ヒストリカル ゲーム 3

たとえば口約束で「君が指揮官」「俺 じゃ軍曹ね」

こんな状態で他の部隊の方とパトロールに出たとしよう。
順調に進んだかと思われた矢先、敵からの攻撃で いきなり全員応戦開始! 気が付くと数名が敵を探して勝手に突撃!
後ろを見ると頼りの軍曹が勝手に進路を変え敵を探しに前進 ! 指揮官の貴方は収集が付かなくなってしまう。
しまいには、指揮権交代も無く用が出来たからと指揮官もお家に帰ってしまう始末。

なぜこんな事になったのだろう?・・・・・・・・

まず全員が自分は兵士を演じている。当然階級や役割も理解している。 と言う最低限の約束が無くては成立しないのである。

さらに日頃「基礎訓練」をしている人とは、さらに差が出る。 なぜなら、彼らは日頃どのように動けば良いかなどの
訓練を積んでいるため、見事に現場に対応して見せる技量があるからなのだ。
日頃士官下士官の訓練をしている人は、他人に命令する難しさを十分に理解しているし、
兵士の訓練をしている人は命令を実行する難しさを十分に理解している。
だからこそヒストリカルゲームの中で軍隊としての指揮、行動や戦闘が実現できるのである。

ヒストリカルゲームの中の軍隊

もう一度考えてみよう。 装備を満載し M-16を持って、大勢で行動する。 どう見ても軍隊ではないか?
だったらヒストリカルゲームの中の軍隊も有りなのだ。
是非自分のチームで物足りなさや、壁にぶつかっていたら是非実践してみよう
基礎訓練』事態も立派なヒストリカルになることを理解できる思う。
私も最初は敬礼が苦手だったが、ある時三島軍曹の敬礼を見た時 『かっこいい』と心から思った。
さらに173ABN 御殿場学校での演練では、その重要性が良く分かりました。
せめて私も『キチッとした敬礼』がしたいと日夜風呂場の鏡の前で練習しています。

ともあれ装備も出来るだけ当時の様子を再現したい。まあ、お金さえあれば何でも揃えられるくらい日本のマーケットは
充実しているが、 装備は色々な人の意見や情報を収集しコツコツ集めて行くスタンスがほしい。
初心者の方が時間を掛けて楽しめる時間の余裕が必要だと思うし、周りも待つゆとりも必要だ。
第101空挺師団502歩兵だとしたらどんな装備が必要だろう。
自宅にある資料写真の装備を見ていたら、ふと写真の兵士の目に気付いた。
装備も重要だが兵士の目に映っている光景をそろそろ考えてみてはいかがだろうか?
彼の目の向こうには私の知らないベトナム戦争が存在している・・・・・・・・・・・・。

ヒストリカルゲームのジャンルはベトナム戦争でけではなくあらゆる歴史を再現することだと思います。
私達は取敢えずベトナム戦争を主体に活動していますが、ヒストリカル=ベトナムでは有りません。
第二次世界大戦や他の紛争など歴史を研究している方が大勢いらっしゃいます。
是非貴方も自分なりのヒストリカルを研究して見てください。
 


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