データのセーブ方法
データのセーブは単に待つだけで何も生まないし楽しいことはありません。それならば、簡単な操作で速くすむ方法がベストですね。この観点からすると、MO等の外部媒体を使用するよりも単純に別の外付けディスクにコピーするのが最も良い方法だと考えました。
磁気ディスクは装置の値段が相対的に安いし、MOがなくても個人間でのデータ交換はFDや電子メールで充分です。
以下の手順はMS−DOS(Windowsのベースです)のコマンドを利用するもので、シェアウェアやフリーソフトを使わなくても簡単な操作でセーブを行うことができます。
@.「メモ帳」などでセーブの記述を作成します。
MS−DOSのXCOPYコマンドを使用して○ドライブのファイルを△ドライブにセーブします。
言うまでもないでしょうが、同じ装置では意味がありません。
容量を考えると、ディスク全体よりはディレクトリ単位でこまめに行を分けて記述するのが望ましいでしょう。めんどうなら1行でも可です。
XCOPY B:\ D:\BSAVE /D/E/F/H/R
Bドライブの全ファイルをDドライブのBSAVEディレクトリにコピーします。
XCOPY C:\TOOL\ D:\CSAVE\TOOL /D/E/F/H/R
CドライブのTOOLディレクトリ以下のファイルをDドライブのCSAVE¥TOOLディレクトリにコピーします。
/D ‥‥ 日付が新しいファイルだけコピー
/E ‥‥ 空ディレクトリを含め全てのサブディレクトリをコピー
/F ‥‥ コピー中に受取り側と送り側のパス、ファイル名を表示
/H ‥‥ 隠しファイルやシステムファイルもコピー
/R ‥‥ 読取り専用ファイルも上書き
A.バッチファイルに格納します。
作成したセーブのテキスト記述をファイル出力します。
このとき、拡張子を「.BAT」にします。(出力後にエクスプローラで変更してもかまいません)
B.デスクトップにショートカットを作成します。
作成した.BATファイルをエクスプローラからダブルクリックすると、DOSプロンプトが起動されてセーブが始まります。
このままでは使いづらいので、ショートカットを作成しデスクトップ(通常のアイコン画面)に張りつけましょう。後は、気がついたときに実行しましょう。
また、スタートアップに組込むのも良いかと思います。