グレイテスト・ビーナス
ピンクに輝くCD、24頁の歌詞カードと、結構カネかかってます。ゴーバンズの3人がチャンピオンベルトをしめて、無敵のビーナスに扮しています。
'90年3月3日発売
無敵 のビーナス
- 世紀の大恋愛→突然の失恋で失意のどん底。でも力強く立ち直る私は無敵のビーナス。前よりずっと強くなってる。この曲を聞いて勇気付けられた人、きっと多いでしょうね。映画「香港パラダイス」主題歌としてシングルカットされています('90年4月21日発売)。映画の中では、斉藤由貴が催眠術をかけられてチェーンソーを持って(13日の金曜日状態)大暴れした後、パトカーとカーチェイスするシーンで使われています。
あいにきてI・NEED・YOU !
- ゴーバンズ史上最大のヒットソングとなったシングルカット曲('89年12月27日発売)。アルペンスキー'89−'90TV CFソング。発売当時オリコンで、森若さんが、「銀座じゅわいよくちゅーるマキか、ブティックjoyかってくらい良くかかるって聞いたのに、全然かかんないよね(笑)」って嘆いておられましたが、どうしてどうして、翌春まで、まさにヘビーローテーション。このCFで日本中にゴーバンズの名が知れ渡りました。前の年の同じ頃に、やはりスキーのCMを通じてプリプリが「MY WILL」を歌って超特大ブレイクしたのを見ていただけに、「ゴーバンズも続け!」と盛り上がりましたよね。
この曲が大ヒットしたことで、皮肉なことに、ゴーバンズは多くの人にこの曲だけの一発屋として記憶されることとなってしまったのは、やはり残念としか言いようがありません。今にして思えば、もっともっと多くの人に、素晴らしい曲たくさんあることを知って欲しかったなぁ。「あいにーじゅー」に罪はないんだけど...
アイスクリームマン
- 恋愛をすべてアイスクリームにして歌った曲。今回改めて何度も聞き直したり歌詞カードを読み直したりしたけど、未だにどーゆー意味だかわかんない部分も結構あるんですよね。ま、あんま考えないで聞いた方がいいんだと思いますけど。
Sha・La・La
- 一昔前の歌謡ポップスのようなノリの曲。僕はこれを聞くと爆風スランプのデビューアルバムのタイトル曲「よい」を思い出します。ちょっとベースのリフの感じが似ているよね。普段はなかなか近づけない片思いの彼に、自分の気持ちを伝える唯一の手段は歌うこと...この曲も、歌うために生まれた天性の歌姫・森若を感じさせてくれます。
8月のDiary
- 静かな曲ですが、サビのメロディがキレイ。斉藤さん作品です。
Don't worry boy
- この曲はクルマで聞いているとほとんど子守歌状態でアブナイ、という...。歌詞は一人になってみて片思いのせつなさに気づいた、という内容。
荒野のエピローグ
- マカロニ・ウェスタンのテーマ曲風。武道館のライブでは、森若さんがインディアンの娘に扮して歌っていました。一方的に思っている彼のことを毎日考えつづけているうちに、だんだん自分が彼に似てくる。最後には鏡に映った自分=彼を愛してしまう。不思議な空想物語です。
グルーピーベイビー
- こういうギターリフがカッコイイ曲はぼくは大好きです(なんたって高校のころキンクスのコピーやってたぐらいですから)。追っかけやってるんだけど、大勢の中の一人じゃなくて、一人の女としていつか愛されたい、という内容の歌。 でも彼女、ボーイフレンドはいるんだって。 このへんは男にはちょっとわかんないところ。
…と以前に書いたけど、考えてみれば、ぼくも30過ぎ妻子アリにして、森若さんのライブに毎回出かけてるし、あんま変わんないかも...(苦笑)。
人生は絵の具のパック
- 最初に聞いたころは、レゲエっぽいと思ったような気がしたんだけど、今聞き直すと全然そんな気はしませんね(ま、あえて言えばイントロかなあ)。歌詞は人生いろいろ、やりなおしだってできるし、自分だけのオリジナルなものにできるんだよっていうメッセージ。聞く人を前向きな気持ちにしてくれますね。
間接キッスに御用心
- 彼とキスしたってことは、前カノと間接したってこと...なんてことないことに一度気づいちゃったら、もうそのまんま空想の世界がどんどん広がっていってしまい、...ということは世界中の人と間接キスしたってこと!?...と森若ワールドに引き込まれていってしまいます。
チヨリスタの星
- 谷島さんの曲です。素朴なギモン・・・チヨリスタって何? 谷島さんちのネコはチヨって名前なんだそうですが。数少ない谷島作品のため、ベスト盤「ベストはお好き?」にも収録されています。
テディベア
- 子供の頃必ずテディベアと一緒に眠った女の子。もう一人で眠れるようになったのは、恋を知ったからなのでしょうか。
次のページに進む
表紙に戻る
ゴーバニストからのメールをお待ちしています