DANGEROUS CHARMS
ゴーバンズのBMGビクター移籍後(ワンダーフルーツ以降)では、一番お気に入りのアルバム。クルマのCDチェンジャーからおろされたことがほとんどないほど、現在に至るまで良く聞いています。畳み掛けるようにパワフルなロックが連続。ゴーバニストの中には「サマンサ」までしか聴いていないって人も多いのですが、このアルバムはお勧めです! ロック好きな人にとってはゴーバンズの最高傑作といえるかもしれません。
ダイナマイトガイ
- いきなり脳天杭打くらったみたいな強烈なオープニング。危険なカレはそれだけミリョク的。ヤワな男ばかりの世の中だもんね。ところで、chee'sの「ガラガラゲッチュ!」って、ダイナマイトガイを明るくしたって感じじゃない?
LUCKY LADY
- 自分の運命は自分で決める。自分の生き方は自分で選ぶ。受け身の恋なんかしない。LUCKYは待っててくるものじゃなく、自分の力で手にするもの。このアルバムに出てくる女性はかなり強気な面を見せます。
解らないナラ別れない
- こっちがせまってるのに優柔不断で反応しないオトコ。もっとはっきりしろって叫びたくなる。でも本当は、たんに自分が相手にされていないだけなのかも!?ところで、イントロからのバックコーラスが何て言っているかが、いまだに分かりません。「不満、不満」かな?
ガールフレンド
- カレシをめぐってライバル関係になってしまった女ともだち。カレシを取られたことより、彼女との友情にヒビが入ったことがショック。でも、それってカレシの立場はどうなんの?
ラブ ショック
- 周りからはモテモテのイイオンナのアタシ。なのに彼だけは振り向かない。この曲もなかなかカッコいいロックに仕上がっています。
完全犯罪の女
- 間奏明けの「あ〜んたが邪魔なのよ!」は衝撃的。我が家ではこのセリフ、めちゃくちゃハヤリました。オンナは魅力も魔力も兼ね備えています。
LOVE DRIVE
- 強烈なリフ、うねるボーカル。夜更けの都心から高速に飛び乗って、海が見えてくる、夜が明けてくる、こんなドライブをとてもリアルに描写しています。この感覚はクルマ好きの人にはたまりません。僕のクルマのなかでは、首都高をかっ飛ばすときには必需品となりました。ボ・ガンボスの「トンネル抜けて」と並んでドライブ中のナンバーワンソングです。その意味では、森若さんソロの未発表曲「DRIVE ON」がCD化されるの、楽しみに待っているんですけど、森若さん!
チェリーボーイ
- 「おねーさんがイロイロ教えてあ・げ・る」系のことが起きないかな〜なんて、高校生くらいのころは夢を膨らませたもんですが...。この曲はそんないやらしいもんじゃありませんけど。
ビューティーフルーティー
- 私は毎日その日一日を精一杯beautyに生きていく...森若さんらしい人生観。途中バックに3人の軽いおしゃべりが入っています。本番前の仮歌を採用したそうですが、メンバー3人の雰囲気が窺い知れてイイ感じです。
狂った天使
- 彼は裏切ったのに、そんな彼から離れられない。もう二人で地獄におちるしかない。
夢の夜明け
- 「狂った天使」がいつのまにか「夢の夜明け」につながっている不思議な始まり方をしています。夜明け前、目を覚ますと現実の世界に引きずり出される。懐かしくて美しい夢の世界から、ほんとは出て行きたくない。朝が来なければずっとここにいられるのに。
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