モノコレ鈴鹿店で本格的シミュレーターを初体験

鈴鹿近辺に立ち寄る用事があったので本格的なシミュレーターを初体験してきました。


場所は鈴鹿サーキットの北側、バトルファクトリーの隣のモノコレ鈴鹿さん。
http://monocolle.com/monocolle-suzuka

〒513-0824
三重県鈴鹿市道伯町2147-19




レーシングギアの販売、レーシングカートのガレージが本業のようで
鈴鹿南コースをホームコースに全日本を転戦されているそうです。
2階に社長自ら開発されたというシミュレーターが2台設置されています。
当日応対してくださったのはカートのエンジニアの白桃さんという方のようです。

ステアリングコントローラーは1台がFanatecのClub Sport Wheel Base
もう1台がダイレクトドライブサーボモーターのステアリングベースのようです。
ダイレクトサーボのほうはとても高価なものだということでした。
KAMのステッカーが貼ってありました。

ペダルはどちらもポテンショメーターではなくロードセルで作動する
感圧式のブレーキペダルが付いたもので
メーカーはわかりませんがワンオフではないそうです。

フレームはKAM Simulator Studioでしょうか。
https://www.kamsimulator.com/    Facebook

ソフトウェアはrFactorのようです。

もう1台レーシングカートのフレームと3台のモニタを組み合わせたシミュレーターが
開発中ということで置いてありましたがソフトウェアはrFactorではないそうです。
カートの動きをシミュレートするのはなかなか難しいそうです。
写真は撮り忘れました。

30分3000円、データロガーなしのコースで試しに走ってみました。
コースは鈴鹿、車はフォーミュラルノーが、鈴鹿を走っているF4の選手の
みんなが使っているModだということでそれを選びました。

鈴鹿はGP4のModかな?と思いましたが最近rFactorをやっていないのでよく分かりません。
RacingSeriesの選択画面でShift Street Modもあったのが面白いと思いました。

筐体はFanatecベースのもの。
モニタは27インチぐらいでしょうか。

走り出すとステアリングそのものの剛性感とゴリゴリ感のないFFBで
普段使っているDFGTとは違うのが感じられました。
でも案外早く慣れるもので2周もすると違うステアリングだということを忘れてしまいました。

最後まで慣れなかったのはブレーキの重さ。
思いっきり踏んでやっと低速でロックするぐらいのもので
「もっと蹴とばす勢いで」とアドバイスをもらいましたがおそらくブレーキトルクの80%も
使えてなかったと思います。
現実のフォーミュラの踏力と同じになっている
ということでしたので結構脚力を使うものだと思いました。

タイムはいきなり闇雲に走って2分6秒。
F4の選手の子らは1分57秒ほどで周回するということでしたので
全然駄目といえば駄目です。
2分を切るには見た目にも責めてるという走りをしないと、ということでした。

レース中にも合間にシミュレーターを乗りに来る選手がおられるそうです。
イメージトレーニングになるようです。
2台のシミュレーターをリンクさせてレース形式もできるということですが
実際の鈴鹿では乗れない縁石も平気で乗れたりして
実戦のバトルのシミュレーションができるとまではいかないようです。

面白い経験ができました。
これから折に触れて各地のシミュレーターに立ち寄ってみたいと思います。


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