最新のレースゲームのベンチマーク その4


PCのCPUをCore2Quad Q9550SからCore i7 4790Kに替えたので
2015年2月24日時点での最新ビルドでレースシムのベンチマークをとりなおしてみました。

Assetto Corsaのビルド1.0.4

トランスファガラシャンのModはgMotor系からの移植らしいですが
グラフィック的にはるかにリアリティがあります。
Project CARSほどのマシンパワーを要求しない
ちょうど良い程度のグラフィックレベルという気がします。

Min 121 Max 144 Avg124

Nvidia 3D Visionでプレイ時に
Min 53 Max 67 Avg 60

あまり変化はありません。

第1四半期中に発売されるというDLC Dream Car Packがいまから楽しみです。



iRacingの2015 Season1ビルド



このゲームはCPU変更でフレームレートが激変しました。

Min 218 Max 237 Avg 225

Nvidia 3D Vision時に
Min 89 Max190 Avg 123

専門的なことはよくわかりませんが
このゲームはグラフィックよりもPhysicsのほうに多くのリソースを割いているようです。



rFactor2のビルド940



HDR無効時に
Min 180 Max 200 Avg 188

HDR有効時に
Min 131 Max 157 Avg 143

HDR有効、Nvidia 3D Vision時に
Min 48 Max96 Avg 64

ビルド860時の重たさはなんだったのかというぐらい
以前と同じぐらいのフレームレートに戻っています。

どうもrFactor2の開発は人手が足りていないのか
紆余曲折が多すぎるような気がします。

しかし現在のビルドでは、まず満足なプレイができるレベルまで来ているんじゃないでしょうか?



RaceRoomRacingExperienceのDLC WTCC2013



Min 118 Max 150 Avg 135

Nvidia 3D Visionは未レーティングでコックピットのレンダリングがおかしくなりますが
いちおう計測してみました。
Min 44 Max73 Avg 62

そこそこの画質でゲームとしては枯れているというんでしょうか。
プレイしていて面白く感じます。



Project CARSのビルド940


Sakitto(鈴鹿サーキットをモデルにした架空サーキット)のスクリーンショットです。
なぜか観覧車がN山の上にあります。
以前は南コースのど真ん中にありました。

コースレイアウトは大幅に変更されています。
なぜこんなことをしてまで残しているのかわかりませんが
将来的に鈴鹿の本来のレイアウトを復活させる予定があるのでしょうか?

Min 47 max 59 Avg 52

このゲームもNvidia 3D Vision未レーティングですが
いちおう立体視はできる(画面が非常に暗く、コックピットのレンダリングがおかしくなるが)ので
計測してみました。

Min 34 Max 41 Avg 37



総括すると
iRacingのフレームレートが倍になったのが予想外でしたが
Assetto CorsaやProject CARSは変化がないようです。

rFactor2はまだまだ開発途上という感じで
3年たってもベータテストが続いているような感さえあります。

R3Eは今回のフレームレートが
画質からしてまず妥当な感じに思えます。
前回の計測はどうも計測回数が少なすぎて
うまくデータがとれていなかったかもしれません。

CPUは特にこだわらなければ(1枚のフルHDモニタなら)Core2Quad CPUでも対応できたな
というのが今回の感想でした。

2016年にNVIDIAの16nmプロセスのグラフィックカードが発売されたら導入する予定なので
そこでどれぐらいフレームレートが変化するのか
Nvidia 3D Vision Surround(モニタは購入済み)が安定して可能になるか楽しみです。

環境
CPU:Intel Corei7 4790K 4GHz
GPU:NVIDIA GTX670
メモリ:DDR3 16GB
ストレージ:960GB SSD

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