会の「せいの!」の合図で会場のみんなは「私達のさきちゃん、大好き!
ちゅっ☆」と叫びました。そのエールに答えて、さきちゃんは投げキッスをして、会場を出られました。
今までさきちゃんのお茶会へ何度も参加してきました。その度にいつも明るく、楽しく、優しく、お茶目で可愛い素のさきちゃんに接することができました。そして、いつも組子のこと、劇団のこと、ファンの私達のことをどんなに大切に思っていてくれるのかがヒシヒシと伝わってきていました。ファンはみな同じだと思いますが、お茶会に参加すると、<舞台人、麻路さき>とはまた別にさきちゃんご本人の絶大なるファンにもなってしまうのです。舞台人としても最高だけど、一人の人間として、女性として、こんなに素敵な人はいないなぁ。さきちゃんが宝塚を辞めても一生私は<麻路さきさん=麻里子さん>を尊敬し見習いながら生きていくと思います。
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JUNE: 「麻路さきお茶会報告(青年館)」
Nifty-serveより転載