その日聴いたCDをなぜ聴いたかって理由、373日目。今日は結局車の中でしか聴かなかったね。どうしてかというと、今すさまじく眠くて、これ書いたら寝るからなんだね・・・・・・。だから今日は3枚だね。テリー・ボジオに、クリムゾンに、トッド・ラングレンね。しかし、トッド・ラングレンは6曲目までしか聴けず(つまり旧A面ね)中途半端なので、続きは明日聴こう・・・・・・。しかし、明日はそうなってくると帰りの車の中で聴くのが聴き初めだから、トッド・ラングレンを聴いてサリアンジーを聴いて終わりかなぁ・・・・・・。ただ、それはそれでもよいのだけどねぇ・・・・・・。
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)。
- テリー・ボジオ&ビリー・シーン/ナイン・ショート・フィルムス・・・ビクター エンターテイメント/VICP-62085
- キング・クリムゾン/しょうがない〜ハッピー・ウィズ・ホワット・ユー・ハフ・トゥ・ビー・ハッピー・ウィズ・・・ユニバーサル インターナショナル/UICE-1027
- トッド・ラングレン/サムシング/エニシング?(ハロー・イッツ・ミー)・・・ビクター エンターテイメント/VICP-60805〜06のDisk1の7曲目まで。
- クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル「スージー・Q」、「バイヨー・カントリー」、「グリーン・リバー」、「ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ」、「コスモズ・ファクトリー」、「ペンデュラム」、「マルディ・グラ」、「ライヴ・イン・ヨーロッパ」
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ようやく揃ったC.C.R.だね。というより、一発で揃ったといった方が正しいかな。昔から凄い好きなバンドだったのだけど手が出ず、今回ようやく買う気になったというかなんというか・・・・・・。確か私の記憶に間違いがないなら、二度目の紙ジャケ化の筈なんだよね。1998年の12月9日だったっけ?今回はそれのまるっきりの再発なんだよね。でも、前回の時には資金不足で買えず、今回ようやく買えたんだよね。本当によかった、よかった・・・・・・。ということで、個々のアルバムの一口解説に移ろうかな・・・・・・(いつもは長いけど、今回は都合により短くまとめる・・・・・・。だって、書く時間無いんだもん・・・・・・)。
「スージー・Q」
このアルバムを聴くと西海岸の、それもサンフランシスコのブルースシーンから出てきたバンドだなということを感じさせるね。この当時あったサイケなブルースを延々とやっているのが良いね。粘り気のあるサウンドが体にまとわりついてきて、最高なんだよね。特にカバー曲が秀逸で、タイトルトラックと、オープニングの「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」は名カバー曲だね。どちらも、切れ味抜群の曲調と、暑苦しい雰囲気なのにサウンドプロダクションのせいか涼しく聴こえるという、摩訶不思議なのも面白いんだけどね・・・・・・。「バイヨー・カントリー」
私としては最高傑作。まずオープニングの「ボーン・オン・ザ・バイヨー」でいきなりノックダウン。前作の余韻を引きずりながらも、タイトルからも分かる様についに南部への巡礼を始めた彼ら。こういう曲は普通暑苦しく粘っこくならないといけないのにそうならない。その雰囲気は、多分アメリカ南部への巡礼がサウンドプロダクションに陰を落とした結果だと思うね。ちょっとカントリーも入ったり、ロックンロール(正確にはロカビリー)も入ったりして、スピーディーかつポップなサウンドも顔を見せ始める。まさにC.C.R.サウンドの出発地点なんだと思うね。しかしながら初期サウンドとのバランスの問題から一番バランスが取れたアルバムであるんだよね・・・・・・。「グリーン・リバー」
とにかくなんといってもポップで聴きやすいアルバムだということ。カントリーとロカビリー色が前面に出始めたせいだろう。しかしながら、はっきりと前作の延長線上にあるタイトルトラックは、いわばC.C.R.サウンドの完成系なんだね。しかし、やはり初期のブルース色が薄くなった分、サザンロックとか、スワンプとかへの呼応や、同じころの西海岸のカントリーロックの連中とも一線を画したまさに、C.C.R.サウンドというモノが出来たのだと思うね。そういう意味でも完成系といえるね・・・・・・。ちなみに、この時期のC.C.R.はヒット曲の連発により一番勢いがあったんだね。その勢いを見事に封じ込めたアルバムといえるね。「ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ」
このアルバムはジャケットは「ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ」なるジャグバンドに扮しているようなジャケなのだけど、実際にアルバムにはジャグの曲は1曲しかなく、後は前作からさらにサウンド強化を図ったようなC.C.R.サウンドが展開しているのだね。1969年もおし迫った時期のアルバムということで、ちょっとだけハードロック色が出てきているのも面白い。この辺も時代のなせる業なのだろうね。しかし、このアルバムもひたすらポップ。特に、「ダウン・オン・ザ・コーナー」は端的で分かりやすく、私のお気に入りだったりするんだね・・・・・・。「コスモズ・ファクトリー」
アルバムのジャケットが面白く、ヒット曲満載のこのアルバムは、一番C.C.R.が油が乗っていた時期のアルバムではないのだろうか・・・・・・・。このアルバムはロカビリー色が最大の頃で、とにかくポップで、スマートで聴きやすい。ある意味金太郎飴のようなアルバムなのだけど、そこが良いんだね。30分程度で終わっちゃうものだから、あっという間に聴けるところが最大の魅力だね。1970年に生まれた最高のロックンロールアルバムといえるね。「ペンデュラム」
日本では「雨を見たかい」という曲が有名なのだけど、その曲の入ったアルバムこれ。前作から一転、延長線上にはあるものの再び楽曲がバラエティーになってくるんだね(しかしロカビリー路線は捨てず。つまり、基本はロカビリー)。再びハードロック色が現れたりと、次なるステップへの暗中模索といった感じが伺えたね。しかし、このアルバムを最後にトム・フォガティ(お兄さんね)が脱退。理由はジョンの独裁に反発してだそうだ・・・・・・。確かに「ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ」以降の3枚は、ジョンと愉快な仲間たち名義に聴こえなくも無いからねぇ・・・・・・。「マルディ・グラ」
一応、ラストアルバム。そして3人が残ったということで、トムの脱退が影響したのか、残った3人が平等にサウンドプロダクションを分け合うという体制で望んだアルバム。いろいろやってて面白いアルバムなのだけど、あの愛すべき一本調子がなくなったのはちょっとつらかったかな?どうせバラエティー豊かにするのなら初期サウンドに回帰すればよかったのにね。これだけ、バックボーンがあれば、西海岸のフランク・ザッパになれたかもしれないのにね・・・・・・(言い過ぎか?)。しかし、今までに無い冒険心あふれるサウンドで凄く面白いアルバムであることには間違いないね。「マルディ・グラ」
オープニングは「ボーン・オン・ザ・バイヨー」何だけど、3人時代のライブということもあってアレンジはロカビリー。ロカビリーにアレンジされているので粘っこさはなくなったけど、ビート感覚が鋭くなった分、格好よいのだな。これが・・・・・・。新たな「ボー・オン・ザ・バイヨー」の一面を発見して小躍りしちゃったんだよね。
今日の広島カープ。ついに金本FA宣言。まぁ、これで後腐れなく広島とも別れられるってわけだね・・・・・・。まぁ、いなくなった人のことはこれくらいにして、これから来る人のことを少し書いておこう・・・・・・。それはコーチ。多分二軍の原打撃コーチの契約終了に伴っての就任だと思うのだけど、内田順三が巨人から戻ってくるそうだ。打撃コーチになるというのだから、多分二軍で、今の一軍半の若手有望株を使い物にするための役目を担うのだろうね・・・・・・。ただ、私としては一軍打撃コーチにすえて、一軍のレギュラー直前の連中を鍛えてやってほしいね。確かに二軍にいて、第二の正田や、野村や、緒方や、江藤や、前田や、金本を育てて欲しい気もするけど、もし来年優勝を狙うのなら、現状ある戦力の底上げ担当がいいと思うのだけどなぁ・・・・・・。そういえば、松井がFAだそうだ。これでようやく日本球界も活性化するってものだね。