姥沢ー月山ー湯殿山神社    平成22年10月3日    TOP  BACK 月山2009年7月3日の記録

コースタイム 大宮=かみのやま温泉=山形(泊)
山交ビル8;05=8;46西川バスストップ9;10=9;59姥沢=リフト頂上駅10;35〜11;40月山12;10〜牛首〜
金姥12;55〜14;40湯殿山大鳥居16;35=17;52鶴岡駅18;20=20;08新潟20;19=22;02大宮

 
案山子の町、かみのやま駅で

テレビニュースで月山の紅葉が始まったと聞き、行ってみたいと思ったが、電車バスで行くことができるのか分からなかった。調べてみると前夜山形に入ると何とか行けそうです。前夜、かみのやま温泉の下大湯共同浴場に立ち寄って、山形の。ホテルアルファーワンに泊まった。翌朝、松屋にて朝食を済ませ、8時5分に山交ビルから酒田行きの高速バスに乗った。このバスは予約制ではないが満席のときは乗れないと書いてある、窓口で帰りに途中から乗って、もし満席のときはどうしたらよいか聞くと満席になることはないとのことです。その言葉を信じて行動をするしかない。駅前と市役所付近で乗り込んだ乗客は合計15名ほどでその後、寒河江で2人乗った。
8時46分に西川バスストップで降りた。初めて高速のバス停で降りたので心配だったが簡単に一般道に降りられた。一般道に出たところが西川町営のバス停だった。9時10分のバスまで藪の中に栗の木を見つけて栗拾いをした。バスは間沢のバス停に止まる。ここで朝日岳への登山口、根子へのバスが連絡している。朝日岳登山のときに使えるようです。終点の姥沢に着いたときは一人だった。
 

牛首〜月山方向
 
紅葉の始まった姥沢から歩き出し、姥沢小屋の監視小屋で200円の美化協力金を支払って先に進む。もう10時過ぎです、時間短縮のためリフトに乗った。(リフト代560円)高度を上げると姥ヶ岳の山腹の紅葉が見えてきて期待が持てそうです。
リフト頂上駅から登ると姥ヶ岳を巻く右の道に入った。斜面一面が紅葉する月山が登山道の先に見えるようになった。笹の緑と黄色の紅葉が混じっている。山頂に近いところは茶色が広がっている。樹林がなく笹と潅木で見晴らしはすこぶるいいのだが風当たりもよく、強風に帽子が飛ばされそう、手ぬぐいで頬被りをした。
牛首で稜線コースと合流し、石ころの急な道を登りながら時々振り返ると、歩いた道と姥ヶ岳への道とリフト駅がはっきりと道筋となって見下ろせる。その先は庄内平野がかすんで見える。登りきると平坦になって神社と小屋が見えてきた。神社のお参りはパスして裏に出てみるとちょうど昼時で休憩している人でいっぱいだった。すこし戻り、展望よさそうなところで雲の切れ間に見える鳥海山を眺めながら昼食をした。
 
 
月山神社の下で
 
池塘と草紅葉
帰りに山名案内円盤のところで眺めたが、飯豊山の一部がすこしだけ見えていただけで展望は残念でした。牛首から姥ヶ岳方向に進み、金姥の分岐で、時間を見ると湯殿山に行って、鶴岡行きのバスに十分間に合いそうです。湯殿山に向かった。今までの賑わいが嘘のように静かになった。湯殿神社まで一人に抜かれただけでした。こちらの紅葉のほうがきれいなところが多かった。小沢を渡ると池塘ヶあって草紅葉がきれいだった。施薬小屋の手前は赤色も混じるようになって今までの黄色がほとんどだったものよりいい色合いだった。施薬小屋からは急なの下り道、はしごやクサリ場を通過した。沢が出てきて降り切るとそこは神社のご祈祷場で観光客でいっぱいでした。白装束の集団が水垢離でもするのか準備体操をしていた。足湯らしきものも見える。駐車場に向かう道から眺めるとご祈祷場らしき湯噴塔のような赤茶けた岩と斜面が見下ろせた。車道をノンビリと歩き大鳥居に着いた。マップのコースタイムではかなり厳しいものだったが2時間もバス待ち時間があった。茶店でビールを飲みながら、あまりのおにぎりを食べ、みやげ物を見て時間を潰した。
 

施薬小屋
ここから姥沢に戻る道がある
 
 
湯殿山の大鳥居と
鶴岡に行くバス
4時過ぎると茶店も店じまいをはじめ、なんとなく居にくかった。4時35分の鶴岡エスモール行きのバスに乗った。鶴岡駅まで一人だけの、貸し切りバスで駅迄送ってもらった。6時20分の特急いなほで新潟に出て、新幹線で大宮に着いたのが10時でした。月山が前夜泊とはいえ、ほぼ日帰りできるとは思いもしませんでした。手軽に月山の紅葉を楽しめたすばらしい山行でした。