アベマキ Q.Variabilis
(ブナ科コナラ属)
兵庫県養父郡大屋町中法仙寺
国指定天然記念物1997年12月23日
クヌギに似た落葉高木。樹皮は灰黄色で、縦に深く裂け、コルク層がよく発達する。広島県を主として岡山、鳥取両県で栽植し、コルクをとる。質はコルクガシよりも劣るので、砕いて圧縮し、コルク板として利用する。樹齢15年以上の木から、約15年に1回、厚さ約2センチのコルク層が取れる。
口大屋の大アベマキ
幹周 445p 高さ 16m 推定樹齢 450年大アベマキの全景
大屋町樽見から上山へ入る道を「大アベマキ」の指導標に従って行くと上山高原に出る、道は細くなりしばらく未舗装の道を走ると「大アベマキ」の標識の所へでる。ここからアベマキのある所まで「下り350m」の標識がある。この木は写真のように山の斜面に生えている。
撮影日 1997年12月23日
大アベマキを近くに見る
写真のようにアベマキには空洞があり、大きな穴が空いている。白い杭と左手前の石碑は記念碑である。