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植物ホルモンの働きでカルス(細胞のかたまり) がてきます(緑色の部分)。 これをホルモンを抜いた培地に移植すると カルスから葉や根が出てきます。 |
根の出てきたもの。芽が出てきたものを外に出し、 外の環境に慣らして育てると小さい ニンジン苗に育ちます。 |
桂高校でやっていたニンジンから芽を出さす実験は無菌培養で植物ホルモンの力を借りています。
家庭で何かの野菜のかけらからやる場合、既にやられて気がつかれていると思いますが、
芽がどこかに残っていて、しかも、植物体に栄養分が無いと成長しにくいです。
具体的に言うと、ジャガイモ、サツマイモ、トロロイモなどの芋類、タマネギ、ニンニク、
ユリ根などの球根類がやりやすいです。また、ポトス、アイビーなどの観葉植物やヤナギ、イチョウ、
アジサイなどの根の出やすい性質の挿し木にできるものです。
もしもニンジンなどでやる場合、葉の付け根の部分にいくらか根を付けてやればそこにある芽が
伸びてくると思います。水が腐らないように炭のかけらなどを入れておいたらよいと思います。