CD REVIEW 142    
2枚組特集。

あくまで経験則なのだが、2枚組の場合1枚目の方が良い場合が多い。単純に先に聴くからとか、2枚目は途中で飽きるからとかあるけれど。好きな曲がどっちに入ってるかにもよるところは大きいかな。 1枚ものでも全部良いと思うことは稀だが、2枚組となるとなお更。さて、今回紹介の3枚(6枚)はどうでしょうか? 


THE CONCERT FOR BANGLA DESH
ESCA 5470〜1 EPIC/SONY

DISC 1
TRACK 1 「GEORGE HARRISON/RAVI SHANKAR INTRODUCTION」
TRACK 2 「BANGLA DHUN」
TRACK 3 「WAH-WAH」
TRACK 4 「MY SWEET LORD」
TRACK 5 「AWAITING ON YOU ALL」
TRACK 6 「THAT'S THE WAY GOD PLANNED IT」
TRACK 7 「IT DON'T COME EASY」
TRACK 8 「BEWARE OF DARKNESS」
TRACK 9 「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」

DISC 2
TRACK 1 「MEDLEY:JUMPIN' JACK FLASH/YOUNGBLOOD」
TRACK 2 「HERE COMES THE SUN」
TRACK 3 「A HARD RAIN'S GONNA FALL」
TRACK 4 「IT TAKES A LOT TO LAUGH, IT TAKES A TRAIN TO CRY」
TRACK 5 「BLOWIN' IN THE WIND」
TRACK 6 「MR. TAMBOURINE MAN」
TRACK 7 「JUST LIKE A WOMAN」
TRACK 8 「SOMETHING」
TRACK 9 「BANGLA DESH」

こういうチャリティーもののアルバムって、出た当時はその収益金をそれなりの機関とかに寄付したりするんだろうけど、リリースから何年も経って再発されたアルバムの売り上げとかは誰に入るのだろう?「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」ではクラプトンがギターで参加してます。この当時はほとんどステージに出てなかったらしい。「MEDLEY:JUMPIN' JACK FLASH/YOUNGBLOOD」はレオン・ラッセル。ボトムライン(名古屋)で見たことありますが、その時にピアノ一本でやった「JUMPIN' JACK FLASH」はカッコ良かった。DISC 2のTRACK 3-7はボブ・ディラン(唄、ハモニカ、アコギ)、レオン・ラッセル(ベース)、ジョージ(エレキ)、リンゴ(タンブリン)というメンバーによるものです。
#他にも参加してると思うけどね。

1枚目と2枚目では、いい勝負ですね。


Remasters / LED ZEPPELIN
AMCY-168〜9

DISC 1
TRACK 1 「COMMUNICATION BREAKDOWN」
TRACK 2 「BABE I'M GONNA LEAVE YOU」
TRACK 3 「GOOD TIMES BAD TIMES」
TRACK 4 「DAZED AND CONFUSED」
TRACK 5 「WHOLE LOTTA LOVE」
TRACK 6 「HEARTBREAKER」
TRACK 7 「RAMBLE ON」
TRACK 8 「IMMIGRANT SONG」
TRACK 9 「CELEBRATION DAY」
TRACK 10 「SINCE I'VE BEEN LOVING YOU」
TRACK 11 「BLACK DOG」
TRACK 12 「ROCK AND ROLL」
TRACK 13 「THE BATTLE OF EVERMORE」
TRACK 14 「MISTY MOUNTAIN HOP」
TRACK 15 「STAIRWAY TO HEAVEN」

DISC 2
TRACK 1 「THE SONG REMAINS THE SAME」
TRACK 2 「THE RAIN SONG」
TRACK 3 「D'YER MAK'ER」
TRACK 4 「NO QUARTER」
TRACK 5 「HOUSE OF THE HOLY」
TRACK 6 「KASHMIR」
TRACK 7 「TRAMPLED UNDER FOOT」
TRACK 8 「NOBODY'S FAULT BUT MINE」
TRACK 9 「ACHILLES LAST STAND」
TRACK 10 「ALL MY LOVE」
TRACK 11 「IN THE EVENING」

4枚BOXと一緒に出た2枚組ベスト。とりあえずこっちでいいやってことで4枚BOXは未入手。のちにコンプリートBOXを買ったから関係ないんだけど。それにツッペリンのコレクターでもないしね。

1枚目と2枚目では、1枚目の勝ち。理由:わかり易いから。


BACKTRACKIN' / ERIC CLAPTON
P58W 20005/6

DISC 1
TRACK 1 「I SHOT THE SHERIFF」
TRACK 2 「KNOCKIN' ON HEAVENS DOOR」
TRACK 3 「LAY DOWN SALLY」
TRACK 4 「PROMISES」
TRACK 5 「SWING LOW SWEET CHARIOT」
TRACK 6 「WONDERFUL TONIGHT」
TRACK 7 「SUNSHINE OF YOUR LOVE」
TRACK 8 「TALES OF BRAVE ULYSSES」
TRACK 9 「BADGE」
TRACK 10 「LITTLE WING」
TRACK 11 「LAYLA」

DISC 2
TRACK 1 「COCAIN」
TRACK 2 「STRANGE BREW」
TRACK 3 「SPOONFUL」
TRACK 4 「LET IT RAIN」
TRACK 5 「HAVE YOU EVER LOVED A WOMAN?」
TRACK 6 「PRESENCE OF THE LOAD」
TRACK 7 「CROSSROADS」
TRACK 8 「ROLL IT OVER」
TRACK 9 「CAN'T FIND MY WAY HOME」
TRACK 10 「BLUES POWER」
TRACK 11 「FURTHER ON UP THE ROAD」

クラプトン入門用に買った一枚です。これで初めてクラプトンをちゃんと聴いたので、これこそがクラプトンと思ってる部分が多々あります。動物の赤ちゃんが、産みの親でなく育ての親を本当の親と思うようなもので。ライブで「シドンライ シドンライ シドンライ コケイン」と叫んだことはありませんか?私はあります。 「LITTLE WING」は、こっちを先に聴いてから本家(ジミヘン)を聴いたので、えらいあっさりしてるなって思ったものでした。でもさ、カバーって中途半端じゃダメだよね。そういう意味じゃクラプトンがカバーした数々の曲達はバッチリです。ジャパニーズのミュージシャンもカバーを決めればいいのに。そう思いません?オリジナルに固執しすぎ。

1枚目と2枚目では、1枚目の勝ち。理由:レイラが入ってるし、絶妙の選曲(曲順をふくめて)だから。


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