最新のレースゲームのベンチマーク その3
2014年10月30日
私のPCの構成は変わっていませんが
Assetto Corsaがベータ版から製品候補版にアップデートされたので
各レースシムの2014年10月30日時点の最新ビルドで
ベンチマークを取り直してみました。
全て解像度1920×1080で計測しています。
フレームレートはMinが最小、Maxが最大、Avgが平均を表しています。
まずAssetto Corsaの1.0.5RC(Release Candidate)から
Min 146 Max 153 Avg 149.563
Nvidia 3D Visionによる立体視時に
Min 73 Max 78 Avg 75.783
あいかわらずグラフィックが良いわりにフレームレートが高いです。
FFB(フォースフィードバック)も最近のビルドではますます磨きがかかった感じがします。
路面のアンジュレーションをコツコツと拾う様が気分を盛り上げてくれます。
iRacingの2014 Season4ビルド
鈴鹿サーキットの景色は実際の写真からテクスチャを作っているのか非常に臨場感があります。
私自身100回ぐらいは鈴鹿サーキットに通っていると思いますが
見慣れた鈴鹿の景色が実にリアルに再現されていて
特に立体視した場合現実と錯覚するぐらいリアリティがあります。
Min 82 Max 195 Avg 134.167
Nvidia 3D Vision時に
Min 40 max 89 Avg 60.041
タイヤがSeason3ビルドと比べて粘るようになったようです。
以前のようには簡単にスピンしなくなりました。
rFactor2のビルド860
Min 52 Max 96 Avg 72.333
Nvidia 3D Vision時に
Min 24 Max 29 Avg 26.585
3D Vision時にはけっこう画面がカクつきます。
グラフィック自体は以前のビルドより良く見えますが
フレームレートは半減しました。
どうやら新しいビルドではグラフィックオプションの"HDR"が
デフォルトでONになっているのでそのおかげで良く見えるようです。
このオプションがONになっているとフレームレートはかなり落ちます。
いずれにしても画質のわりに重過ぎるようです。
Project CARSのビルド839
夜明けの逆光の表現など凝りに凝っています。
コースマーシャルや観客もアニメーションしていて
グラフィックに力を入れているタイトルだという事が分かります。
Min 35 Max58 Avg 46.717
Nvidia 3D Visionのプロファイルはまだないようです。
各ゲームのベンチを表にしてみました。
Min FPS | Max FPS | Avg FPS | |
rFactor2 | 52 | 96 | 72.333 |
rFactor2(3D) | 24 | 29 | 26.535 |
R3E (DTM) | 7 | 97 | 69.873 |
R3E (DTM) (3D) | None | None | None |
Assetto Corsa | 145 | 153 | 149.563 |
Assetto Corsa(3D) | 73 | 78 | 75.783 |
iRacing | 82 | 195 | 134.167 |
iRacing(3D) | 40 | 89 | 60.041 |
Project CARS | 35 | 53 | 46.717 |
Project CARS(3D) | None | None | None |
前回4月の計測時からはrFactor2のフレームレートがガクンと落ちています。
何回ベンチを取り直しても同じような結果でした。
以前のビルドよりも描画負荷が上がったのか
それとも私の前回の計測が悪かったのかわかりませんが
どうも画質とフレームレートがつりあっていない気がします。
HDRのオプションのONとOFFでどれぐらい違ってくるか
ベンチマーク計測を改めてやりなおしてみたいと思います。
環境
CPU:Intel Core2Quad 9550S 2.83GHz
GPU:NVIDIA GTX670
メモリ:DDR2 8GB
ストレージ:960GB SSD
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