奇跡が起こる爪もみ療法

 免疫力が高まり、病気が逃げていく!


奇跡が起こる爪もみ療法 
福田 稔, 安保 徹  ビタミン文庫(マキノ出版)
 爪を2分もむだけで糖尿病、ひざ痛、耳鳴り、円形脱毛症が自分で治せる!いつでもどこでもできる簡単健康法を紹介。
 爪の生え際の両脇を指でギュッともむだけで多くの病気が改善する、医師考案の健康法。高血圧、耳鳴り、糖尿病、冷え性、不眠によく効きます。
目次

  第1章 爪もみ療法で万病が退治できる

自分でできて効果抜群の爪もみ療法
ストレスによる自律神経の乱れが万病をつくる
自律神経免疫療法とは
爪もみ療法は自律神経免疫療法の家庭版
効果を信じて続けることが大事


  第2章 なぜ爪もみ療法で病気が治るのか

自律神経が免疫の主役・白血球を支配する
顆粒球人間とリンパ球人間
病気の七割はストレスによる交感神経の過緊張が原因
交感神経の緊張がもたらす障害
間違った治療が自律神経の乱れを増強させる
不快に感じる症状は、病気を治す生体反射だった
生体反射を利用し交感神経の緊張を改善させる
常用薬はこうしてやめる
副交感神経優位なリラックス体質は体を鍛えて改善に導く


  第3章 爪もみ療法はこんな病気によく効く

食事制限や運動療法が必須の糖尿病も爪もみ療法で
インスリンの分泌を高めれば軽快 
爪もみ療法で自律神経のバランスを整えれば
高血圧も薬なしで改善 
自律神経を整え骨盤内の血流を改善する爪もみ療法が
子宮内膜症に効果を発揮
手のふるえや歩行困難のあるパーキンソン病患者が
爪もみ療法で改善し一人で歩けた
潰瘍性大腸炎は難病ではなく病気を理解して
爪もみ療法を行えばよくなるとわかった
爪もみ療法を行うとアトピー性皮膚炎の皮膚の赤みやかゆみが
改善し生活に笑顔が戻る
脳の血流を改善して詰まりを防ぐ爪もみ療法は
脳梗塞の予防に有効
脳梗塞の後遺症でオムツ交換が困難なほどの筋肉の
こわばりに爪もみ療法が効いた
自律神経失調症による激しいめまいや動悸、しびれをみことに
一掃した爪もみ療法
爪もみ療法は突発性難聴による耳鳴りに威力を発揮し
聴力が改善した例もある
シェーグレン症候群によるドライマウスや胸部の痛みに
効果のあった爪もみ療法
爪もみ療法で自律神経を整えて免疫力を回復していけば
ガンは怖い病気ではない
円形脱毛症の大きな原因はストレスであり自律神経の
バランスを整えると発毛が促される


  第4章 爪もみ療法のやり方

だれでもどこでもできる爪もみ療法


  第5章 爪もみ療法で病気が治った体験談

薬でも下がらなかった血圧が
爪もみ療法で正常化して頻尿や疲れ目、肩こりも解消
糖尿病で200r/dlから下がらなかった
血糖値が爪もみ療法で123r/dlになり驚いた
リウマチのため歩けないほど悪化した
右ひざの痛みが爪もみ療法ですっかり消えた
パーキンソン病で寝たきり・
無表情だった父が爪もみ療法で散歩ができ笑顔も見せる
寝返りも打てないほどの腰の激痛で
睡眠不足に悩まされた私を救った爪もみ療法
70年以上悩んだ耳鳴りが1ヶ月の
爪もみ療法で小さくなり夜間頻尿の回数も激減
25年来のメニエール病による
めまいや耳づまりが爪もみ療法をしたら10日で解消
子宮筋腫による激しい生理痛や貧血が
爪もみ療法で改善し手術も延期している
鎮痛剤も効かないほど激しい
顔面神経痛が爪もみ療法を始めた翌日に消え再発もなし
私の更年期障害による
不眠やイライラを撃退し夫の血糖値も正常にした爪もみ療法
不安神経症が原因の動悸や頭のふらつき、
さらには不眠まで、爪もみ療法ですべて改善
近視と老眼で落ちていた私の視力が
爪もみ療法で向上し高血圧も基準値で安定した
一晩に5回はトイレに通う夜間頻尿が
爪もみ療法を始めて3日で治り耳鳴りも改善
薬なしではまったく眠れなかった私が
爪もみ療法で熟睡でき耳鳴りも消滅した
18年間も続いた泣きたいほどの
頭痛地獄から私を救い出してくれた爪もみ療法


  第6章 爪もみ療法の効果をさらに高めるには

足の爪もみ療法
携帯用電子針を使って爪の生え際を刺激する
爪もみ療法と併用したい健康法


  おわりに

  自律神経免疫療法を行う全国の主なクリニック


著者紹介
)
福田 稔[フクダミノル]
 注射針やレーザーで皮膚を刺激して血流障害を改善し、病気を治す自律神経免疫療法でアトピー性皮膚炎、膠原病、パーキンソン病、ガンなど難病の治療に著しい成果を上げている。2001年4月より「日本自律神経免疫治療研究会」を主宰

安保 徹[アボトオル]
 1947年生まれ。東北大学医学部卒業。現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学講座免疫学・医動物学分野)。1980年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。2000年、100年来の通説、胃潰瘍=胃酸説を覆す顆粒球説を米国の専門誌Digestive Diseases and Sciencesに発表

上記書籍内容の一部抜粋です
自律神経が免疫の主役・白血球を支配する

 私たちの体には「免疫」と呼ばれる自己防御システムが備わり、ウイルスや細菌、ガン細胞などの攻撃から体を守っています。その免疫システムの中で主役となって働いているのが、血液中を流れる白血球です。私は福田稔先生との共同研究により、体を感染から守る白血球が内臓や血管の働きを調整している自律神経の支配を受けていることを発見し、これを「福田ー安保理論」と命名しました。

 自律神経には正反対の働きをする交感神経と副交感神経があり、両者はシーソーのように拮抗し合って働いています。

 交感神経は、主に昼間の活動時やスポーツを行うときなどに優位に働く神経で、心臓の拍動を高め、血管を収縮させて血圧を上げ、消化管の働きを止めて、活動にふさわしい体調に整えます。一方の副交感神経は休息時や食事をするときなどに優位に働く神経で、心臓の動きや呼吸をゆるやかにし、血管を拡張して血流を促し、心身をリラックスモードに整えます。さらに副交感神経には細胞に分泌や排泄を促す働きがあり、副交感神経が優位になると、消化液の分泌や排便が促進されます。

 では、自律神経は白血球をどのような形で調整しているのでしょうか。

 白血球には大きく分けて顆粒球とリンパ球があります。顆粒球はサイズの大きな細菌や死んだ細胞を食べて処理する細胞で、リンパ球はウイルスなどの小さな異物をとらえて処理する細胞です。自律神経はこの顆粒球とリンパ球の数や働きを調整しています。

 顆粒球は交感神経の、リンパ球は副交感神経の支配下にあります。顆粒球には交感神経の神経伝達物質・アドレナリンを受け止めるレセプター(受容体)が、リンパ球には副交感神経の神経伝達物質・アセチルコリンを受け止めるレセプターがそれぞれ存在し、アドレナリンを出す交感神経が緊張すると、顆粒球が増えてリンパ球が減少し、アセチルコリンを出す副交感神経が緊張すると、リンパ球が増えて顆粒球が減少するのです。

 こうした反応は、生物にとって実に理にかなったことでもあります。体が活動的になっているとき(交感神経が優位のとき)は手足に傷を負いやすくなり、傷口から細菌が侵入する機会が増えます。そんなときには大型の細菌を処理する顆粒球を準備しておくことが生体の防御には有利です。一方、食物を摂っているときや休息しているとき(副交感神経が優位のとき)には、口や消化管からウイルスなどが侵入してくる危険性が高くなります。こうした小さな異物は顆粒球では対処できないため、リンパ球を準備しておく必要があるわけです。

 事実、自律神経には日内リズムがあって、日中は交感神経が優位になって顆粒球が増え、夜間には副交感神経が優位になってリンパ球が増えることがわかっています。人間はこうして自律神経と白血球を連係させることで環境に順応し、命を存続させる最良の状態を保ってきたのです。

 ちなみに、交感神経と副交感神経がバランスよく働いているときの白血球は顆粒球54〜60%、リンパ球35〜41%という比率になります。それぞれの比率がこの範囲内に保たれていれば、病気に対する抵抗力も保たれ、体は健康な状態にあると考えられます。


間違った治療が自律神経の乱れを増強させる

 昭和20年代までの日本は貧しく、平均寿命も非常に短命でした。食糧事情の悪さ、重労働、暖房の不備といったストレスから、激しい交感神経緊張を強いられていたからです。このようにストレス状態にさらされた生き方を続けていると、交感神経の緊張の持続からやがて体は消耗状態に陥り、免疫力も低下して、病気の発生・進行がきわめて早くなるのです。

 昭和40年代に入り、経済状態がよくなりだすと、ストレス生活からの解放によって体も消耗しにくくなり、寿命も延びていきました。そして、とうとう世界一の長寿国に昇りつめることができたわけですが、その一方では病気の発症年齢が低下したり、中高年の大半はつらい症状や慢性的な病気を抱えながら生きているという矛盾した現象が起こっています。働きづめの生活やつらい心の悩みなど、昔の貧しさとはまた異なるストレスが、新たな消耗状態を作り出しているのです。

 では、その消耗状態にさらに拍車をかけている原因が、消炎鎮痛剤(痛み止め)、抗不安薬、睡眠薬などに代表される薬物の長期使用にあるといったら、みなさんはどう思われるでしょうか。実にショッキングな話ですが、まぎれもない事実なのです。

 なぜなら、病気の大半は、交感神経の緊張が引き金となって引き起こされているにもかかわらず、現在臨床に使われている西洋薬は、いずれもその交感神経を緊張させる作用を持っているからです。すなわち、もともと交感神経緊張状態にある人が交感神経を緊張させる薬を飲めば、血流はいっそう悪くなり、顆粒球の増加・リンパ球の減少が促進されて、体は自分で治ろうとする力をどんどん失うことになるわけです。症状をとることばかりに躍起になって、「病気が起こりやすい体調」を、「病気が治りにくい体調」へと導いてしまっているのが現代医療の現状でもあるのです。鎮痛剤を例に、さらに詳しく説明していきましょう。

 鎮痛剤の代表的な成分には、アスピリン、インドメタシン、ケトプロフェンなどがあります。これらの成分は、体内でプロスタグランジンという物質の産生をおさえる働きがあります。プロスタグランジンは知覚神経を過敏にして痛みを起こす作用があり、これが減少すれば感覚がマヒして、確かに痛みはやわらぎます。

 ところが、プロスタグランジンは知覚神経を過敏にする一方で、血管を拡張して、血流を増進させる働きをしています。その産生を薬で無理におさえれば、痛みの根本原因である血流障害は悪化し、いつまでたっても痛みから逃れることはできません。こうして「痛みが起こる→薬を飲む」というくり返しの中で、やがて鎮痛剤が手放せなくなり、悪化した血流障害によってめまい、耳鳴り、胃炎、高血圧、糖尿病などのあらたな症状・病気が次々に引き起こされていく。すると今度はその新しい症状をおさえるための薬が加わって、いっそうの悪循環に陥り、体は破綻をきたしていくのです。

 また、プロスタグランジンには交感神経の緊張をおさえる作用もあり、これが産生できないと交感神経にブレーキがかけられなくなり、顆粒球が増えて活性酸素が大量発生し、組織破壊が進むことになります。年をとるにつれて、腰やひざの痛みを訴える人が多くなり、鎮痛剤を常用する人も増えていきますが、私は高齢者の発ガン原因の80%は、薬物の連続使用による組織破壊にあるとにらんでいます。


不快に感じる症状は、病気を治す生体反射だった

 そもそも医療の現場で間違った治療が行われている原因は、人間が不快だと感じる症状をすべて悪者扱いにしてしまっていることにあります。血流増加の極限状態で起こる発熱も、その一つです。

 たとえば、インフルエンザにかかったときには高熱が出て節々が痛み、体がとてもだるくなります。食中毒でも発熱し、下痢や嘔吐といった症状が起こります。ウイルスや毒物が侵入すると、それらを退治するため、体は反射的に副交感神経を緊張させてリンパ球を増やし、血流を促進させて、排泄能力を高めていきます。その結果、起こってくるのが発熱、痛み、下痢、嘔吐などの症状です。それらは病気を治そうとしている好ましい生体反応であるということを私たちは自覚するべきなのです。

 また、同様の副交感神経反射は、ストレスとの闘いによっても引き起こされます。たとえば、いじめなどにあった子どもたちは「頭が痛い」「おなかが痛い」と言って学校を休みたがります。そんな場合は本当に発熱していたり、下痢を起こしているものです。

 このように、副交感神経はウイルス、毒物などの物質的なストレスでも反射を起こすし、精神的なストレスでも反射を起こします。このことを理解すれば、対症療法(症状だけをとる治療法)に偏った現代医学の危険性もおのずと見えてくるでしょう。ことにその原因が精神的ストレスにある場合、薬は毒にしかなりません。不快な症状が起こったら、安易に薬に手を出す前に、最近つらいことがなかったかどうか、無理することがなかったかどうかを振り返ってみるべきです。

 とはいえ、副交感神経反射によって起こる痛みや発熱、下痢などの症状も、「不快だ」「つらい」と思えばストレスになり、交感神経の緊張を促す原因になっていくのもまた事実です。

 しかし、そのようなときには、薬で無理やり症状をおさえ込むのではなく、むしろ副交感神経を刺激し、体が治ろうとする力=免疫力を助け、増強させる工夫をしていくべきなのです。福田稔先生が考案した「爪もみ療法」は、その免疫力の増強を促す最も手軽で、強力な武器といえます。



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