これは、演奏がベルリンフィルということで、かなり大きいのかと思いきや、どちらかというとこぢんまりとした演奏になっていた。このボーナスCD自体の演奏が、今までの4枚と比べると、少し落ちるような気がする。結構地味な演奏だった。録音時期が1962年ということもあり、カラヤンの色を消すことが難しかったのかもしれないね。そこが残念だ。もう少し根源的な迫力があると思ったのだけどねぇ・・・・・・。
これでいい。とってもきれい。透明感はないけど、こぢんまりとした、堅実なサウンドで、特に少しなよなよした印象を受けながらも、カチッとまとまった力強いサウンドで締める所がよい。こんなヨッフムのサウンドを自分が気に入るとは思っても見なかった・・・・・・。そういう不思議な気持ちはあるのだが、このCDに含まれている3曲の中では一番面白い。
これは妙に大きな演奏をしている。やはり、1958年という録音年代が影響しているのだろうか?フルトヴェングラーの残り香・・・・・・。まさにそれを感じる。当然ヨッフムはフルトヴェングラーのようにリズムを揺らすわけではないが、インテンポで突き進むのが当時のベルリンフィルの力を引き出しているように感じる。所々節目での柔さを感じるが、このあたりはベルリンフィルが過渡期であることから仕方がない気がする。
ついに届いた。明日はベームのシューベルトも届く予定で、明後日にはその他も届く予定なので、到着ラッシュとなりそうだ・・・・・・。喜んで良いのやら、悪いのやら・・・・・・。
この曲はとにかく第2楽章が大迫力で好きな曲なんだけど、この演奏にはしびれたね。後期ロマン派の巨大な交響曲でも聴いているのかと錯覚する程、どっしりとした堂々たる演奏にかなりヤラれた。ドガンという、その迫力にただただ圧倒されたね。そして、改めてヨッフムの懐の大きな演奏に感動したね。と、同時に、またもや、ブルックナーが楽しみになったというモノだ。そして、これは第4楽章がかなりドラマティックに演奏されていて、ベートーヴェンの作風に近かった。ということは、つまり、このあたりのハイドンからかなりの円強を受けているのだろうということを感じたね。
この演奏は一転可愛いらしい・・・・・・、といいたいところだけど、ちょっとどこか変な感想を思った。どちらかというと全体的には地味で、例えば、もっと透明感を出して真っ向勝負で硬めに演奏しきったアンセルメ指揮スイスロマンド管の演奏なんかよりは柔らかめで歌があるのだけど、なんか地の底からわき上がってくるかのような迫力があるのだね。これは面白い。そう感じたね。しかもすっきり終わっているしね。まぁ、有名で人気の高い曲だけに、逆に、ヨッフムの個性を乗せやすかったのではないかな?
これまた非常に迫力のある曲だったね。しかしながら曲自体が地味だったためか、わき上がるような迫力ではなく、装飾した迫力に終始してしまったのは残念だね。
この曲は、この箱の中に収録された演奏の中ではすこぶる評判の良いモノなので、実はわくわくして聴いたら、やはり噂に違わぬ良い演奏だった。何が四以下って、いつも通りの迫力のあり上演奏であったが、深みが一番だった。曲自体は非常に地味で、個人的には第3楽章のこれ以上ないくらいの分かりやすいメヌエットが楽しかったところが良かったのだが、例えば、その第32楽章にしても、いつも通り非常に迫力のある重厚なメヌエットだったのだが、この演奏はそれに歯切れの良さが加わって、踊りの音楽のしての機能性も充分だった。そのあたりが他とはひと味違う深みを感じる部分だったね。
上の曲と同じく、この曲の演奏も第3楽章が個人的にはもっとも気に入った。元々この第3楽章ではアクセントとしてティンパニが鳴るのだが、その音の迫力のあること。それが重厚なヨッフムの作り出すサウンドとみごとなメリハリとなって、聴いていて非常に迫力満点だったんだね。そして、終楽章の4楽章目がかなり良かった。この曲自体が第4楽章に聞き所があるのだろうが、それが如実に分かるように、見事なまでにスピード感と重厚さを兼ね備えた演奏になっていたね。
この曲は終楽章、というか、3~4楽章が面白く、このヨッフムの演奏もそこを分かってか、非常に第4楽章は気合いが入っているように感じた。というか、相変わらずメリハリのある演奏だが、今回はそれに加えて、非常にリズミカルで段差ぶるな内容となっている。特に第4楽章がそうである。実際の曲はこのヨッフムの演奏のように重厚ではないのだろうが、欲もまぁ、これだけこぢんまりとしたオケから重厚な響きを出すモノだと感心したね。曲自体に迫力が不足しているので、大迫力とは言い難いが、それでも、かなりの迫力で聴き応えがあったね。
結構地味な曲を地味に演奏・・・・・・。そう書けば全てのように思えるが、実は非常に表情豊かな曲を豊かに歌い上げている演奏というのが聞き終えた直後に強く持った印象だ。決してドラマティックではないのだが、非常に彫りの深い演奏だと感じた。決して軽快に小回りのきく曲でも、ゆったりとした大きな曲でもないのだが、第3楽章のメヌエットの所のトリオであるとか、第4楽章のまるでフーガのような曲であるとか、聞き所型草鳴る曲だ。20分足らずの短い曲をうまく、ヨッフムは演奏しきったと思うよ。
余韻をほとんど残さず、スパッ、スパッっと終わるところが特徴だと感じたのだが、この曲には特にそれが現れている。軽快な第1楽章に最初は軽快だけど、最終的にはゆったりとした第2楽章。ここがヨッフムのこの演奏がよい。歌いすぎず、かといってさっぱりしすぎず、彫りを深くしてメロディをくっきりと浮かび上がらせる演奏がよい。実は1楽章は少々物足りないと思っていたのだけど、この楽章の内容の豊かさでそれが吹き飛んだ。後、第3楽章のメヌエットが良かった。曲自体が好きということはあるのだけど、これをかなり重厚にシンフォニックな演奏をしてくれているからだ(さすがに真ん中のトリオはそうではないが・・・・・・)。
この曲の序奏はこの演奏を聴くと、ものすごく雄大に聞こえる。当然そう聞こえるように書かれた曲なのだろうが、この演奏程それを感じさせるモノはない。そして、この曲の持つ堂々とした響き、だから、終わりをもう少し余韻を残してタップリと聞かせて欲しい気はしたが、これはこれでバランスが取れているのだろう。そして第1楽章と並んで注目されている第4楽章、こいつが素晴らしい。曲自体があっさり似ているのだが迫力十分のたっぷりと豊かな演奏が堪能でき、個人的には大満足だったね。
さて、注文から2週間、やっと届いた。うれしい。非常にうれしい。一時は長引くかな?と心配したモノだが、ちょっと遅れただけで届いた。2~7日での発送だったのだが、もう1週間いったということでね。
さて、そんなこんなで、ハイドンのロンドン時代の交響曲集だけど、いつも通り収録曲の覚え書きから始めよう。
CD 1
CD 2
CD 3
CD 4
CD 5
この箱、ヨッフム指揮、ロンドンフィル演奏のロンドン時代の交響曲に加えて、ベルリンフィルとか、バイエルン放送響とかとのその他の交響曲がボーナスディスクとして付いている。これらは初CD化の作品達らしく、ひと味違ったモノが聴けそうなので楽しみにしていよう。予定としては、今日から1枚ずつ聴き金曜日まで無理せずに聴いていこうと思うね。
ということで、以下、1枚目のレビューだ。
メリハリがあってさわやか。第一印象はまさにそうだった。おとなしいといえばそうかもしれないが、この曲の表現としては私は好きな部類だ。特に、第1楽章冒頭の重厚な出だしは流石と感じたね。途中の弦楽の分厚いところがとても、イギリスのオケとはは思えない、ドイツ的な重厚さを出している。このあたりはさすがブルックナーなどの大きな交響曲を得意にしている指揮者だけのことはあると感じたね。第4楽章あたりが簡単に終わりすぎている感じもあるが、これはむしろ曲のせいだろう。
ハイドンの交響曲の中では88番や101番と並んで人気に高い曲だけど、これまたなかなか良かった。第1楽章はモーツァルトでも演奏しているかのようなウィーンの香りのする演奏だったね。変な感想だと思うかもしれないけど、本当にそう感じた。地味な味わいだけど、非常にスケールが大きい。そんな演奏だ。この題名の由来の第2楽章のティンパニもきちんと鳴っているし(というか、そう無い迫力ある演奏だと思う。まさに名前通りといったところか・・・・・・)、第3楽章も重厚なメヌエットであるのでうれしい。
これまた豊かなスケールの曲に仕上げてある。ティンパニは地響きのように重低音で鳴るし、弦も豊かだし、非常に金管楽器も元気に鳴っている。ベートーヴェンなどの後の交響曲を作る作曲家がハイドンのこういうところをお手本にしたんだというのが、非常に良く分かったこの103番だ。特に晩年に近くなっての作品なので、ベートーヴェンの初期交響曲との類似性はいうまでもないのかもしれないけどね。個人的には重厚だけど歌のある第2楽章の作りが気にいたね。緩徐楽章をこれだけスケール大きくやってくれたら脱帽だ。
今日は見事に何もしなかった完全休養日だ。明日以降7月の終わりまで、多分最低週一で出張が入るようなスケジュールで、結構忙しくなりそうだから、たまにはこんな日があっても良いだろうということで、CD聴く以外はパソコンをしてばっかりの一日だったね。
パソコンをしてばっかりといえば、今日は更新作業をした。実は先週も更新をしたのだが、この日記以外も細々と更新をしている。何かは見てもらってのお楽しみということでね。トップページからたどってくれや。
更新といえば、ジェフ・ベックのアルバムについて結構な量のネタを下書きしているのだけど、結局まだ全然清書できておらず、コピー用紙の裏紙に書き殴ったまま数ヶ月の放置プレーだ。いい加減これは早く清書してアップしないとね。時期を逸することはないだろうけど、勢いってモノがあるからね。
他にもホリーズのサイトを更新したいのだけど(手に入れたニュースとかあるし)、ここは更新するまでに至らない。というか、サイトの内容自体の計画がまだまとまらず、ネタ書きにも入っていない状態だ。考えさえまとまれば後は私は早いのだが、そこに行き着くまでに丸一年かかっている状況だ。しかも結論が出てないし・・・・・・。
まぁ、そんなこんなが色々あるのだけど、やりたいことだらけで、どうなることやら・・・・・・。良く分からないや・・・・・・。ねぇ。
でも、この日記も含めて世でくれている人もいるわけだし、せめて頑張って続けていかないとね。元来集中力がないモノで、なかなかぐっとまとめて何かをするということが出来ないので、何年も放っているネタがたくさんありすぎるけど、仕事も変わって、やりやすくなった現在少しずつこなしていこうかな?と考えているね。
こうご期待ということでね・・・・・・。
さて、明日は前に注文していたハイドンの交響曲選集の箱が届く予定だ。そんなわけで明日からはガンガンと書くことになるね。だから、今日はこれくらいにて・・・・・・。
さて、今日は土曜にということで、近所のレコード屋さんにCDを買いに行った。で、そこで友人と会ったために、2時間以上も長居してしまった。なんか、ブラッフォードとかUKとかを啓蒙しまくっていたような・・・・・・。
まぁ、それはよいとして、今日はアース・バンドの残り3枚が手に入ったので、純粋にうれしい。これをじっくりと聴かせてもらったね。で、これからじっくりと聴いていこう。そして、今夏には発売予定の残り6枚も楽しみに待っていよう。なんてったって、ようやくご登場のポール・トンプソンの声が聴けるってことでね・・・・・・。
これは、うん、なかなか凄い。個人的にはかなり好きな部類にはいる。なんていっても、オープニングのマイク・ハグ作のタイトルトラックが冴えている。これはチャプターⅢの幻の3rdアルバムからの曲なんだけど、全部で10分弱の曲の中、前半のボーカルパートはそれらしい雰囲気で進むのだが、ブリッジとも言える、チャプターⅢの曲のフレーズをそのままアース・バンドのバンドサウンドにしたような部分を挟んで、ミック・ロジャーズのハードかつエッジの効いたギターソロ(しか延々と・・・・・・)によるインストパートは圧巻。改めて、このバンドが何でも出来て、しかも器用貧乏でなく、凄まじい水準でこなすバンドなんだと感じたね。早々、このアルバムは3rdアルバムなんだけど、全体的には前作のハードサウンドをそのままに一本調子に陥らないようにうまい具合に幅を広げた印象だ。オープニングだけでなく、チャプターⅢからの引用を結構感じるね(6曲目なんて、チャプターⅢの曲の拡大解釈プログレ編と至った具合だもんね)。個人的には3曲目のクラウディ・アイズが良かったね。ロジャーのギターが主役のマンの曲だけど、最近の若手のメタル系のギタリストのインストアルバムにありがちの日本人の琴線に触れるメロディを持ったバラッドだからね(センスは当然こちら方が段違いに良い・・・・・・)。
「太陽の化身」に続く、彼らの5作目。1st以来薄まってきたアメリカンロック的なサウンドがここにきて第復活したような印象を受ける。前作はスペイシーでコンセプチュアルなアルバムだったが、今作はコンセプチュアルなのはそのままに、サウンドを少しアメリカンな方角に向けたといった趣だ。しかしながら、カバー曲がゲイリー・ライトのカバーであるとか、オーストラリアのロックバンドの曲のカバーであるとか、そういった曲ばかりなので、あーシーなサウンドとは言い難かったりする。4~7曲目までのまるで監査巣のようなプログレハードサウンドは当時のアース・バンドの立ち位置が良く分かって面白い。でも、関さすと比べると遙か煮じゃジーで洗練されていいるのだけどね・・・・・・。特に、4曲目後半のマンのシンセソロがやたら格好良い。これが自作以降スプリングスティーンとかの曲を独特にカバーして大ヒットをとばすきっかけとなったのではないかな?ジャズロックアルバムとしても、フォークロックアルバムとしても、ハードロックアルバムとしても優秀な希有な作品といっておこう。その代わり、目立っている曲がないのが残念だが・・・・・・。
1975年のミック・ロジャーズ在籍最後のアルバムで、ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」の元ネタ曲としても有名な(笑)、「スピリット・イン・ザ・ナイト」で幕を開けるアルバム。かなり時代におもねったサウンドになっていて、ジャズロックアルバムであるにはあるが、チャプターⅢの様な雰囲気は後退し、むしろこのころアメリカで流行っていたフュージョンに近くなっている。そして、いよいよサウンドがキャッチーになってきて、かなり聴きやすいアルバムとなっている。サウンドは前作の延長線上にあるエッジの効いたハードロックを基調にしたジャズロックだけど、前作のあーシーなアメリカンサウンドは再び消え、スペイシーな感覚が戻ってきている。後にヒットし、アース・バンドの代表曲になった「スピリット・イン・ザ・ナイト」の持つ雰囲気でアルバムが統一されているといっても良いだろう。そして、いつになくロジャーズのギターが饒舌で、この後脱退してしまうのも何となく頷ける。なぜなら、少々バンドアンサンブルから逸脱気味だからだ。ただ、基本的にジャズロックバンドだし、手練れのマンフレッド・マン御大の運営するバンドなので、そんなモノどこ吹く風とアルバムの魅力として利用しているくらいだが、まぁ、対立の原因にはなったのだろうね。
さて、ようやく手に入ったブラッフォードの新規リマスター盤だ。まずは、ビル先生の1stソロから。こいつは買い直しだけど、改めて聴いたら凄く良かった。ジェフ・バーリンがベースで、アーネット・ピーコックがボーカル、アラン・ホールズワースがギターで、デイヴ・スチュワートがキーボードという、奇妙なメンツ(まぁ、ゲスト多数だが・・・・・・)。でも、よくよく考えるとこれは結構凄いメンツだが、メンツだけ見ると、ジャズをやるのか?ロックをやるのか良く分からない感じだ。当然逆から見ると、どちらでも対応できるというフレキシブルなマンバーということで、ビル先生の当時の立ち位置が良く分かって面白い。中身はナショナル・ヘルス時代の同僚であるデイヴ・スチュワートの色が濃く、このメンバーでのバンドとしてのまとまりは薄い。つまり、ビルとデイヴのデュオ作品でバックが豪華だよ作品ということになる。この辺もジャズ的だ。
このアルバムは今回発売の中では、買い直し品ではないモノの、レコードを持っているので、結局は買い直しというような奇妙な感覚の作品だ。さて、このアルバムは1stソロの後UKを結成し脱退した後、組んだバンドだ。メンバーは前の主要メンバーから引くことのアーネット・ピーコックだ。つまり、サウンドはUKの続きで(ということは、1stソロの続きということであるが・・・・・・)、バンドアンサンブルができあがった作品ということだ。本当に結束力が強く、一個の作品としてのまとまりの強い作品となっている。傾向として一言で表現するなら「カンタベリー派の総決算」といったところだろうか?カンタベリー出身のミュージシャンは一人もいないが、少なくともデイヴと、ビルの二人の関わったナショナル・ヘルスの系統の音をハードコア側に突き詰めたサウンドと感じるからだ。でも、4人のメンバーが対等の立場で、まさにがっぷり4つで作ったアルバムということで、聴き応えはタップリだ。
1979年の ニューヨークでのライヴのライヴ盤。これも買い直し品に当たるのだが、もう、最初に買ってから9年ぐらい経つが、いつ聴いても非常に刺激的で圧倒される。今回も改めて聴いてそう感じた。ライヴ録音ということで音は決して良くなく(それでも、放送用音源のため優秀ではあるのだが・・・・・・)、リマスターしてもたかがしれているが、それでも、かなり良い音にはなっていて個人的には大満足だ。さて、このアルバムの音源を録音した頃には既にアラン・ホールズワースは脱退していて、替わりにジョン・クラークなる無名のギタリストが加入していて、見事に代役を果たしている(ただ、アランに比べると、まだ音の粒が聞こえるし、音も太すぎるのだが、決して物まねギタリストではないので、これで十分だと思う)。このメンバーで、豪快に派手にライヴパフォーマンスをsぢてくれるの出、その記録として残っているコンポアルバムは、冒頭に書いたように「圧倒される」なのだね。
ブラッフォードの2作目。ギターはジョン・クラーク。このアルバムも買い直し。という基本情報はこのくらいにして、このアルバムの特徴はなんといってもボーカルだ。リマスター効果で歌がはっきりと聞き取れるようになり、非常に聴きやすくなった。で、このアルバムの持つ、カンタベリー系の音作りが非常に分かりやすくなった。アメリカンフュージョンとかその辺の影響もあったりして、色々こちらも思うところがあるのだが、やはり、素直にポップで面白いアルバムだということにしておこう。最後の「ランズ・エンド」はナショナル・ヘルスのファンはニヤリと出来るような曲になっているね。
舌の根も乾かぬうちに、また注文してしまった。
だって、安かったんだもん・・・・・・。
ということで、前にも書いたのだが、ベームのシューベルト交響曲全集が安く出ていたので買ったということだ。
いやぁ、欲しいモノが沢山だ・・・・・・。そのどれもを手に入れていることになるけど、まぁ、これくらいの贅沢はたまにしても良いだろう。・・・・・・、と思う。
それはよいとして、本質的な話に移ると、今回のシューベルトの交響曲全集で、主要な作曲家の交響曲全集は一通り揃ったように思う。後はまぁ、サバリッシュのシューマン交響曲全集とか、マゼールののブラームス交響曲全集とか、テンシュテットのマーラー交響曲全集とか、2周3周目に入った様相を呈してきた。実はベートーヴェンの良い全集を探していて、今持っているイセルシュテットと、フルトヴェングラーの全集以外で、違った傾向で面白そうなモノを探している。
アンセルメかなぁ・・・・・・。
などと考えているが、良くまだ吟味もしてみないとね。
またまた話が逸れたが、とにかく、ベームのシューベルト楽しみに待っています。ベルリンフィルとの濃厚なサウンドが期待大だからね。とにかく録音期間が長く、1970年代に入ってからのはあまり期待できないけど、60年代前半のはかなり期待できそうだからね。
昨日に引き続き、今日もHMVにてCDの注文をした。先月がぐっと抑え気味の買い物だったので、今回は増えてしまった。今日ので約1万円だ。
現在注文中でまだ届かないのやら発売前やらが1万円弱あるので、計2間年くらいが今月の買い物ということになる。こうなると来月はまたぐっと少なくなることは必死なのだが、まぁ、それはそれとして、今日の注文分を書いておこう。
今回も箱ばかりで、まずはブレンデルのピアノにレヴァイン指揮シカゴ響の伴奏によるベートーヴェンピアノ協奏曲全集だ。実は、こいつは今日HMVにて大安売りをしていて、2100円強という安価で手にはいることから一も二もなく注文と。とにかく視聴していて凄く惹かれるモノがあって、現在手持ちのバックハウス、イセルシュテットのとはひと味違う演奏が楽しめそうなので購入ということになったんだね。
続いては、ザンデルリンクのブラームスの交響曲全集。これはこの前発売になったときからずっと欲しかったモノなんよね。ブラームスは沢山持っているけど、これはさらに違う個性ということで、楽しめそうなんだよね。CD自体は非常に高価だけど(4枚組で4000円弱)、
そして、ヨッフムのブルックナーの交響曲全集。これは・・・・・・、ついでといえば、ついでだけど・・・・・・、前にバレンボイムのブルックナー全集を買ったときに本当のターゲットはこれだったんだね。ところが、替わりに買ったバレンボイムが非常に良くて、このヨフッムのは後回しになっていたんだね。そんなわけで、ようやくの注文ということになる。
まぁ、楽しみに待っていようということにしておいてくれ(笑)。多分、クラシックは今月はこれで終わりだから・・・・・・。
さて、6月に入ったということでCDの注文をした。今回はHMVにて上記のCDの注文だが、実はこのCDは新譜注文なんだね。発売は6月15日で、これから出るやつということになる。しかし、結構値段は安く、10枚組の箱で4790円と非常に安価だ。
安価すぎてとんでもないモノかと思いきや、これがなかなか垂涎な内容だったりする。ようは、オイストラフのライヴ録音のコンチェルト集なのだが、バックの伴奏がコンドラシン、ムラヴィンスキー、ロジェストヴェンスキー、ザンデルリング、ガウクなどという超豪華な顔ぶれ。いやが追うにも期待大の・・・・・・、というか、楽しませてくれそうなボックスセットだ。
コンピレーションの作成は今や廉価盤レーベルとして名高き存在となったBrilliant Classicsで(ここは私も数点持っているが、非常に質の高い作品を安価でリリースしてくれる、私のようなケチな人間にとって非常にありがたいレーベルだ)、安心して買うことが出来るのがうれしい。
そんなわけで、楽しみに待っていよう。