●カードとは？

ここでいう「カード」とは、

1.手持ちの現金がなくても、買い物やサービスが受けられるカード ＝クレジットカード

2.担保がなくてもお金が借りられるカード＝ローンカード、キャッシングカード

3.上の1.と2.の機能を兼ねるカード のことで、テレホンカード等のプリペイドカードは含まれません。

以下これを踏まえた上で、種類や仕組み、利用する際の注意点などを紹介していきます。

●カードの種類

クレジットカード

1.汎用性のある（加盟店が多い）カード
　JCB、VISA、UC、DC、ミリオン、ダイナース、アメックス、日本信販、（NICOS）等

2.特定の場所で使えるカード（ハウスカード）
　デパート・スーパーのカード、ホテルカードなど

3.海外で使えるカード
　デパートなどのカードでもVISA、MASTERのマークが入っているもの、JCB 、アメックス

ローンカード

銀行のカードローンのカード、消費者金融のカード
（クレジットカードでもキャッシングは可能）

●支払（決済）方法

金融機関からの自動引き落としでは、翌月一括払いのほか、２回払い、ボーナス一括払い、分割払い、リボ払いなど、いろいろありますが、カードによって違います。
キャッシング・ローン利用ではATMから支払いできるカードもあります。

●申し込み方法

クレジットカード=金融機関・発行元（クレジット会社）・加盟店などに置いてある「申込書」に所定事項を記入して送ります。（但し、銀行に口座を持っていることが必要です）
ローンキャッシングカード=金融機関・消費者金融会社の窓口で申し込みます。（機械で申し込めるものもあります）
最近では、インターネット上で上記カードの申し込みが出来るようになってきました。

●審査から発行まで

クレジットカード・カードローンの場合は、通常2〜3週間かかります。デパートなどでその日に発行されるものもあります。また消費者金融は、カウンターないし無人契約受付機でもその場で発行されます。最近では、インターネット上での申し込みで、即日発行されるものも現れてきました。

●年会費や特典など

クレジットカード・・・「年会費無料」のカードを除いては、500〜2,000の年会費がかかります。（JCB、VISAなどは1,287円）そのかわり加盟店での優待割引が受けられたり、利用ポイントによるプレゼントなどがあります。保険がセットされているカードもあります。

なお、分割やリボ払い、キャッシングを利用した場合は、年10〜30%程度の金利がかかります。
ローンカード・・・基本的に無料。消費者金融のカードには優待割引の特典があるものも増えています。

●クレジットカード利用の心構え

1.受け取ったら、裏にすぐサインをすること
　カードの裏側に、サインしましょう。これは加盟店が、そのカードを持っている人が本人だという確認をするために必要です。きどって筆跡を変えたりしないで、いつも書いている通りにサインして下さい。

2.使いすぎないこと
　カードは便利です。でも、持っていると気が大きくなって、ついつい使いすぎてしまうこともよくあります。毎月の支払いを考えて、無理のない範囲で利用しましょう。

3.支払い（返済）日の前日までに、必ず銀行口座にお金を入れておくこと。
　引き落とされないと、延滞利息をとられてしまいます。注意しましょう。

4.保管に注意すること
　落としたり盗まれたりして他人に使われると、請求書は本人宛に来ます。紛失した場合は、すぐにカード会社に連絡して、止めてもらいましょう。届け出れば、例え使われても請求書は来ませんし、再発行してもらえます。

5.他人に貸さないこと
　カードは、本人（名義人）しか利用出来ません。家族や親しい友達でも、貸し借りはカード会社との「契約違反」になります。

6.暗証番号のわかるもの（預金通帳・身分証など）と一緒に持ち歩かないこと。
　キャッシングを利用するには、暗証番号が必要です。盗んだり拾ったカードでお金を引き落とす犯罪者は、預金通帳や身分証から、暗証番号を推測することが多いのです。一緒に持ち歩かないようにしましょう。

7.海外では2〜3枚必要
　治安の悪い海外では、現金を持ち歩くのは危険です。カードの方が安全ですし、信用もされます。でも海外旅行の時は、2〜3枚用意しましょう。特定のカードしか使えない店も多いですし、磁気が弱って判読できなくなる場合もあります。

どんなカードを選んだら良いかは、あなたのライフスタイルに合わせて決めましょう。例えば良く利用する店が決まっているならば、そのお店のハウスカードを1枚、それから、使える場所が多いカードを1枚、急な出費に備えてローンやキャッシングが利用出来るカードも持っていると便利です。カード会社ごとに、特典はいろいろありますから比べてみて決めるのも良いでしょう。但し、くれぐれも使いすぎないように。賢く使って楽しいカードライフを！！。

　消費者金融会社は、今ではカードによってATMで出し入れする形態が一般的となってきました。出し入れが自由に出来て利息は日数分だけ、大手なら全国ネットで分かりやすい場所にあるので、旅行や出張で知らない土地に行くときなど、いざというときの１枚に備えていても。
金利が高いというイメージの強い消費者金融も最近は20％台の営業金利で、他業界のカードのキャッシング金利よりも低い場合もあります。短期間、小口で借りるなら便利です。カードを申し込めば即時発行されますが、どの会社を選べればいいのか、その選択基準となる比較データが少ないという欠点があります。

●お店を選ぶ場合、決め手になるのは「安心感」。これが意外なくらいお店によって違います。返済が遅れたり、何かトラブルがあったときにどんな対応をしてくれるか、これがポイント。それを見極めるには、初めてカードを作るときにきちんと説明してくれるかどうか、こちらも「審査」する目が必要。
このホームページでは安心して選べる、優良店を厳選して上に紹介しました。

●金利は安い方がいい・・・でも、営業広告の中には極端に低い金利で集客を図りながら、実際は全然違った、などというトラブルもあります。危険な広告例をお見せしましょう。

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