菜園の風景Part1
借りたばかりの畑の土はそのほとんどが硬いものです。そこで土には有機堆肥を

たっぷり食べていただき、畑に足を一歩入れたときに“ほわっ”とか”ふわっ”

とかの感触がでてくるまで根気よく耕していきます。1年で大丈夫な畑もあれば

3年かかる畑もありました。野菜や雑草も力を貸してくれました。硬い土の塊に

一生懸命に根を張って土をほぐしてくれるからです。小さな昆虫やミミズもきっ

と見えないところで大活躍してくれていることでしょう。ああああああああああ

我が家では年に数回、「畑のご飯」堆肥作りをしています。藁・落ち葉・米糠・

雑草・鶏糞等々を積み上げ、完熟させて使いますが足りない分は買っています。

畑全体をまかなうほどの堆肥を作るのが私の夢の一つです。あああああああああ


初夏の風景(`98)


一番手前が時なし5寸ニンジン(3月下旬まき)。次が枝豆。
一番奥にトウモロコシの若葉がチラホラ。


畑Bです。アスパラガスがどうやってできるのかを
知らない人って結構多いのですね。
菜園の仲間も興味をもって見守ってくれています。
一度食べてもらうと、今度は売って欲しいと言われます。
売るほどありませんので、多めに収穫できたら
食べてもらうことにしています。
ベランダのプランターに種をまき、翌年畑に定植しました。
その年は収穫を我慢して地下茎を育てました。
そしていよいよ3年目の昨年から収穫が始まりました。
4年目の今年は4月下旬より芽が出始めて、
5月中旬には毎日10本以上も収穫できるようになりました。


畑Bです。正月近辺に降った雪の影響で
できが悪かったグリンピースです。
何回かは豆ご飯が炊けそうなくらい収穫できそうです。


手前がじゃがいも(男爵)です。
今年はニジュウヤテントウムシが少なく、葉も花もきれいです。
畑を借りて以来初めてのことでちょっと驚いています。
その奥が赤タマネギとタマネギで一番奥のこんもりした緑はイチゴ。
5月中旬から下旬にかけて毎日小ぶりのザル一杯収穫できました。
タマネギとイチゴの間にかすかに苗キャップのビニールが見えていますが、わかりますか?
発芽した地這いキュウリに被せてあるのです。

梅雨時(`98)


ニンジンも枝豆もトウモロコシも生長しています。
先日近所のお百姓さんにこの畑をほめられました。
枝豆は莢が膨らんできていますし、ニンジンは頭が直径2センチ程になりました。
間もなく間引きながらの収穫が始まります。


ニンジンの手前にサツマイモとツルムラサキを混植しました。
(左の写真はツルムラサキの苗です。昨年のこぼれ種から自然に発芽しました)
場所がなかったので横に伸びるサツマイモと縦に伸びるツルムラサキを組み合わせてみましたが、どうなることやら。
足の踏み場がなくてツルムラサキの収穫に苦労するかも知れませんね。
ちなみに鉄分を多く含むツルムラサキは女性の健康と美容に最適です。


ニガウリ。
夏はニガウリで作る沖縄料理「ゴーヤチャンプル」を食べてパワーアップ!
ニガウリの向こう側に「花オクラ」を植えました。
花オクラは蕾のうちに花を摘み取り茹でて三杯酢で、また生のままサンドウィッチにはさんで食べます。
シャキシャキした歯ごたえが何とも言えません。


ナス。風避けのビニールが外されてのびのびしたようです。
すでに数個ずつ収穫して焼きナスでいただきました。
とろっとした舌触りと甘味があって美味しかったです。


トマト。ピンポン玉程の実が第一段、第二段目につき始めています。
手前はトウガラシ、シシトウ、ピーマン、パプリカを植えました。
いずれも春の風景ではビニールの中でしたから「お初にお目にかかりま〜す」


タマネギ。葉が倒れてきたら「もうすぐ収穫できるよ」の合図です。
すでに何個か収穫しました。これでしばらくはタマネギを買わずに済みます。


レタス。4月にいただいた苗が大きくなりました。
ちゃんと結球しています。


直播きした地這いキュウリ。トンネルにネットをかけてこれに這わせます。
キュウリの脇にはショウガを植えました。
キュウリが作る日陰はショウガにとって心地いい環境になるはずです。


梅雨入り前に蒔いたモロヘイヤが発芽して本葉がでてきました。
勢いがいいようです。

もうすぐ夏本番!(`98)


トウモロコシ。
6月の第3週あたりから雄花が出始め、
少し遅れてタイミングを見計らうように雌花が成長してきます。
朝8時過ぎに雄花から大量に花粉が飛ぶので本当は受粉の作業が必要なのですが、
雨が降ったりでなかなか上手く行きません。


枝豆。これは第一弾目で6月下旬に全て食べてしまいました。


モロヘイヤはニガウリのお膝下に一列に定植しました。
奥の方にまだ残っている株が見えていますが、そちらの方が勢いがいいですね。
モロヘイヤは移植せずに育てたほうが良いようです。
もともとがエジプト原産の沼地の植物ですから水やりを頻繁にします。


サツマイモが日増しに勢いづいています。
サツマイモの列に挟まれたツルムラサキは無事に成長を果たせるでしょうか!


トマトです。定植時に苗を伏せて植えたので
第一段目の実が地面すれすれに着いているのが分かりますか?二段目の実もそのすぐ上に着いています。
こうすれば身長の低い私でも楽々と6〜7段目まで収穫ができます。



バジル。この年は蒔く時期が遅れたのでちょっと小さめです。
今は一株を冬まで残して種をこぼし自然に任せています(ずぼらです)。
トマトと相性がいいので毎年作ってはパスタ料理やピザに使います。
ふんだんにバジルの葉を使って作るピストゥの味は格別ですよ。



ルッコラ。友人宅で食べさせてもらったルッコラのピザに味をしめて、
自分でも栽培するようになりました。ゴマ味の妙な葉っぱです。
サラダでも美味しいそうです。



ササゲ。実は30センチ以上もながーく伸びます。
関東ではお赤飯にササゲを使います。わが家では豆になる前の若い莢を天ぷらでもいただきます。
インゲンよりも甘味があって美味しいですよ。



右から枝豆。これは第2弾で6月上旬蒔き。
枝豆の隣はひたし豆。いただいた種を初めて蒔きました。どんな物なのでしょうね。
その隣は5寸ニンジン。発芽するまで水やりを欠かせません。


上の写真ではわかりにくいので、ひたし豆をアップで撮りました。
枝豆に姿が似ています。

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