ハッスルはお好き?
インディーズ時代にSWITCHレーベルから発売して一大ブームを巻き起こした(らしいのだが、ぼくはリアルタイムでは知らない)のが「HUSTLE BANG! BANG!」と「プリマドンナはお好き?」。そして、メジャーデビューと同時の88年5月21日に、「HUSTLE BANG! BANG!」の4曲と、未発表曲だった「エレキ天国」、さらに「プリマドンナはお好き?」の4曲をあわせて発売されたのが、「ハッスルはお好き?」。(こちらはリアルタイムで聴きました。)
「プリマドンナはお好き?」と「ハッスルはお好き?」には、発売元:スイッチコーポレイション、販売元:ポニーキャニオンとクレジットされていて、まさにインディーズとメジャーのあいのこ状態。
この頃(メジャーデビューアルバムの「ゴーバニックランド」も含めて)は、ギター・ベース・ドラムスを基本としたシンプルな編曲で、ゴーバンズの中でもっとも楽しく、熱くロックしている時代ですよね。
愛をこめて、もっと!もっと!
ハートアタックNo.1
シャイリー・キャンディー
バレラはおせっかち
エレキ天国
- レトロなロックの雰囲気を思いっきり楽しめる曲。こういう本歌どり的な雰囲気を出すのってこのバンドものすごく上手ですよね。ステージではモンキーダンス踊りまくり。間奏はキャント・バイ・ミー・ラブ。ギンギンディストーションのギターを中心にほんとにシンプルでカッコ良くしあがっています。ロックンロールの雰囲気さえ出れば、歌詞は分かるようで分からない、若干意味不明気味になってもそこは気にしない、この割り切りの潔さ。
レコーディングは一発録り、ほとんど埋め草的に録音した曲のようですが、どうしてどうして。ゴーバンズの中でいちばんイキオイを感じる作品です。
プリマドンナはお好き?
麗しのミス・ゴージャス
KISS・ME! KISS・ME!
ピンカール
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