早池峰山  平成24年9月24日 雨  TOP  BACK

早池峰山記録 2008年6月22日 

コースタイム
盛岡7;20=小田越登山口9;30〜11;30山頂〜避難小屋12;10〜13;30小田越登山口=14;45東和温泉

 
小田越登山口
9月24日 曇りのち雨
昨日は岩手山ロングコースだっだためいたるところ筋肉痛です。窓を開けると曇りだが、雨降りではない。夕べの天気予報では朝方は曇りだが昼ゴロより晴れマークがあった
そこで少し遅めの出発で山頂を昼頃に踏む予定にした。夕食と乾杯をした休憩室で朝食バイキングを頂く。朝食としては豪華かで品数も豊富です。パン食、和食とどちらもあり充実した朝ごはんが頂けました。7時20分、ホテルを出ると小雨がパラついていた。中心街は通勤時間もあって、渋滞したが紫波町に入るとガラガラになった。車窓から山並みも見えるので気をよくして走る。早池峰ダムで左折して、岳川に沿う道をさかのぼる。岳の最奥の集落を過ぎると早池峰神社があった。時折、強風が吹き荒れ木々を揺らすようになってきた。道路には山栗が沢山落ちていて時間があったらと思いながら過ぎる。
河原坊に着くと駐車場には3台止まっていた。小田超まで車を進めると登山口周辺は路上駐車禁止の札が一杯立っている。
平日のこんな天気で登山者も少ないだろうと路上に止めさせてもらうことにして準備をする。このときにはもうすっかり雨降りとなっていた。
出発しようとしたら高山植物監視所のおじさんが出てきて下の駐車場に置くように注意された。相棒がに移動してくれた。歩いて3分ほどに3台ぐらいの駐車スペースがあった。
登山届けのノートに記帳して歩き出した。
 

登山口から見た
薬師岳
 

累々と転がる蛇紋岩の道
 
登山口から木道で始まり、樹林帯を緩やかに登るとまもなく、潅木と岩が点在する斜面に出る。時折小雨が降るが雨具を着ると暑いので上着は脱いだ。 直ぐに着ることになった。どれが蛇紋岩だか分からないが雨に濡れた岩は良く滑る。その上、急登の連続です。眼鏡は曇る、雨具の帽子が邪魔して視界がさらに悪くなる。い道をひたすら登る。四角い岩が乗る五合目の御金蔵をようやくすぎた。冷たい雨と強風に歩みは遅くなってきた。緑のハイマツの中に草紅葉が点々と見られるようになった。7合目で一枚岩のハシゴが出てくる。
取り付くのに一寸ためらうような急である。足をかけると細い丸い金属のため足裏が不安定です。雨で触れていることもあって慎重に登った。ハシゴはその上にもう一本続くが下で慣れたためか余裕が出来た。
ひと登りすると剣が峰の分岐に着き、ここから平坦な道になって木道も出てくる。こんな急な岩山の最後に木道があるのに驚く。


ハシゴ 、雨のため滑りやすく
一寸怖い 
 
五合目の御金蔵
 
山頂の避難小屋
山頂の避難小屋が雨に霞んで見えてきて小屋下の岩場を登り、山頂に立った。早池峰神社の祠が祀られている。
不謹慎にも祠の前に座って記念写真を撮った。避難小屋には名古屋からフェリーで来た4人グループが休憩していた。その後、若いペアーが、さらに4人御若者がやってきた。さすがは百名山でその人気が伺える。ゆっくりと昼食を済ませコーヒーを一杯のんで下山を開始する。
強風、と寒さは容赦なく襲うため眼鏡は曇って見通しが悪いし、手は冷え切って感覚が鈍い、滑りやすい岩の道は急ぐことも出来ずにひたすら我慢の下山です。ハシゴも無事通過して、5合目になると急に暖かさを感じる風に変わった。
何のために変化したかわからないが歩きが楽になってほっとした。
注意深く、滑らないように、樹林帯まで下ると一安心です。
登るときは気が付かなかったが、熊除けにドラム缶にバチが付いてぶら下がっていた。登山口についたころはいくらか明るくなって雨も止んでいた。
時間があったら薬師岳へも登ろうと考えたが今回は諦めました。
監視員詰所でおじさんと立ち話をして車に戻った。この監視小屋は遠野市で管理していると言われ、不思議に思った。帰って地図を見ると薬師岳と早池峰山を結ぶ直線と東に何メートルかの地域が遠野市だった。早池峰山の頂上に向かって狭い範囲だけ遠野市の地籍のようだ。
宗教上で早池峰山は遠野市の財産だったのか?飯豊山も同じような境界線がある。
 

雨に濡れる
ナンブトウウチソウ
 
 
山頂
早池峰神社
 
高山植物監視所
監視員のおじさん教えられた東和温泉にむかう。道中、実った稲田が美しい、刈り取った稲を 自然乾燥のため稲架掛けにした姿に郷愁を感じます。各地方によってこのハセの作り方がちがうし、呼び方もちがっていて面白い。あと1−2週間ですべて刈り取られ秋も終わりとなることだろう。
東和温泉(入浴料600円)は炭酸泉で柔らかなぬるめの湯だった。ノンビリと長湯が出来る温泉です。
温泉館の前にカイヅカイブキだろうと思うのですが金平糖のようなトンガリのある実を沢山つけていました。
生垣として植えられているがすべての木に見事なまでに実が付いていました。
珍しい光景だと思い眺めました。
新花巻駅まで15分、駅レンタで返却して、はやてで楽チンに帰郷しました。


カイズカイブキ
金平糖のような実
 
 
東和温泉