総アクセス数


    2017/01/24:renewal
    home/back/企画計画のまとめ/情報別ファィリング/

レポート・報告書


◎活用法 キーとなるアイテムを入れたインデックスは、データーベースになる
レポとマネージメントの目的
 アメリカのレコード・マネジメントの著作に「レポートマネジメント」という章があり、オフィスの情報量増大の主たる原因がレポートの増加にあり、”焦眉の急は、紙文書によるレポートの爆破的増加をコントロールすること”と、警告しています。アメリカのビジネスパース万にとって、個人の業績やオリジナリティの提示は、レポートの量で計られているようで、この部分は、我が国と大きく異なります。
 レポートマネジメントの目的は、
 @不要なものは提出させない。
 A同一目的のものを各セクションが出さないよう統合する
 B内容を効果があるように見易く再デザインする
 C配布先を限定する
 Dコピーを押さえる
 E(定期発行するものについては)発行回数を少なくする
 F適宜マイクロフィルムを利用する
 Gハードコピーを減らすため、コンピュータ画面を利用する
の、八項目です。
 こうした対処の方法は、アメリカにおける場合だけでなく、日本文書一般にも当てはまるものと考えて良さそうです。

インデックスの作り方
「日付」「表題(内容)」「発行部署と作成者」は、最小限必要な項目。
バインダーファィリングでは、「報告書」と背見出しに書き最新のものを上にして閉じるのがよく見られるやり方です。
 しかし、このやり方では、ごく少人数の課くらいの規模で何とか通用するものの、これではシステマティックとはいえません。部単位のファィルには、インデックスシートを常設して、これにまめに記入されていなければ、検索にスマートさがなくなります。バーチカル法の場合には、定法として、ボリュームが増え分類したほうがよいと判断した時点で、報告書を《種類分け》し同時に「中」あるいは「大」分類のタイトルをたてます。

参考文献:ファィリングがわかる辞典、野口靖夫著、日本実業出版社刊
 ファィリングの技術、野口靖夫著、日本実業出版刊


top back next