さて、今日は近所のレコード屋さんにいつものようにCDを買いに行ったんだね。お目当てのマンフレッド・マンのアンソロジーは入荷していなかったけど、まぁ、ついこの前注文したニュークリアスやら、ずっと遅れ遅れだったブリティッシュビート物が入荷していたので買ってきたんだね。以下は今日買ったCDのリストだ。
今日買ったCDのリスト(買った順)。
- ニュークリアス/ライヴ・イン・ブレーメン 1971・・・Arcangelo/ARC-2173/4
- ピーター・アンド・ゴードン/ハーティン・アンド・ラヴィン・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67118
- ピーター・アンド・ゴードン/ピーター・アンド・ゴードン66・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67119
- ハーマンズ・ハーミッツ/ゼアズ・ア・カインド・オブ・ハッシュ・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67120
- ハーマンズ・ハーミッツ/ブレイズ・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67121
さて、それでは、今日買ったCDについて早速レビューを書いておこう。情報は新鮮な内にということでね・・・・・・。
- ニュークリアス「ライヴ・イン・ブレーメン 1971」
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今月の頭に出た2枚の紙ジャケに続いて25日に2社のレコード会社から異なったライヴ盤が出たのだけど、これはその内の一枚(もう一枚は注文してはいるけど今のところ未入荷)で、ドイツ(当時は西ドイツ)でのラジオ用音源を元にした2枚組のライヴアルバムなんだね。内容は3枚目リリース直後の第1期と第2期のニュークリアスの狭間の過渡期のメンバー編成によるライヴということになるね。Ian Carr with Nuleus Pulsという、ゲストも込みの大編成名義ではなく、その中の核(まさにNucleus(笑))のオリジナルニュークリアスのみの演奏なんだね。でも、ギターとベースは交替していてそれぞれレイ・ラッセルと、ロイ・バビントンが参加している。音楽的な内容は基本的に1st〜3rdまでのニュークリアスといっしょだけど、ベースが変わったせいでリズムがタイトになり、ギターが変わったせいで、ノイジーなサウンドになってるってことだね。しかし、イマジネイティヴなサウンドは健在で、非常に面白かったね。
- ピーター・アンド・ゴードン「ハーティン・アンド・ラヴィン・プラス」「ピーター・アンド・ゴードン66・プラス」
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さて、ピーター・アンド・ゴードンの3rdと、4thだね。5thは、また今度の機会なのだろうけど、とりあえず、大分沢山聴いたことになるよね。いわゆるこの時期は、段々と大仰なポップ路線へ突き進んでいくところまで行った後(それが5thアルバムの映画音楽カバーソング集)急に、以下にもイギリス的なヴォードビルなサウンドへ行くんだね。その過渡期をかいま見ることが出来たので良かったね。
「ハーティン・アンド・ラヴィン・プラス」
実は、このアルバムの中に入っている曲は1曲も聴いたことがなかったんだね。だから、妙に新鮮新鮮。中でも面白かったのは「ホワット・ユー・ゴナ・ドウ・バウト・イット」。この曲は勿論カバーだけど、多分一番有名なのはスモール・フェイセスのバージョンだろう。私の場合はホリーズのバージョンを愛聴しているのだけど、このバージョンはホリーズのに良く似たバージョンで、さすがにどちらもフォークロック指向が強いことだけはあるね。ちょっと、ビートを差し引いたような感じなんだよね。「ピーター・アンド・ゴードン66・プラス」
このアルバムは「レット・イット・ビー・ミー」から始まるのだけど、この曲はかなりゴージャスな作りの曲なんだよな。でも、これが面白くて、面白くて。他にも、「愛なき日々」の様な曲もあるし、以外とプロデューサーがいっしょのマンフレッド・マント選曲が似ている時期なんだよね。しかし、なんと言ってもこのアルバムのハイライトは「ウーマン」だろう。ポールマッカートニーが変名で提供した曲だけど、1回聴いたら、すぐにポールの曲だって分かってしまうくらい気の記名性を持った曲なんだね。うーん、まさにキラートラックを含んだアルバムといえるね。後、このアルバムにはS&Gの「早く家に帰りたい」のカバーが入っていて、これがまた美味しい曲なんだよね。 - ハーマンズ・ハーミッツ「ゼアズ・ア・カインド・オブ・ハッシュ・プラス」「ブレイズ・プラス」
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さて、今回出たネタで一応の完結を見るようなこのハーマンズ・ハーミッツの音源集。一応、1971年のピーター・ヌーン脱退までは追っかけられるようだ。つまりこれでEMI時代はコンプリートということだね(本当は)。いやぁ、しかし改めて聴いて、このバンドの後期のサウンドがこんなに面白い物だとは思わなかったねぇ・・・・・・。どの曲を取っても私に直球ストライクだったよ。強烈なビート感というなの角が徐々に取れていくと、このバンドが持っていたマジカルなポップ感がクローズアップされるわけで、すると、耳にスルっと入ってくるサウンドになってきたという訳なんだよね・・・・・・。
「ゼアズ・ア・カインド・オブ・ハッシュ・プラス」
1曲目から「見つめあう恋」ハーマンズ・ハーミッツのマジカルなポップサウンドが爆発している3rdアルバム。日本ではカーペンターズのバージョンが有名だけど、何はさておき、私にとってはこの「見つめあう恋」だね。まだ小さかった頃から大好きで大好きで・・・・・・。もうどうしようもないんだね。さて、ちょっと冷静に考えると、この曲を含めてこのアルバムくらいからバンドの音楽監督をほぼ専属アレンジャーなジョン・ポール・ジョーンズが取っているということが大きいのだろうね。勿論、「見つめあう恋」だけでなく、他の曲も良い曲がいっぱいだよ。カバーというより、ほぼコピーなキンクスの「ダンディ」とか、あつらえ物のように聞こえちゃうしね。「ブレイズ・プラス」
このアルバムだけ、実はアメリカ原盤だそうだ。イギリスでは前作以上のオリジナルアルバムが出てないため、補完的措置としてこのアルバムをコレクションに加えたらしい。しかし、これでほぼ1968年から1970年までのハーマンズ・ハーミッツが一応俯瞰できるということで、まぁ、こういう形のリリースがあっても良いだろうね。1曲目はドノヴァンのカバーで、実はバックのカラオケはドノヴァンの物を流用らしい・・・・・・。こういう話も同じプロダクションだからこそ出てくる話で、面白すぎる逸話だね。
という感じなのだけど、ついでに注文してきたCDについても書いておこう。
今日注文した新譜CDのリスト(もしかしたら、タイトル等間違ってるかも?)。
- 7月8日シカゴ/シカゴX
- 7月8日シカゴ/シカゴXI
さて、今日聞いたCDのリスト(聞いた順)。
- Manfred Mann Chapter Three/VOLUME ONE・・・Petbrook/MAN 001の5曲目以降。
- ニュークリアス/ライヴ・イン・ブレーメン 1971・・・Arcangelo/ARC-2173/4
- ハーマンズ・ハーミッツ/ゼアズ・ア・カインド・オブ・ハッシュ・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67120
- ハーマンズ・ハーミッツ/ブレイズ・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67121
- ピーター・アンド・ゴードン/ハーティン・アンド・ラヴィン・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67118
- ピーター・アンド・ゴードン/ピーター・アンド・ゴードン66・プラス・・・東芝EMI/TOCP-67119
そして、その日聴いたCDをなぜ聴いたかって理由、584日目。
今日はCDを買ってきたので、CDを聴いていたのだけど、やはりCDプレーヤーは壊れていたようで、今のところ週明けから入院の予定。ということで、今はパソコンのCD-RWドライブで聴いている。このドライブ便利なんだよね。イヤホンジャックから音を取るなら、全面パネルの再生ボタンを押すだけで音が出るからね。
今日の広島カープ。対横浜戦だったけど、雨のため中止。明日に期待だ・・・・・・、でも、明日も雨らしい。