THE RECYCLE HITS
温故知新はロックの世界では大切なこと。カバー曲を出してお世話になった先達に敬意を表する人も多いですよね。僕は個人的には、ジョン・レノンの「Rock'n'Roll」やRCの「COVERS」は聞きまくりました。それから、忘れちゃいけない、VAN HALLENの「You Really Got Me」とか。
さてさて、今回のアルバムには小さいときに聞いた曲を1993年のゴーバンズ流にアレンジした曲が6つフューチャーされています。ゴーバンズの魅力はもちろん、素材のよさにも改めて気づかされます。
ワンサカ娘'93
- レナウンのCMソングですが、おそらく昭和50年前後のものだと思います。私はこのCMは見た記憶ないんですけど。作詞作曲は「ま〜る〜は〜の〜ち〜く〜わっ」と「レンジでお魚一分半」の小林亜星さん。
東京ブギウギ
- これは江利チエミさんの歌でしたっけ。今や年末のテレビ東京のナツメロ以外では耳にすることもできないと思いますが。昭和20年代の歌でしょうが、言ってることはゴーバンズの「おどろう!」と変わらなったりするんです。 ...と書いていたら、TORAさんから、オリジナルは笠置シヅ子さんでしょ、とご指摘を頂戴しました。毎度どもです。
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
- 僕が小学校1年に入った年の大ヒット曲。宇崎竜童&ダウンタウンブギウギバンドですね。当時通学路上に「宇崎竜童のダウンタウンブギウギハウス」という宇崎さん所有のライブハウスがありまして、何度か宇崎さんや阿木耀子さんをお見かけしました。しっかし、1年坊主のガキどもは、訳も分からず「アンタ、あのこの何なのさ」と連呼してたもんです。
横須賀で1年前に隣に座った女を捜し求めて、デイープな夜の街を取り憑かれたように徘徊する男。そりゃガキにはわかんないでしょ。
東京ガール
- オリジナルはノーコメンツだそうですが、ぼくは聞いたことないんですよね。意外に新しい曲で80年代初めなんだそうです。当時、レトロな雰囲気を一杯醸し出して作られた曲なんですね。
リボンの騎士
- 僕らが子供の頃は、日テレで夕方5時半から再放送してませんでした? 今はじめて気づきましたが、シンセの大御所冨田勲さんが作曲してます。
モンスター
- ぼくらが子供のころは、そりゃもうピンクレディーは人気者で、3ヶ月に一枚ずつシングルを出しては、とてつもなくヒットさせていました。女の子はみんな(ってほんとにみんな)振り付けマスターして歌ってましたよね。(ってオヤジくさい昔話。)
ついでに自慢すると、小学4年のとき、野球のチームの練習中に、まだ「ペッパー警部」出した頃のデビューしたてのピンクレディーが雑誌のグラビア撮影に現れて、私は二人のど真ん中でもみくちゃになって写真に写ったことがありますです。はい。
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