ながらく車検切れであった
スズキRG500ガンマを、復活させることにしました。
きわめて反エコロジー的、騒音おばいくですので。
復活させること自体、どーしようかな?というかんじもなきにしもあらずですが
エイヤッと飛び降りる気分で(どこへ?)
おごそかにキックを踏みおろします。
「その男には、もはやそれしか残されていなかった」…なんちゃって。
「なんだか、そとがうるさいにゃあ
ひるねのジャマにゃあ…」
4番シリンダーが失火ぎみですが、難なく始動。
しかし、このおばいくの甲高いエキゾーストノートは、
エンスーとかスポーティーという域を越えて、
もはや暴力でんな。
とりあえず、エンジンが生きてることは確認したので、
外装のチェック。
ガソリンタンクの「へこみ」、というより「潰れ」。
カウルもなん箇所かひび割れ。
これらは、「
アルファーレーシング 」 TEL 0722−70−3993
で補修してもらうことにしました。
アフターパーツのFRPカウルや、マフラーなどのスペシャリストで、
スズキRG400/500ガンマのチャンバーも製品としてリリースしています。
ここがファクトリー。
「いろいろやってるから、中はカンベンしてください。」
ということで、玄関だけ撮影させてもらいました。
職人肌の社長です。
カウルを外します。
ステーの立てつけにいくぶん?があるくらいで、
きわめて機能的なつくり。
ガソリンタンク裏の”γ”エンブレムといい、
スズキ技術陣の本気ぶりをかんじるところ。
Fフォークのオイルシールが抜けていました。
要交換。
かんけいないけど、唐辛子の収穫時期でんな。
その他の要修理個所は、
1.Fフォークステムベアリングのガタ→交換。えんやっとな。
2.引きずりの甚だしいクラッチ→フリクションプレートがクラッチハウジングに引っかかって
戻りきっていないようです。
ヤスリで慣らして対策。
3.バッテリー→とりあえず、充電。
4.ラジエターホースのピンホール→交換。
5.スガヤチャンバーのクラック→溶接で補修
といったところ。
作業が終わる間際に
激しい夕立にみまわれて散々な気分。
しかしなんだか、このおばいくにふさわしい荒々しい船出ぢゃ。
「さわがしい1日だったにゃあ、
こんばんのばんごはんは、”あまえび”かにゃあ。」
10月21日 カウルの仮組み写真
1ヶ月たらずで上がってきた、カウルの修理ですが、
多分に気分の問題で作業が進まず、更新が今日になりました。
塗装済みのカウルを、車体にとりつけて記録写真を撮りました。
Fカウル、どこが痛んでたのか解りません。
いままで数度にわたって切った貼ったをしているので裏側はFRPだらけなんですが…
モチはモチ屋…むかしのひとは良いことを云ったもんです。
”アルファーレーシング”さん、毎度良い仕事をしてくださいます。
多分このHPは見てらっしゃらないかもしれませんが、
近々ホイールの塗装もおねがいするかも知れません。
ガソリンタンク
ここにガンマ印のステッカーを貼れば、
まったく補修あとがわからなくなります。
サイドカウル
こちらもブルーの部分がキズだらけだったのを補修してもらいました。
ステッカー類、その他もろもろの部品はもうすでに全て入荷しているはずです。
来週中にでも引き取りに参上することにします。
ガンマさんというのは、
維持に要する出費と手間を考えたらアタマいたくなるようなおばいくです。
それと引き換えに、走り出したあとの快感もスジ切れるくらいによいのですが…
(まぁこれは多分に好みの問題で、暴力的すぎて疲れるだけと思われる向きも多いでしょうが…)
「明日の朝起きたら、きれいに出来あがってたらいいのに…
親切なこびとさん、おねがいします。」
とか、おもってしまうくらいにめんどくさいというのがホンネです。
こうやって自分をさらしものにしてハッパをかけてる部分もなきにしにあらず…です。
では次回の不定期なる更新まで、しばしのサバラぢゃ