石勝線・根室本線の列車(益田山俯瞰・新夕張〜トマム)

益田山俯瞰  2004年7月2日

トマム〜東追分  2004年7月4日

 7月2日は新得温泉に宿泊、定番の益田山頂上からの俯瞰、3日は帯広みどりヶ丘温泉に宿泊、根室本線の音別再撮影、4日は日高沙流温泉キャンプから占冠、トマムへ行き新夕張から夕張、追分に向かう。

益田山俯瞰(石勝線・根室本線共用区間) : 新狩勝信号所〜広内信号所・広内信号所〜西新得信号所

石勝線 : 占冠〜東占冠信号所・滝ノ沢信号所・楓信号所・楓〜新夕張・川端〜東追分


スーパーとかち1号(新狩勝信号所〜広内信号所)

  益田山からの展望、写真中心に下りスーパーとかち1号、白いビニールハウスのようなのが2つある所が広内信号所。根室本線狩勝峠の図がこの付近の立体図、この図にある「根室本線新線」の「本」の字の左側が益田山である。時刻表にある形のように線路が狩勝高原を延びており防風林と牧草地の中を走る。左方向が新得の町、狩勝峠。 2日晴 9:41撮影。


スーパーおおぞら2号(広内信号所〜新狩勝信号所)

  益田山の下はトンネルになっており上り列車は足元に来てトンネルに突入、トンネルを抜けた列車は新狩勝信号所を通り、新狩勝トンネルに入りトンネル出口の上落合信号所で線路は石勝線と根室本線に分岐する。2日晴 9:48撮影。


スーパーおおぞら4号(広内信号所〜新狩勝信号所)

 列車は1時間に3〜4本通過して行く、石勝線は特急しか走らず、また根室本線は普通しか走らないが本数が少ないので特急がほとんどである。2日晴 10:42撮影。


スーパーおおぞら3号(広内信号所〜新狩勝信号所)

  左上の黒い点々は牛、トラックに乗って運ばれて来た牛は牧草地に広がって行くが、ひとつの塊で動いて行く。2日晴 10:58撮影。

  11〜12時までは通過する列車が無いので、ラーメンを食べて少し昼寝をした、高原の風が気持ち良い。


2432D普通列車(広内信号所〜新狩勝信号所)

  普通列車がやって来た帯広発滝川行2432D、この区間は石勝線と根室本線の共有区間であり普通列車は新狩勝トンネルを出ると右に分岐し富良野を目指す。2日晴 11:50撮影。


スーパーとかち6号(広内信号所〜新狩勝信号所)

  特急は新狩勝トンネルを出ると左に分岐しトマム、占冠、新夕張、追分、札幌へと向かう。2日晴 12:16撮影。


とかち3号(新狩勝信号所〜広内信号所)

  スーパーで無い「とかち」は石北本線の「オホーツク」と同車輛のようだが、札幌側の先頭車両は貫通型になっている。(函館本線の北斗も同様) 2日晴 12:27撮影。


2429D普通列車(広内信号所〜新狩勝信号所)

  DJ誌7月号に掲載された「北海道一の長距離鈍行」で、運転距離は308.4Km、旭川9:38発 釧路17:23着 約8時間の行程。益田山を12:33に通過、釧路まであと5時間もかかる。2日晴 12:33撮影。


スーパーおおぞら5号(広内信号所〜西新得信号所)

  ここでの撮影も飽きて来たので、貨物列車が来るまで高原を散策、広内信号所近くのコンクリート橋へ行く、ここには掲示板で見た防風柵が出来ていた。列車の「おおぞら」の名のように大きな青い空が広がる。 2日晴 13:31撮影。


とかち8号(広内信号所〜新狩勝信号所)

  石勝線は本土?では考えられない路線である。沿線は極めて人口密度が低く駅の数より信号所の方が多く、道央と道東を短絡する目的の為だけに存在する路線で1981年開通の新しい路線である。 2日晴 14:31撮影。


スーパーおおぞら7号(広内信号所〜新狩勝信号所)

  石勝線は一時バブル期に建設された超高層ホテルが四棟立つリゾート地「トマム」、鬼峠、ニニウで有名な「占冠」、北海道の黒いダイヤ石炭の「新夕張」「追分」と北海道の長い開拓時代からの歴史を感じる地域が多い。2日晴 15:40撮影。


とかち2号(占冠〜東占冠信号所)

  占冠を過ぎR237から道道136号へ入り林道の跨線橋から上り「とかち2号」を撮影、写真の奥のシェルター向こうに青いコンテナが見える、東占冠信号所で下り貨物が先に到着し、この列車と交換のため停車している。4日晴 7:49

  この場所はトマム川沿いで、渓流釣りの人、フキ採りの人が居られた。林道もフキや雑草に覆われている。列車待ちで軽四のフキ採りの人と話をしたが、このあたりは熊が多く爆竹を鳴らしてから作業をするらしい、鈴ぐらいでは逃げないと聞かされる。フキは漬物にするそうだ。


スーパーとかち1号(滝ノ沢信号所〜ホロカ信号所)

  車で走っていると気に入った所が見つかったので撮影。道東道の工事予定地の斜面を登り俯瞰する、写真の右の道道を走る車は少なく列車の音だけが響く。ここより占冠寄りは既に工事が始まっており、ここも間もなく工事が始まる模様。4日晴 9:23 


スーパーとかち7号(楓信号所〜新夕張)

   夕張の石炭歴史村からの帰りR452を走っていると長大なコンクリート橋があり撮りたいと思い、スーパーとかち7号を撮影。4日晴 16:52


スーパーおおぞら9号(川端〜東追分)

   石勝線の直線定番の川端から追分に向かう途中の跨線橋から、もう少し夕方の方が良かったが予定が…。4日晴 18:17

  


熊出没注意の標識(滝ノ沢信号所)

  スーパーとかち6号が通過する滝ノ沢信号所付近、道道136号には熊出没注意の標識がいくつか立っている。周辺に民家など無く北海道らしくない山の中の道。この辺りは北海道でも人口密度が最も低い地域。4日晴 12:34。


楓駅の現在

   今年3月に廃止された楓駅を通過するスーパーおおぞら7号。今は信号所になっており(前から駅と言うより信号所であった)変わった事は、写真のように駅名標が取り外されたことのみ、前回冬の同場所撮影トマムサホロ・スキーエクスプレス後追い(楓駅)と同じアングル。4日晴 15:00


普通列車 2638D(夕張)

  石勝線の盲腸線である夕張線の終点「夕張駅」、ここには「石炭の歴史村」がありかつての繁栄時代を見る事ができ、坑道体験、遊園地、温泉…等もある。4日晴 16:19


   

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