・ボードゲーム、バックギャモン・ 以前、どこかでもらったボードゲームがある。9種類のボードゲームがセットに
なったものだが、小さいながらもなかなか良くできていて、磁石で駒がボードに
くっつくようになっている。乗り物の中のように多少揺れるところでも遊べるよ
うにという配慮だろうか。しばらく、その存在を忘れていたのだが、姪っ子が遊
びに来た際に主人が何処からか引っぱり出してきた。それまではルールブックを
読むのが面倒なので遊ぶにしてもダイアモンドゲームが関の山だった。
そういえばと、先々月仕事先に向かう飛行機の中で読んだ日経新聞の最終ページ
に、バックギャモンの日本チャンピオンだかになった女性が書いた手記を読んだ
ことを思い出した。お名前は思い出せないのだが将棋の名人とも戦って勝ったこ
とがある戦歴の持ち主だった。簡単なルールの説明も書かれており「面白そうだ
なぁ」と思ったので記憶に残っていたのだろう。そこで、とりあえずルールブッ
クを片手に主人とコマを動かしてみた。私は将棋やチェスのようにコマに役割が
与えられているゲームは全部苦手だ。ところがバックギャモンのコマには性格が
ない。双六の延長線で気軽に楽しめるので、サイコロの出た目がよければ私でも
案外いい勝負になることがわかった。
バックギャモンのホームページも覗いてみたが、日本バックギャモン協会などが
存在することがわかった。結婚披露宴でバックギャモン大会を開催してしまう人
がいることも知った。手持ちのルールブックには載っていなかった「MAKE」な
んて専門用語(?)も仕入れてその気になって遊んでいる。ゲームと言えばロー
ルプレイングやシュミレーションの分野が好きだが、桃太郎電鉄も大好きだ。あ
れはやはり双六モノである。出た目勝負のゲームにも慎重な主人に対して、お気
楽そのもので戦って勝てるときもあるのだから、バックギャモンは面白い。
(1998.6.22)
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