赤城山 黒檜山   平成23年3月13日   TOP  BACK

黒檜山記録 2009年2月11日 

コースタイム
前橋駅7;32=あかぎ公園バス停8;49〜登山口9;10〜黒檜山10:55〜11;05展望台11;25〜駒ケ岳13;20〜14;45あかぎ公園バス停15;17=前橋駅

 
富士見温泉で榛名山を展望
一昨日、東北関東に巨大地震が起きた。こんなときに山でもないだろうとヒンシュクを買いそうですがテレビから流れる被害の様子を見ると自然の力のすごさと、それに対して人力の貧弱を思い知らされた。無力感が募るばかりです。被害のないところは早く通常の生活の戻り資金面で応援するのもひとつの選択だと思う。
だめもとで高崎線に乗ると案の定、行き先が本日に限り籠原止まりでした。籠原で乗り換えて前橋まで行くと、何とか予定のバスに乗ることもできた。富士見温泉で降りると榛名山の展望がすばらしいところでした。赤城ビジターセンター行きに乗り換えた。乗客は一人だけ、運転手さんがこの時期だけ富士見温泉ー赤城ビジターセンターの往復券が1600円で安くなっていると教えてくれた。通常は片道で1150円ですから700円の割引さらに温泉代が100円引きで入れるかなり割安です。あかぎ広場前で降りるときに往復券を購入した。大沼にはワカサギ釣のひとのテントがたくさんあった。赤城神社の方向に20分も車道を歩くと登山口に到着する。軽自動車が一台止まっていた。準備していると2台の車がやってきた。
一足先に歩き出す。まだまだ雪も多くアイゼンをつけて正解でした。急な坂を上り、開けたところに出ると大沼の展望のよい崖っぷちに出た。
 
最初の岩場で大沼を見下ろす
 
黒檜山
冬道の常でトレースがいくつか見られる、適当に歩きやすそうなトレースを使って高度を上げ右が切れ落ちた尾根に出ると一本道になった。山頂にはベニヤ板に手書きの山名版が取り付けられていた。雪の時期にも何回か着ているが今までで一番の積雪できたの展望台へは立派な雪庇が出来ていました。先客が一人腰を下ろして休んでいたので脇に座らせてもらった。地元の人でこんなに雪が多いのは目面しいと話してくれた。風もなく展望には最高の天気で、早速、先々週上った谷川を探すとはっきりと谷川だけの二個の尖峰を見つけた。右には白髪門、朝日岳、武尊山、至仏山、燧ヶ岳と真っ白な峰が続く。日光白根山、皇海山、日光連山と続く。谷川の北には万太郎山、仙ノ倉山、苗場山、白砂山、横手山と名だたる山並みが連なっている。
時間のたつのを忘れて眺めた。その間に10人以上の人が来て、去っていった。 
1時間20分座り込んでいた。
 
展望台で谷川連峰を眺める先行者

駒ケ岳手前の雪庇
 
下山は駒ヶ岳を回って見たがこちらは歩く人が少なく誰にも会うことがなかった。黒檜山大神にお参りをして駒ケ岳に向かう。急坂を下りるが気温が上がりアイゼンは団子になって足は倍の重さになってしまう。頻繁にピッケルで落としながら歩いた。
途中、地蔵岳、小沼の展望がよいところで駒ケ岳への尾根を望むと雪庇がひだとなって見られた。駒ケ岳山頂の手前では谷川岳〜平漂山への稜線を眺めるところもあり、しばしば立ち止まる。
駒ケ岳山頂で小休止、快適な林間道を進み、大洞への下りにかかる。アルミの梯子が見えるが危険のため梯子は使わないで下りた。今回一番緊張したところだった。さらに下ると梯子も見えて使うことができるようになり快適なくだりとなった。
あかぎ広場バス停に着くが待ち時間があったのでお土産屋さんでビールを飲みながら待った。サービスに温泉饅頭をいただいてバス停に戻った。富士見温泉にはよらないで前橋駅に下った。