ミンツバーグ(Mintzberg)は、管理者のなすべき職務を上図のように10種類に分けています。
 これらのさまざまな職務に費やす時間の量は、職務の領域によって違っています。ラインの管理者は、意志決定の役割、とくに混乱の処理に多くの時間を割くのに対し、スタッフ部門の管理者は、情報役割、とくに、モニターとスポークスマンとしての活動に多くの時間をかけております。

 ときには、これらの役割は、2〜3名の管理者が共有しています。職域の高いレベルの管理者の活動は、低いレベルの管理者とは異なっています。統領、連絡担当、素ホークス万は多くいますが、混乱の処理者や交渉者は少ないのが現状のようです。

参考文献:「人間関係のルールとスキル」M・アーガイル/M・ヘンダーソン著、吉村護訳、北大路書房刊。
 
上司のルール ←前のページへ戻る→ 部下のルール