中学部卒業

sotugyoi3月10日しゅうちゃんは、中学部を卒業しました。卒業式会場では、先生に頬ずりすりすりして無事終了。教室に戻って先生や同級生と記念撮影。
大荒れの中学時代、学校のガラス、教師を叩き、家では壁に穴をあけどこでも大パニック。電車やバスに乗ってレストランで外食したり、ディズニーシーに行って、ホテルに泊まったり社会経験もしました。安定した日もあれば、大荒れの日もある3年間。
中学部卒業後、高等部へ進む子もいれば、作業所に通う子もいる。卒業後しゅうちゃんは、施設に入所しました。

施設入所

okiniiri中学部3年になると今後の進路を考えないといけなくなります。
しゅうちゃんの今後の進路として
1高等部へ進学する。
2高等部へ進学後施設に空きがあれば施設に入所する。
3施設に入所する。または、自宅から施設に通う。
等と考えられます。高等部へ進学し3年後の卒業の時点でその後のこと施設や作業所を考えていくのも大変です。3年あると考えるか3年しかないかとるかは、難しいところです。
入所には措置制度利用したので窓口は、児童相談所です。児童相談所に行き、高等部に進学を希望し、その後施設に空きがあれば入所を考えると話してきました。施設の空きはないと聞いているので、高等部に通いながら今後のことを考えていこうと思ってました。相談に行って半月ぐらいしてから、施設に空きがありますと児童相談所からの返事。まだ先のことだと考えていたので心の準備ができない。
施設を見学し、児童相談所に「入所」の返事をする。
施設にて、児童相談所の方と一緒入所の手続き。入所の書類、健康保険所(遠隔地)、療育手帳、、銀行通帳(小遣い、必需品購入)健康診断書(梅毒、結核、肝炎、寄生虫等他健康状態)、薬を飲んでいるので医師の紹介状等。
入所には、数組の着替え、お気に入りの物(好きな本、好きなぬいぐるみ)。ボストンバッグ1個で済む量でした。

入所その1

daifukuしゅうちゃんの担当は、女性職員です。何かわからないことがあると電話があります。また、養護学校に行き担任に学校での様子を聞きに行ったりもしています。入所後、母親は、2回、父親は、1回会いに行きました。
新しいところで数日は、不安定でした。施設内の騒がしさも影響しているようです。母親が会いに行った時、職員は、初めてしゅうちゃんの笑顔を見たと言ってたことからかなり不安だったんでしょう。和菓子(しゅうちゃん大好物)をもって施設内のブランコと滑り台のある広場に2時間ほど行きました。ブランコ、滑り台、砂遊び、水遊びをして施設に戻りました。
最初、しゅうちゃんは、おとなしい入所者と2人部屋でした。施設の中には、騒ぐ人がいてつられてパニックをおこし不安定。
施設には、棟続きで離れがあります。ここは静か。しゅうちゃんは、ここの一人部屋に移り布団に潜ったり、好きな本を見たり、ぬいぐるみを抱いたりしてすごしています。
食事は、食堂で食べるのですが、ここも騒がしくてだめなようなので一人部屋で食べてます。
行くたびに施設内でのこと、こうしてくださいとの要望などを話してきます。
少し、落ち着いて過ごせるようになってきたので安心かなと思ってます。

帰省

fukuramu入所して一ヶ月自宅には3回帰省しました。2泊3日または3泊4日して施設に帰ります。家に居る間ニコニコして機嫌が良い。パニックなんておこしません。
まあ、朝起きて、自分の好きなようにしてあれこれと指図されないそんな自分のペースの1日が良いようです。ネコに近い生活か?過干渉は嫌いでも少しはかまってほしい時もあり、でも一人の時間が好き。
家の中では、ソファーに座って好きなぬいぐるみを抱いてます。自分のズボンの中に入れてることもあります。起きている間は、何かしら音を出してます。笑ったり、声を出したり、足で床をドンドンしたり、舌で音を出したり、容器や紙を指ではじいたり、擦ったりして音を出してます。安定していて行ったり来たりの生活が良いのかな。


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