2010.10.10.第33回藤田佳代舞踊研究所発表会
（神戸文化大ホール）

「カンナの森」

木の精霊たちのお出迎え

木の葉の妖精たちの歓迎パーティー カエデ

イチョウ

クス

マツ

サクラ

「この日以降カンナは毎年のようにくるようになった。」

もう朝なの　ああ　よく眠ったなあ 動物の妖精たち

春のワルツを踊ろう チョウの妖精たち

夕立の後　空をかけっこしよう 虹の妖精たち

秋の夕暮れ　私たちとおしゃべりしない？ 夜の妖精たち

「ある年の冬のこと　森の住人たちは眠りにつこうとしていた。」

にんげんはここへきてはならない ブラックドッグ

暗闇

「ぼくはまたひとりぼっちになった。 何年たったか知らない。 木の精霊たちは　木の葉の妖精たちをつれてどこかへ行ってしまった。 もちろん動物たちもいなくなった。 ときどき虹の妖精たちが空をかけているのを見るだけだ。 ある年のある日　おんなのひとがやってきてぼくの周りをぐるぐるまわり トントントンとぼくをたたいた。カンナだ！！ ぼくはカンナを抱きしめようとしたが　カンナがぼくを抱きしめた。」

「その次の日　カンナとにんげんたちがリュックを背負ってやってきた。 なんと　ナント！！！」

「わたしといきもの仲間たち」

はじまり　おねがいします　かみさまたち

おはよう　いそがしそうね　クモたちは電話工事におおいそがし

ごきげんいかが　きょうもげんきそうね　ヤゴたちのスーパーダンス

こんにちは　おひさしぶりです　カタツムリのスロースキップ

いただきます　ごちそうさま　やさいたち

はじめまして　よろしくね　カカシもカラスも夕日をみつめて

いってらっしゃい　おかえりなさい　秋と冬の交差点でススキたちは交通整理

おやすみなさい　またあとで　空の動物たち ユニコーン

ワシ

ヤマネコ

スワン

ペガサス

ハト

おしまい　ありがとう　みんな

みんな　あつまれ　「全部抱きしめて」を踊るよ

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