星組青年館公演
『武蔵野の露と消ゆとも』
ALICE’S TEA PARTY(3)
東京プリンスホテル「鳳凰の間」
1997/2/8(日)
☆エリザベートのお話し☆
★「大劇場でも大好評でしたが、3月東宝に向けての意気込みは?」
「トートはあまりのめり込みすぎると出来ないっていうのかなぁ。あまり頑張ろうとか考えてると出来ないんですよね。案外何も考えないでス〜ッと 入っていっちゃった日っていうのは、ノリがいい(^^)と自分も思うし、観ている方も(^^)。何か今日ちょっとしんどいなとか考えたり邪念がある時は、入りずらい…。やっぱり人間の役じゃないんでね。だから、体調と精神的にもベストな状態…なるべく悩みとかイヤな事とか考えないで、ホントに 舞台にだけ集中出来る時が大劇場の時も出来ていたように思うので…。
この時期、カゼとかはやってるじゃないですか。予防しても予防しても、 どうにもならないっていう事もありますが…8月の時もそれでイヤな思いを自分でもしたんでね(;_;)。今回いつもより公演回数も多いですから、どの日も調子良く出来たらストレスもたまらずよく休めるかな…と(^^)。
舞台のことは、細かい所は変更じゃないんですけど、やっぱり1ヵ月半演って、普通に慣れて演っちゃうこともあるじゃないですか。だから、もう一度、一の状態に戻って改めて演っていこかな…と(*^^*)。とにかく人間じゃないんでね。私は感情のあるトートを創ってるんですけど、人間ぽくなりすぎるとただの人になっちゃうんでね(^^;)。その辺を「あ…何かあの人こわい…」って思われるような、ちょっと不気味さがある、やっぱり人間じゃないなと思ってもらえるようなトートにして持ってきたいと思っています。
…今何せ実梁がどっぷり人間なのでね(^^;)。でも、もう一度演るのは、とても楽しみです。」
★「さきちゃんご自身「ここは観て欲しい!」と思われるのはどの場面ですか?」
「そうだなぁ…やっぱり作品自体素晴らしいので、演ってても面白いし、観ていても…う〜ん、どこも(*^^*)。
だから、お手紙もらう中でも、随分人によって好きな場面が違うんですよね。
宝塚のオリジナルの時だと、大体好きな場面って、10人いたら8人位一緒なんですね。でも、『エリザベート』に関してはみんなバラバラなんで、それぞれ思うところが違うっていうんですか、多分役でも共感を持てる役が人によって違うじゃないですか。トートの気持ちがよく分かるという人もいるだろうし私はエリザベートの気持ちがとか、フランツの気持ちがよく分かるとか。
だから、どこも捨てがたいな…と。全編通して観てください(*^^*)。」
折しも翌日は前売日。
さきちゃんからも「ご協力頂ける方、厚着して、ホカロン持ってカゼひかないように気を付けて下さいね。」とのお言葉(*^^*)
☆お花のご紹介☆
千秋 慎さん、白城あやかさん、万波紫帆さん、彩輝 直さん、羽純るいさん、穂高ゆうさん、水原まどかさん、美椰エリカさん
☆さきちゃんからのプレゼント☆
『武蔵野』舞台写真、サイン入りパンフ
☆最後のご挨拶☆
「皆様、本当にお忙しい所、ありがとうございました。青年館からもちょっと遠くて…(^^;)。でも、いつもと違う雰囲気の中で、何だかこの方がアットホームでいいですね(^^)。とぉ〜くに離れてなくてね。すごく楽しい時間を過ごせました。
やっぱりこういう機会にお会い出来ると、私も「次の舞台も頑張らなきゃ!」となるので、3月はまた心して参りますので、楽しみにしていて下さい(*^^*)。」
今回も舞台のウラ話し、オフのご様子などたくさんお話し下さり、ゲームをする時間もないほど。(←テーブルには紙やマジック、番号札などが用意されていたから、きっとなにか準備されてたんでしょうね)でも、さきちゃんのお話しがたくさん伺えて、とっても幸せでした☆
戻る つづき
とも☆: 麻路さきお茶会報告
Nifty-serveより転載