最新のレースゲームのベンチマーク その6
2017年度の新作レースゲーム、レースシムも出揃ってきたのでベンチマークを取ります。
コードマスターズの6月9日発売のDiRT4
NVIDIA 3D Visionはいちおう動作しますが、表示がバグって
計測途中で落ちるので計っていません。
ベンチマークモードは用意されていないようなので
適当にフリーランして計測しています。
画質プリセットはHigh
1920×1080で計測。
Avg: 106.133 - Min: 88 - Max: 122
DiRT Rally
Avg: 156.031 - Min: 121 - Max: 195
同一コースではないので単純比較はできませんがDiRT Rallyと比べて重くなっているようです。
ファイルサイズが35.7GBとむしろDiRT Rallyより少なくなっているので軽いかと思いましたが
あながちそうでもないようです。
3画面の6060×1080
Avg: 55.833 - Min: 50 - Max: 61
DiRT Rally
Avg: 85.696 - Min: 76 - Max: 95
ご覧のようにSMP的な機能はないので画面両端が横に引き伸ばされています。
走るたびにユアステージで新しいコースが自動生成されるようです。
DiRT Rallyのような覚えゲーではないのでこれはこれで面白いです。
Project CAR 2の2017年6月9日のビルド。
フェラーリ488GTEでスパフランコルシャンを単独走行して計測。
スクリーンショットは守秘義務があるのでアップできません。
画質は初期設定のままHigh
1920×1080
Avg: 213.2 - Min: 139 - Max: 287
Project CARSは
Avg: 186.917 - Min: 156 - Max: 220
3画面6060×1080
Avg: 60.967 - Min: 41 - Max: 87
Project CARSは
Avg: 86.801 - Min: 75 - Max: 101
1画面では軽く、3画面では重くなっているようですが
トラックも違うし、アルファビルドなので参考程度の計測値です。
SMP的な3画面の設定項目が追加されたのでAssetto CorsaやiRacingのように
3画面でもプレイしやすくなりました。
3D Visionは現状では動作しませんが過去動作していたビルドもありました。
おそらく1同様Mod頼みになるのかもしれません。
どうもNNさんのおっしゃるとおり、最近3D Visionはデベロッパから
完全無視の状態のようです。
2017年9月21日リリースのGeForce Driver 385.69で
3D Vision対応(レーティング良)になりました。
影のディテールをオフにするとAssetto Corsaと遜色ない快適さでプレイできます。
やはり3Dだと距離感がつかみやすいのでリアル同様の感覚で走れます。
2017年7月13日に動画、スクリーンショットの公開が解禁になったので
ぶっつけ本番のへたくそプレイですがアップしてみました。
スポーツランドSUGOをアキュラNSXで周回しています。
フレームレートも左下に映り込んでいるのでご覧になってください。
どうも元動画の左右が見切れているみたいです。
約60fpsのフレームレート。
ときおり画面がカクっとコマ飛びしてその瞬間だけFFBが抜けます。
リリース前のデベロップメント・ビルドなのでこのへんはご愛敬。
雪道の菅生もキャプチャしてみました。
ゲーム自体は6060×1080ですがキャプチャは3024×540です。
CPUが4コアではフル画質でのキャプチャは無理なようです。
Ryzen 7が欲しいなあ。
rFactor2の"v1108-dx11-open-beta"、6月21日のビルド
2016年度にその5で計測したときと条件を揃えて計測してみました。
dx11になって、自然光の表現が自然になりました。
だいぶフォトリアリスティックになっています。
1920×1080
Avg: 329.517 - Min: 281 - Max: 366
dx9のときは
Avg: 237.437 - Min: 214 - Max: 271
3D Vision(立体視)
Avg: 211.35 - Min: 176 - Max: 235
dx9のときは
Avg: 112.462 - Min: 97 - Max: 135
どうも値が良くなりすぎているので一部ビジュアル設定が勝手に書き換わっている
のではないかと疑いたくなりますが見た目はご覧のように良くなっています。
3画面(6060×1080)
Avg: 139.783 - Min: 120 - Max: 156
dx9のときは
Avg: 113.182 - Min: 96 - Max: 135
3画面立体視
Avg: 77.817 - Min: 63 - Max: 87
dx9のときは
Avg: 73.080 - Min: 64 - Max: 84
3画面のときのフレームレートはほぼ変わらないようで
同じ負荷で順当に画質が上がっているようです。
グラフィック面ではAssetto Corsaとほぼ並ぶ位置まで来たように感じます。
あとは有料純正コンテンツが軌道に乗ってレーザースキャンのトラックが
出てきたりすると面白いことになりそうですね。
コードマスターズのF1 2017のベンチマークモードを走らせてみました。
1920×1080の一画面、画質設定はHigh。
動画を撮ってみました。
ゲーム内の計測値Avg 155 - Min 127 - Max 180
Frapsの計測値Avg 144.7 - Min 122 - Max 166
6060×1080の3画面、やはりHigh設定。
動画はノイズが乗るのでスクリーンショットのみです。
メモリを32GBに増設してみましたが結果はF1 2016のときと同じでした。
CPUが8コアぐらいないと満足に撮れないのかもしれません。
ゲーム内の計測値 Avg 73 - Min 60 - Max 81
Frapsの計測値Avg 74.317 - MIn 67 - Max 81
描画負荷はF1 2016とほぼ同じのようです。
SMP的な機能はないので両側面の画像が引き伸ばされて表示されるのは相変わらずです。
Forza Motorsport 7
ベンチマークモードを走らせてみました。
FrapsがDirectX12に対応していないので動画はありません。
何か他のソフトで保存、公開したいと思います。
画質プリセットはウルトラです。
FullHD 1920×1080 60fps貼り付き
4K 3840×2160 60fps貼り付き
「実効ウインドウ解像度」を選んだら3画面表示できました。
ただSMP的な3画面の設定項目はないので左右端が引き伸ばされます。
プリセットはやはりウルトラ。
3画面 6060×1080 最低50fps 最高60fps 平均59.9fps
気楽に遊べるよう、よくセッティングされたタイトルという印象です。
反面、3画面立体視やVRなど突っ込んだ遊び方はできないので
その辺りはProject CARS 2やAssetto Corsaなど
コア層に向けたタイトルとは違うところかなと思います。
環境
CPU:Intel Corei7 4790K 4GHz
GPU:NVIDIA GTX1070
メモリ:DDR3 16GB
ストレージ:960GB SSD
つづく
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