CD REVIEW 335
EARLY DAYS / HOUND DOG
SRCL-4536 SONY RECORDS

ソニー時代の未発表音源が満載のBOXが2001年4月25日に発売されることになった。 というわけで、聴いてもいないのに収録曲一覧だけを見ながらのCD REVIEW。 なんか見てたらワクワクしちゃったもんで。

DISC 1 シングルズ
TRACK 1 「嵐の金曜日」
TRACK 2 「Welcome to The Rock'n Roll show」
TRACK 3 「おまえはB-88」
TRACK 4 「Rock 'n Roller」
TRACK 5 「おちょくられた夜」
TRACK 6 「We are HOUND DOG」
TRACK 7 「スクール・デイズ」
TRACK 8 「RAINY LADY GOOD-BYE(Miss Mに捧ぐ)」
TRACK 9 「浮気な、パレット・キャット」
TRACK 10 「PIN UP GIRL」
TRACK 11 「涙のBirthday」
TRACK 12 「Oh! スキャンダル」
TRACK 13 「STILL!」
TRACK 14 「FENを聞きながら」
TRACK 15 「Please Please Please」
TRACK 16 「Midnight Boogie」
TRACK 17 「グッバイ・ドリーマー」
TRACK 18 「今夜ハートで」
TRACK 19 「ff(フォルティシモ)」
TRACK 20 「ダンスでロマンス」

DISC 2 シングルズ&名曲ピックアップ
TRACK 1 「ROCKS」
TRACK 2 「Long Way Home」
TRACK 3 「DIAMOND EYES」
TRACK 4 「クリスティ」
TRACK 5 「Knock Me Tonight」
TRACK 6 「Bad Boy Blues」
TRACK 7 「Rock'n Roll Lariat」
TRACK 8 「だから大好き、ロックンロール」
TRACK 9 「アフター・コンサート」
TRACK 10 「Give me a chance」
TRACK 11 「サンセットロード」
TRACK 12 「ラスト・ヒーロー」
TRACK 13 「夏のエンジェル」
TRACK 14 「ラスト・シーン」
TRACK 15 「OUTSIDER」

DISC 1全てとDISC 2のTRACK 7までで、CBS/SONY時代にリリースされたシングル盤および12インチシングルのA面およびB面を完全網羅している。オリジナルアルバム未収録でも、過去にリリースされたベスト盤などでCD化されているので、特に目新しさはない。DISC 2の残りの8曲はソニー時代のスタジオ録音アルバムから各1曲づつピックアップされたもので、これも特にどうってことはない。

DISC 3 未発表ライブ音源
TRACK 1 「Welcome to The Rock'n Roll show」
TRACK 2 「だから大好き、ロックンロール」
TRACK 3 「ナイト・トレイン」
TRACK 4 「グッド・ヴァイブレーション」
TRACK 5 「ライム・ライト」
TRACK 6 「スターダスト」
TRACK 7 「Punky Girl」
TRACK 8 「PIN UP GIRL」
TRACK 9 「Dance Music」
TRACK 10 「Baby Blue」
TRACK 11 「Rock'n Roller」
TRACK 12 「Last Night Last Time」
TRACK 13 「グッバイ・ドリーマー」
TRACK 14 「あ・き・ら・めNITE」
TRACK 15 「Hey Brother」

DISC 3では、初期のメンバー時代のライブ音源を収録。TRACK 1と2は、デビュー直後のファーストツアーの最終日からの音源。

TRACK 3から12までは1982年の日比谷屋音でのライブを収録。つまり「Roll Over Tour Tokyo」から漏れた音源ということになるわけで、両方で完全形となるということか?

TRACK 13と14は1984年の神戸でのライブ音源。TRACK 15は初期のメンバーの最後のライブからの音源。ただし、ベースの海藤節生氏は抜けていた後なので、初期メンバー6人の最後というわけではなさそうだ。

DISC 4 未発表音源&未発表ライブ音源&Remix音源
TRACK 1 「SONGS」
TRACK 2 「ff(フォルティシモ)」
TRACK 3 「Danger」
TRACK 4 「Magic」
TRACK 5 「涙のBirthday」
TRACK 6 「Knock Me Tonight」
TRACK 7 「ラスト・ヒーロー」
TRACK 8 「Long-Good Bye」
TRACK 9 「ff(フォルティシモ)〜2001 WANOMI Remix version〜」
TRACK 10 「嵐の金曜日 〜2001 WANOMI Remix version〜」
TRACK 11 「BABY COME BACK」
TRACK 12 「飛び出せハニー・ハッシュ!」
TRACK 13 「NA・NA・NA」
TRACK 14 「SONGS」

DISC 4の1曲目は、1983年の武道館ライブからの音源で、長年幻の名曲と言われつづけた「SONGS」が収められた。今となっては、別のライブバージョンが既発VIDEOに収められていて、ライブ以外でも聴けるので有り難味がないのだが、CD化という意味では初めてとなる。また、この曲がリリースされたことで、「STEPPING WOLF」が完全な形となる。

TRACK 2からTRACK 8までが、1986年の日本武道館5daysからの音源で、私が見に行った2/20のものが中心となっている。当時、東京FM系でやっていた番組(NISSIN POWER STATION)で、この時のライブの模様がON AIRされたが、この日にちのものだったかは記憶が定かではない。

TRACK 9は「ff(フォルティシモ)」のリミックスバージョンだが、鮫ちゃんのベースとブッチャーのドラムが録り直しされているので、ちょっと印象が変わるかもしれない。なんか、ベースがうなってそうだ。

TRACK 11から13までがスタジオ未発表曲で、これらが目玉と言えるだろう。特に「飛び出せハニー・ハッシュ!」に期待大である。ただし、この曲が「BRASH BOY」に入っていたら、あのアルバムの印象も変わっていただろう。曲はともかく、タイトルが浮いてるもんな。

最後の「SONGS」は1981年2月にスタジオ録音されたデモバージョンで、これにたけちゃんのギターがオーバーダブされてさらにMIXされている。こんな形で「SONGS」がリリースされるとは夢にも思わなかった。

DISC 5 DVD映像
TRACK 1 「サンセットロード」
TRACK 2 「トラブル・メーカー」
TRACK 3 「浮気な、パレット・キャット」
TRACK 4 「RAINY LADY GOOD-BYE(Miss Mに捧ぐ)」
TRACK 5 「おちょくられた夜」
TRACK 6 「涙のBirthday」
TRACK 7 「Hot Line」
TRACK 8 「ファニー・フェイス」
TRACK 9 「Sake To Me」
TRACK 10 「だから大好き、ロックンロール」
TRACK 11 「嵐の金曜日」
TRACK 12 「今夜ハートで」
TRACK 13 「Knock Me Tonight」

DISC 5はDVD映像ということで、詳細がわからないのでホントに想像の域を出ないのだが、 収録されている曲からすると、過去にリリースされたLIVE VIDEOからの焼き直しという感じがする。 VIDEOクリップという感じではなさそうだ。<20010131>


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